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第十三章 現実逃避のバカンス

135.膣内洗浄2※

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 覚悟を決めて、歯で舌を噛もうとしたら、必死に力を込めている膣口が緩んで、ぐぶぅっ……と大きな音が上がってしまった。

「ああっ♡」
 どろりとゼリーが溢れ出てしまって、慌てて下腹部に力を込め直す。

 ああ、やっぱり死ぬほど恥ずかしい。
 俺のおまんこから出たゼリーがボトンとたらいに落ちる様子に人々は「おおっ」とか「うわぁ」とかいろいろな感情の声を上げていた。

 舌を噛んだらその瞬間に力の抜けた膣からゼリーが一気に出てしまいそうで、舌を噛むというのは賢明ではないと気付いたのだ。そんなことをしたら大恥をかきながら死んでいくことになる。

「はぁっ……♡ ……はぁ……♡ ……はぁ……っ♡」
 両胸の乳首もクリトリスもツンツンに尖って俺の呼吸に合わせて震えている。

 気持ちの上ではこんな場所で痴態を晒すまいとこらえているが、俺の体はもうゼリーを吐き出したくてたまらず、頭もくらくらしてきた。
「……くそぉ……♡」

 観衆たちは必死に耐えている俺の表情とヒクつく秘部を楽しそうに眺めていた。
 昨日も一昨日もそうだがこんな見世物みたいな扱いを受けるのは俺の人生ではないことだった。
 いつだって俺は憧れや羨望の眼差しを国民から受けて生きてきたというのに……。

 でも、恥ずかしいおまんこや尻の穴を丸出しにしているこんな屈辱的な状況の中で、俺の体が興奮しているのも事実だった。

 俺の性器は漏れ出したゼリーではないぬるぬるの液体がひっきりなしに溢れ出ていた。
 見られて興奮している!? この俺が……!?

 パンパンな腹はもう限界だった。クリトリスも乳首も極限まで勃起して震え、背筋がゾクゾク痺れた。
 早く出したい欲求が押し寄せてきて、我慢できない。

「さあ、遠慮なさらず体の奥の毒素ごとぶちまけてください。すっきりしますよ」
 島民の男はなかなか出さない俺に痺れを切らして、ピンピンに尖った陰核を指でギュッと摘まみ上げた。

「あっ、……ああっやめろ!!!」
 多くの人に見られている目の前で、膣口が緩んだ。

「……うああっ……く、くそっ♡♡」
 力を入れ直そうとしたが手遅れだった。
 一度広がり始めたそこを閉じることなど出来ず、ブジュ、ブジュ、ブジュ……と音を立てながらゼリーが噴き出してしまった。

 ボトボトと金属製のたらいにゼリーが落ちる音が響く。

「あああっ♡♡」
 我慢していた分、固形物のゼリーが穴を押し広げて膣の中を駆け抜けて出ていく快感がたまらなく気持ちいい。
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