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第六章 魔法の薬

39.俺のプライド※

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「もう、おやめくださいっ……」
 制止しようとするルークを無視して、俺はそり立つルークの男根をレロレロ、チュパチュパ、夢中でしゃぶっていた。

 濃厚な男の香りにツンツンに尖っている俺のクリトリスがビクビク震える。
 たまらなくなって右手の指先を自分の秘部へ忍ばせた。俺のおまんこはこれ以上ないほどにゅるにゅるに濡れていて、指先をそっと往復するだけでくちゅくちゅとはしたない音を立てた。

「……ん♡ ……ふぅ♡♡」
 疼いてたまらない穴に指先を入れるが、そんなもので満足できるはずもなく、もっと太くて存在感のあるものが欲しいという欲求が増すだけだった。もどかしくて腰をゆるゆると揺すってしまう。

 うう……♡ ルークのこの逞しい肉棒でナカをゴリゴリかき混ぜられたら、どんなに気持ちがいいだろうか……♡♡
 想像しただけで女性器からブシャッと愛液が溢れた。

「そんなに女性器をいじって、どうしたんです?」
 自分だって男性器をこんなにも大きくさせているくせに、ルークはいつも通り冷静な声で俺に尋ねた。

「な、……なんれも、ないっ♡」
 男根を咥えながら自分で秘部を弄って、俺だけが狂ってしまっているみたいで、すごく恥ずかしくなった。

「何でもないならもう、終わりにしましょう」
 ルークは俺の口からペニスを引き抜いた。
 ヌラヌラな亀頭と俺の舌の間に銀糸が伝った。

「ああっ……♡」
 思わず未練がましい声を上げてしまった。

 ルークはズボンの中へ怒張したままの性器を強引にしまおうとしていた。

「ま、待ってくれ、ルークッ!」
 これで終わりだなんて冗談じゃない。

 俺の女性器はそれが欲しくてキュンキュン疼いているというのに。
 立派なペニスを見せびらかしておいて挿入してくれないなんてあんまりじゃないかっ! 従者の分際で俺をバカにしやがってっ! 感情が高ぶって、怒りまで湧いてきた。

「何ですか、シュライフェ様?」
 いざ、ルークに言おうとして俺は躊躇った。

「……うっ……、……っ♡」
 一体、何と言えばいい? 俺を抱け? それはなんか違う。そもそも俺が女としてこいつに抱いてもらうというスタンスでは俺のプライドが許さない。どうして従者のこいつに俺が抱いてくださいとお願いしなければならないのか。

「シュライフェ様、何です?」
 ああ、もう我慢できないっ……♡ プライドも大事だが、腹の奥に熱が渦巻いてたまらないのだ♡
「……はぁ……っ♡♡」

 余計なことは考えるまい。ルークが妙な薬で俺のアソコに中途半端に火をつけたのだから、責任を取って満足させるべき。俺が言いたいのはそれだけだっ!

 俺はベッドの上に仰向けになると、ルークに向かって足を開いた。もちろん下半身には何もまとっておらず、濡れそぼった女性器がくちゅっと音を立てた。

「終わりにしようなど、許さんっ……。 お前のそれで、俺のナカを……っ、満足させろっ……」
 自らこんな姿を晒すなんて、顔から火が出そうなほどの屈辱だった。
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