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第四章 異物挿入
22.欲求不満※
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「何をグズグズしているっ! あの魔女を早く探し出せと言っているだろうがっ!」
状況の報告へやってきたものの、何も新しい情報を持ってこない部隊長に向かって俺は怒鳴った。
俺の性器が女性器になってから一週間が経とうとしているのに、未だに魔女の行方がわからないままなのだ。
あのときの話ぶりからしててっきりあの魔女は国王である俺の父上の知り合いなのかと思っていたが、父上は全く心当たりがないと言っていた。
あまりしつこく聞くと、「どうしてそんなにあの魔女を探したがる?」と父上に疑われかねないので、それとなくしか聞けなかったが……。
「シュライフェ様、我々も連日情報を集めて、隣国との境の森の奥深くまで探しております。出来る限りの手は尽くしておるのですが……」
部隊が頑張っていることは俺だって重々承知だ。でも俺のイライラは鎮まらない。
「言い訳など聞きたくないっ! 進展がないのならもういい、さっさと魔女を探しに行けっ!」
「はっ!」
部隊長が出ていくと、そばで聞いていたルークが何か言いたそうに俺の顔を見ていた。
俺はルークをキッと睨んで唇を噛んだ。
「部屋で休む。絶対に入って来るなよっ!」
まだ昼過ぎだというのに、俺はもう仕事をする気が失せていた。
俺が不機嫌なことに気づいているルークは何も言わなかった。
カトリーナとの結婚は半年後に迫っている。もうそんなに時間的な余裕がないのだ。一刻も早く魔女を探し出して男性器に戻してもらわなければならない。
イライラの原因はその件で焦っているのと、実は他にもう一つある。
自分の部屋に戻って来た俺はズボンを脱いだ。下着は身につけていないのでもう下半身は丸裸だ。
おまんこに激しく食い込んでしまうT字下着なんて穿けないし、だからといって男性用の下着を穿くのは違う気がするから、結局俺がたどり着いたのはノーパンという選択肢だった。
いくらズボンを着ていると言ってもやっぱりその下がノーパンだとスースーと違和感がする訳で、嫌でも女性器に意識が向いてしまうのだ。そうムラムラしてたまらないのだ。
鏡の前に立ち、自分で熱く腫れているクリトリスを摘まんでみる。
「ああぁん♡」
き、気持ちいい。
腰に電流のような甘い痺れが駆け抜けて、秘口からとろっと汁が滴るのを感じる。
イライラの原因のもう一つは欲求不満だ。
ルークの前で「おまんこの中をもっと」と屈辱的な言葉を口にしてしまったことを、俺はあれから死ぬほど後悔している。今思い出すだけで悔しさが込み上げて怒りに震えるほどだ。
俺の性器が女性器になってからずっと感じていることだが、ルークが女性器の扱いに慣れている事実にも心がザワザワしている。
……この気持ちは何なんだろう。きっとマウントを取られてプライドが傷ついているんだ。そうに違いない。
あれ以来ルークとはまともに口を聞いていない。本当なら顔も見たくないところだ。
この数日、ルークは俺の女性器を洗浄するとか違う女性用下着を試さないかと何度も声をかけてきているが、全て頑なに断っている。もうあいつに女性器を見せたくないのだ。
そのため、俺は性欲が満たされなくなって苛立っているのだ。
親指と人差し指で摘まんだ豆粒をシコシコ上下する。
「んふううぅ……♡」
これだって気持ちいけど、できることなら刺激を求めてキュンキュン疼く腹の奥を満足させたい。
とろとろに蜜を溢れさせている膣の中へルークがしたように指を入れてグバグバとかき混ぜたい。
少し怖いけど、俺は耐えきれなくなって自分の右手の人差し指と中指を入れてみることにした。鏡の前で立ったまま下品に腰を突き出して性器を鏡に映した。
