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第十一章 鏡の秘密
99.俺のモヤモヤ※
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「おほぉんっ……♡♡」
偽ペニスを何度も引っ張って緩めて、キュンキュンと扱いているうちにじれったくなり、ひと際強く引っ張った。
「ああっ♡」
陰核が限界まで伸びてビクビクと痺れた。
「あはあああっ♡♡ イ、イクゥ♡♡♡」
……チュポンッ! という大きな音を上げながら作り物の男根がクリトリスから外れ、俺は体を震わせて甘イキした。
「……っ、……はぁ……♡ はぁ……♡」
偽ペニスから引き抜かれたクリトリスは衝撃の余韻でビクビクと震えていた。
気持ちよかった。でもなんだかすっきりしない。心がざわざわして満たされないのだ。
ルークはどうして俺の部屋を覗き見ていたのだろうか。従者として俺を見守るためだと言っていたが、鏡にあんな細工までして……。
やっぱりルークはこの国がかつて滅ぼした民族の生き残りなのだろうか? 俺を暗殺する機会をあの鏡越しに虎視眈々と狙っていた……?
いや、それはなさそうだ。俺は毎晩この部屋でゆっくり眠っていたのだからそれなら今までいくらでもチャンスがあったはずだ。奴の目的は暗殺じゃないのだろう。
もしかしてルークは俺のことがずっと好きだったりして。いくら仕事とはいえ、普通嫌いな奴の部屋なんて四六時中覗いていたくないじゃないか。おまけに俺はあの鏡の前で散々あられもない姿を晒してきたのだから、嫌いな奴のそんな姿は見るに堪えないだろう。だからルークは好きで俺のことを覗き見ていたんじゃないか……?
そう思うと思わず顔がにやけてしまう。
今頃ルークはどうしているだろうか。自分の部屋へ戻って鏡越しに俺の様子を見ているだろうか。
それともまさか晩餐会の会場に残ってハンナと一緒にいるのだろうか。ハンナに笑みを向けるルークの表情を思い出して俺の胸が痛んだ。
自分でついてくるなと言ったくせに、ルークをハンナのいる会場に置いてきたことが今更ながら悔やまれた。二人で楽しく後片づけをしていたりして……。
ハンナの存在を気にし始めてからストレスで俺は近頃、余計にイライラしている。むしゃくしゃして欲求不満なのだ。
愛液に濡れた膣口が刺激を求めて、クパッ……と音を立ててヒクついた。
「……くそっ……♡」
腹の奥が熱くておかしくなりそうだ。
俺は偽ペニスを掴んで、ベッドを出た。
そしてあの鏡の前のアンティークチェアへ腰掛けた。ルークが部屋にいるなら、この俺の姿は丸見えのはずだ。
民族衣装のミニスカートのヒザを軽く広げた。下着を身につけていない、甘イキしたばかりでぬらぬらとしたお股が、スカートの陰で見えるか見えないかぎりぎりのところだ。
偽ペニスを何度も引っ張って緩めて、キュンキュンと扱いているうちにじれったくなり、ひと際強く引っ張った。
「ああっ♡」
陰核が限界まで伸びてビクビクと痺れた。
「あはあああっ♡♡ イ、イクゥ♡♡♡」
……チュポンッ! という大きな音を上げながら作り物の男根がクリトリスから外れ、俺は体を震わせて甘イキした。
「……っ、……はぁ……♡ はぁ……♡」
偽ペニスから引き抜かれたクリトリスは衝撃の余韻でビクビクと震えていた。
気持ちよかった。でもなんだかすっきりしない。心がざわざわして満たされないのだ。
ルークはどうして俺の部屋を覗き見ていたのだろうか。従者として俺を見守るためだと言っていたが、鏡にあんな細工までして……。
やっぱりルークはこの国がかつて滅ぼした民族の生き残りなのだろうか? 俺を暗殺する機会をあの鏡越しに虎視眈々と狙っていた……?
いや、それはなさそうだ。俺は毎晩この部屋でゆっくり眠っていたのだからそれなら今までいくらでもチャンスがあったはずだ。奴の目的は暗殺じゃないのだろう。
もしかしてルークは俺のことがずっと好きだったりして。いくら仕事とはいえ、普通嫌いな奴の部屋なんて四六時中覗いていたくないじゃないか。おまけに俺はあの鏡の前で散々あられもない姿を晒してきたのだから、嫌いな奴のそんな姿は見るに堪えないだろう。だからルークは好きで俺のことを覗き見ていたんじゃないか……?
そう思うと思わず顔がにやけてしまう。
今頃ルークはどうしているだろうか。自分の部屋へ戻って鏡越しに俺の様子を見ているだろうか。
それともまさか晩餐会の会場に残ってハンナと一緒にいるのだろうか。ハンナに笑みを向けるルークの表情を思い出して俺の胸が痛んだ。
自分でついてくるなと言ったくせに、ルークをハンナのいる会場に置いてきたことが今更ながら悔やまれた。二人で楽しく後片づけをしていたりして……。
ハンナの存在を気にし始めてからストレスで俺は近頃、余計にイライラしている。むしゃくしゃして欲求不満なのだ。
愛液に濡れた膣口が刺激を求めて、クパッ……と音を立ててヒクついた。
「……くそっ……♡」
腹の奥が熱くておかしくなりそうだ。
俺は偽ペニスを掴んで、ベッドを出た。
そしてあの鏡の前のアンティークチェアへ腰掛けた。ルークが部屋にいるなら、この俺の姿は丸見えのはずだ。
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