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第五章 狂気の儀式
32.お供えの品※
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モニターで見ているとルークは俺のことを気遣いながらも、前もってライアに指示されていることを行っている様子だった。
ようやくクリトリスを弾くのをやめたかと思うと、今度は指を下に向かってゆっくりと動かした。ぬちゅっと卑猥な音が聞こえる。
「……っ♡」
指先でビラビラがくぱっと開かれた。
「ここが男性器を入れる場所です」
俺の膣口をみんなに晒した。
参加者たちはゴクッと喉を鳴らしたり、うわぁと嘆声を漏らしたりしながら、俺の秘部を凝視していた。
やめてほしい……。そんなに開いたら中まで見られてしまうではないか。
内ももの力を込めるが、閉じることは叶わない。
「……ッ♡♡」
嫌なのに、いますぐやめてほしいのに、俺の腹の奥は燃えるように熱くなっていた。
「挿入から絶頂までをお見せしましょう」
指を入れる気か……? 期待に俺の胸が高鳴った。
頭ではやめてほしいと思いながらも、俺の下腹部は一刻も早く気持ちよくなりたくてたまらないのだった。
まるでご馳走を前にしてよだれが滴るように、膣口からどろっと愛液が出た。
「今回はこちらのお供えの品を使います」
「……っ!?」
てっきりルークの指を入れるのかと思っていたのに、ルークの手がフルーツや野菜の盛り付けられた皿に伸びた。
焦る俺の顔を見てライアがニヤついている。
「ははっ、いよいよ一番の見せ場だ。大勢の観客の前で、派手に達して最高のフィナーレにしましょう」
身動きできず歯を食いしばっている俺の耳元へ顔を近づけて囁いた。
ルークは迷っている様子だった。バナナに手が近づいて俺はドキッとした。
バナナを入れるなんて冗談じゃない。指でかき混ぜられただけで絶頂してしまうほど、俺のあそこは感じやすいというのに、そんなものを入れられたら……。
想像したら体の奥がビクンと震え、とぷっと汁が噴き出た。
モニター越しにルークを見守るが、ルークの手はバナナには触れず、野菜の方へ動いた。
安堵したのも束の間、キュウリ、ニンジンの上で手が彷徨う。
ひいい、どれも奥まで届いてしまいそうな長さと太さがある。そんなものでいい場所をゴリゴリされたら……。
電動歯ブラシを挿入したときのことを体が思い出してしまう。キュウリもニンジンも歯ブラシの柄以上に太くて長い……。
俺の喉がゴクッと鳴ると同時に、膣口がクプクプと音を立ててヒクついてしまう。
ルークが何かを掴んだ。キュウリでもニンジンでもないそれは、ゴーヤだった。
「……っ!?」
長くて太い深緑のその果実は無数のイボに覆われてゴツゴツとした凶器のようだった。なぜよりによってこんなものを選んだのか。
やめてくれっ! そんなものを入れられたら、俺は声をこらえることなんてできないっ!
ようやくクリトリスを弾くのをやめたかと思うと、今度は指を下に向かってゆっくりと動かした。ぬちゅっと卑猥な音が聞こえる。
「……っ♡」
指先でビラビラがくぱっと開かれた。
「ここが男性器を入れる場所です」
俺の膣口をみんなに晒した。
参加者たちはゴクッと喉を鳴らしたり、うわぁと嘆声を漏らしたりしながら、俺の秘部を凝視していた。
やめてほしい……。そんなに開いたら中まで見られてしまうではないか。
内ももの力を込めるが、閉じることは叶わない。
「……ッ♡♡」
嫌なのに、いますぐやめてほしいのに、俺の腹の奥は燃えるように熱くなっていた。
「挿入から絶頂までをお見せしましょう」
指を入れる気か……? 期待に俺の胸が高鳴った。
頭ではやめてほしいと思いながらも、俺の下腹部は一刻も早く気持ちよくなりたくてたまらないのだった。
まるでご馳走を前にしてよだれが滴るように、膣口からどろっと愛液が出た。
「今回はこちらのお供えの品を使います」
「……っ!?」
てっきりルークの指を入れるのかと思っていたのに、ルークの手がフルーツや野菜の盛り付けられた皿に伸びた。
焦る俺の顔を見てライアがニヤついている。
「ははっ、いよいよ一番の見せ場だ。大勢の観客の前で、派手に達して最高のフィナーレにしましょう」
身動きできず歯を食いしばっている俺の耳元へ顔を近づけて囁いた。
ルークは迷っている様子だった。バナナに手が近づいて俺はドキッとした。
バナナを入れるなんて冗談じゃない。指でかき混ぜられただけで絶頂してしまうほど、俺のあそこは感じやすいというのに、そんなものを入れられたら……。
想像したら体の奥がビクンと震え、とぷっと汁が噴き出た。
モニター越しにルークを見守るが、ルークの手はバナナには触れず、野菜の方へ動いた。
安堵したのも束の間、キュウリ、ニンジンの上で手が彷徨う。
ひいい、どれも奥まで届いてしまいそうな長さと太さがある。そんなものでいい場所をゴリゴリされたら……。
電動歯ブラシを挿入したときのことを体が思い出してしまう。キュウリもニンジンも歯ブラシの柄以上に太くて長い……。
俺の喉がゴクッと鳴ると同時に、膣口がクプクプと音を立ててヒクついてしまう。
ルークが何かを掴んだ。キュウリでもニンジンでもないそれは、ゴーヤだった。
「……っ!?」
長くて太い深緑のその果実は無数のイボに覆われてゴツゴツとした凶器のようだった。なぜよりによってこんなものを選んだのか。
やめてくれっ! そんなものを入れられたら、俺は声をこらえることなんてできないっ!
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