淡いピンクの少し貝の中身に似たグロテスクなその見た目に俺はゴクッと喉を鳴らした。ルークにも何度も見られているここを改めて見ると恥ずかしくて、鼓動が高鳴った。床の絨毯へとろっと愛液が糸を引いて滴り落ちる。
状況の報告へやってきたものの、何も新しい情報を持ってこない部隊長に向かって俺は怒鳴った。
俺の性器が女性器になってから一週間が経とうとしているのに、未だに魔女の行方がわからないままなのだ。
あのときの話ぶりからしててっきりあの魔女は国王である俺の父上の知り合いなのかと思っていたが、父上は全く心当たりがないと言っていた。
あまりしつこく聞くと、「どうしてそんなにあの魔女を探したがる?」と父上に疑われかねないので、それとなくしか聞けなかったが……。
「シュライフェ様、我々も連日情報を集めて、隣国との境の森の奥深くまで探しております。出来る限りの手は尽くしておるのですが……」
部隊が頑張っていることは俺だって重々承知だ。でも俺のイライラは鎮まらない。
「言い訳など聞きたくないっ! 進展がないのならもういい、さっさと魔女を探しに行けっ!」
「はっ!」
部隊長が出ていくと、そばで聞いていたルークが何か言いたそうに俺の顔を見ていた。
俺はルークをキッと睨んで唇を噛んだ。
「部屋で休む。絶対に入って来るなよっ!」
まだ昼過ぎだというのに、俺はもう仕事をする気が失せていた。
俺が不機嫌なことに気づいているルークは何も言わなかった。
カトリーナとの結婚は半年後に迫っている。もうそんなに時間的な余裕がないのだ。一刻も早く魔女を探し出して男性器に戻してもらわなければならない。
イライラの原因はその件で焦っているのと、実は他にもう一つある。
自分の部屋に戻って来た俺はズボンを脱いだ。下着は身につけていないのでもう下半身は丸裸だ。
おまんこに激しく食い込んでしまうT字下着なんて穿けないし、だからといって男性用の下着を穿くのは違う気がするから、結局俺がたどり着いたのはノーパンという選択肢だった。
いくらズボンを着ていると言ってもやっぱりその下がノーパンだとスースーと違和感がする訳で、嫌でも女性器に意識が向いてしまうのだ。そうムラムラしてたまらないのだ。
鏡の前に立ち、自分で熱く腫れているクリトリスを摘まんでみる。
「ああぁん♡」
き、気持ちいい。
腰に電流のような甘い痺れが駆け抜けて、秘口からとろっと汁が滴るのを感じる。
イライラの原因のもう一つは欲求不満だ。
ルークの前で「おまんこの中をもっと」と屈辱的な言葉を口にしてしまったことを、俺はあれから死ぬほど後悔している。今思い出すだけで悔しさが込み上げて怒りに震えるほどだ。
俺の性器が女性器になってからずっと感じていることだが、ルークが女性器の扱いに慣れている事実にも心がザワザワしている。
……この気持ちは何なんだろう。きっとマウントを取られてプライドが傷ついているんだ。そうに違いない。
あれ以来ルークとはまともに口を聞いていない。本当なら顔も見たくないところだ。
この数日、ルークは俺の女性器を洗浄するとか違う女性用下着を試さないかと何度も声をかけてきているが、全て頑なに断っている。もうあいつに女性器を見せたくないのだ。
そのため、俺は性欲が満たされなくなって苛立っているのだ。
親指と人差し指で摘まんだ豆粒をシコシコ上下する。
「んふううぅ……♡」
これだって気持ちいけど、できることなら刺激を求めてキュンキュン疼く腹の奥を満足させたい。
とろとろに蜜を溢れさせている膣の中へルークがしたように指を入れてグバグバとかき混ぜたい。
少し怖いけど、俺は耐えきれなくなって自分の右手の人差し指と中指を入れてみることにした。鏡の前で立ったまま下品に腰を突き出して性器を鏡に映した。
淡いピンクの少し貝の中身に似たグロテスクなその見た目に俺はゴクッと喉を鳴らした。ルークにも何度も見られているここを改めて見ると恥ずかしくて、鼓動が高鳴った。床の絨毯へとろっと愛液が糸を引いて滴り落ちる。
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