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第三章 Tフロント下着

17.食い込ませてゴシゴシ※

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 帰って行くカトリーナたちを見送り、ふぅとため息をついた。
 よかった、女性器のことがバレずに済んだ。
 安堵したあまり、俺はレストランの庭先にしゃがみ込んでしまった。

 ずっと下着が食い込んだ状態で中途半端な刺激に晒されている俺の股間も限界だった。イクにイケず疼いたままで、もうムラムラしてたまらないのだ。
 本当は庭を歩くことすらできない状態だったのに、無理をし過ぎたのだ。

「シュライフェ様」
 そばにいたルークがしゃがみ込んだ俺の体を支えた。

「大丈夫ですか、ここのところの過労がたたったんですね」
 過労だと!? お前があんな下着を穿かせたせいだろう! そう言ってやりたくてルークを睨みつけた。
 こいつの他に使用人は連れて来ていないものの、近くにはレストランの従業員などがいるのだから、変なことは言えない。

「さあ、ゆっくりお立ちください」
 ルークは俺の腰のあたりへ手を回し、ベルトを支えるふりをしてズボンの中へ手を入れた。
「なっ……、何を……!?」

 下着の両サイドへ指を絡められ、まさかと思った瞬間、ルークが俺の下着の両サイドを強く引き上げた。
「……や、やめっ……!」

 俺の全体重が股の紐に集中し、勢いよくビラビラへ食い込んだ。コリコリのクリトリスが強い力で圧迫された。
「……ッンンぅ……!」
 俺はとっさに両手で口を覆い、漏れそうになる叫び声をどうにか飲み込んだ。
 下着は容赦なくゴリゴリと敏感な豆粒を押しつぶす。

「どうされました? 先ほど慌てて食べられたせいで、ご気分が悪くなりましたか」
「ち、違っ……」
 ルークはとぼけた声で尋ねならが俺の体を支えなおすふりをして、手を両サイドから前後のT字部分へ持ち替えた。

「や、やめっ!」
 前と後ろのT部分を交互にグイグイ引っ張られる。大事な部分がゴシゴシ擦れて、俺はたまらず足の先をピンと伸ばしてつま先立ちでルークに寄りかかった。
「……んんんっ♡」
 強烈な刺激に全身がわなないて、噛みしめている口角から唾液が垂れた。

 ああ、もう我慢できない……!
 俺は不本意にもルークの手の動きに合わせて腰をヘコヘコと揺すってしまった。
「……っおほおおぉん♡♡」

 木や花がライトアップされている薄暗い庭の隅でガクガク震えながら絶頂してしまった。
 目の前にチカチカと星が飛んだ。

 ドプドプと汁があふれ出し、ズボンの中は大洪水だ。
 こんな屋外でイってしまうなんて……。

 周囲から見ればバランスを崩した俺をルークが立ち上がらせているようにしか見えなかっただろう。
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