【BL】カントボーイ~気高き王太子のアソコが女の子になっちゃった~【R-18】

衣草 薫

文字の大きさ
上 下
122 / 142
第十三章 現実逃避のバカンス

122.足への愛撫※

しおりを挟む
 コテージの部屋でルークはグラスにシャンパンを注いでくれた。
 俺は部屋のプライベートプールに浸かりながらその様子を眺めていた。

 間接照明に照らされるルークの筋肉の陰影が美しい。そういえばこいつの裸って今まで見たことがなかったなと気がついた。そして、どうしても前掛け一枚の股間に目が行ってしまう。小さくて薄い布は、ルークの立派な男性器の存在感を隠せていない。

「……っ……♡」
 ふっくらとした布の膨らみに俺はゴクッと喉を鳴らした。

 水から上がり、バスタオルに身を包んだ。部屋の中央の大きなベッドの方へ歩いていく。

「おやすみになられますか? では私はこれで」
 ルークは隣の部屋へ続くドアへ向かおうとした。
 セレブリティーばかりが利用するというこのコテージには、主人の部屋とは別に使用人用の控室が設けられていた。

「待て……」
 俺は覚悟を決めてバスタオルをひらりと脱ぎ捨てた。

 ベッドへ仰向けに寝そべると、もうどうにでもなれとやけのような感情で片足を折り曲げて、むき出しの局部をルークの方へ向けた。
 興奮と期待に震えて、俺のクリトリスはツンツンに尖り、ビクビク震えている。

 振り返ったルークは俺のあられもない姿を見て、絶句していた。

「早く……、来い……♡」
 もどかしくなって催促してしまった。言ってから恥ずかしくなって、言わなければよかったと後悔した。

 気まずくて目を泳がせているとルークは戻ってきてベッドの前に跪いた。
「シュライフェ様……」
 俺の伸ばしている片足のつま先を丁寧に掴んだ。何をする気だろうと思っていたら、ルークは何の迷いも見せずに俺の足へ頬を押しつけた。

「……何をっ♡」
 動揺する俺をよそに、愛おしそうに俺の足の甲へ頬擦りをする。
 そしてつま先へ口づけした。柔らかく温かな唇の感触とちゅ……っと艶めかしいキスの音に、俺の体の奥が痺れた。

 陰核がきゅんと震えて、膣口からくぷっと泡立つような音の漏れたのがルークにも聞こえてしまっただろうか。

 ルークの唇が俺の足の親指をぬるりとしゃぶった。
 ねっとりとした頬の内側や舌に包まれ、ぬるぬると愛撫される。

「……っ……♡ よせっ……♡♡」
 こそばゆくて腹に力を入れると、その度に興奮に濡れたおまんこがくぷくぷと恥ずかしい音を上げながら愛液を吹いてしまう。

「んほおっ♡ もう、やめろっ♡♡」
 指の間や足の裏に舌を這わされて、俺はベッドの上で背中を仰け反らせた。

「んおおおっ……♡」
 身を震わせるたびに膣口から卑猥な音と汁が漏れてしまう。
 ルークはそんな俺の反応を見ながら愛撫を続けた。
しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

4人の兄に溺愛されてます

まつも☆きらら
BL
中学1年生の梨夢は5人兄弟の末っ子。4人の兄にとにかく溺愛されている。兄たちが大好きな梨夢だが、心配性な兄たちは時に過保護になりすぎて。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

身体検査

RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、 選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。

捜査員達は木馬の上で過敏な反応を見せる

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

処理中です...