【BL】カントボーイ～気高き王太子のアソコが女の子になっちゃった～【R-18】

第六章 魔法の薬

４２．足を絡めて※

「……はぁっ、……はぁ……っ」
　ルークは息を荒げ、うっとりと俺の顔を見つめながら、夢中で腰を振っていた。

　太くて硬いルークの怒張が、ズボズボ、ズボズボと大きいストロークで抜き差しされ、俺の熱い肉癖の入口から最奥までを荒々しくかき乱す。

「あぁっ♡♡　……んはぁぁっ♡♡」
　もう、イキそう……っ♡♡♡

　快感のあまり俺のクリトリスはビクビク痙攣し、体内の肉棒をミチミチ締め上げた。
「……ッ……！」
　性器を引き抜こうとするルークの腰へ俺は足を絡めた。

「シュライフェ様……っ、いけませんっ……」
　狭い膣の中でルークの猛りがビクビク震えている。射精しそうとわかっていて、俺はこいつを引き留めたのだった。
「うるしゃぃっ、……おれに、歯向かうなっ！」

「……っ」
　腰を押さえつけられたルークは観念して、限界まで膨張しているペニスで俺の最奥をトントンと打ちつけた。
　おぉん……っ♡　奥、しゅごいっ♡♡　気持ち良すぎておまんことろけそうっ♡♡

「ッああはぁあ……っ♡♡　イ、イクゥ……♡♡♡」
　おかしくなりそうな快感に体を強張らせて、目の前をチカチカさせながら俺は果てた。

「……ッンン……っ！」
　激しく締め上げられたルークの怒張が最奥で熱を弾けさせた。

「……っあはぁっ♡　なかで、でてるぅ……っ♡♡♡」
　俺は斜め上の天井の辺りをぼんやり見ながら、だらしなく口の隅からよだれを垂らし、体の奥へ精液を注がれる感覚に酔った。

「……っ♡　……んっ……♡♡　……っ……♡」
　絶頂の余韻に俺の体が勝手にピクピクと震えていた。

　ああ、満足した……♡♡

　……っはぁ、……はぁっ……、……っはあ……。
　お互いの呼吸だけが静かな部屋に響いていた。

　少しの沈黙の後、ルークが俺のナカからずるりと男根を引き抜いた。
　栓がなくなるとすぐ、注がれたばかりの温かな液体が逆流し始め、絶頂の余韻で震える膣口からトプトプと溢れ出した。

　俺の女性器から自分の精液が噴き出すのを見て、ルークはゴクッと喉を鳴らした。

「……そんなに、見るなっ」
　絶頂したらなんだか急に冷静さを取り戻した俺は、恥ずかしくなって両手で股間を覆った。

「申し訳ありません……」
　ルークはいつものように言い訳一つせずに素直に謝った。

　その謝罪は俺を抱いたことに対するものなのか、それとも激しく抜き差ししたことか、中にたっぷりと射精したことか……何に対してなのかわからずに、俺の心は少しモヤモヤした。

「きれいにいたしましょう」
　自分のペニスはティッシュで適当に拭ってさっさと服の中にしまったくせに、俺のことはバスルームへ連れていき、指を入れてナカのとろとろを丁寧に掻き出してきれいに洗ってくれた。