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第三章 Tフロント下着
15.カトリーナとの食事※
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「……今夜のお料理はお口に合いませんでした?」
国で一番格式の高いレストランの大広間。大きなシャンデリアの下、長テーブルの向こうに座っているカトリーナが心配そうな視線を俺に向けていた。
「いや、そんなことはない。どれもうまかったよ」
食後に出されたコーヒーを飲みながら返事した。
ろくに会話もせず俺が黙々と食べていたことが気になったのだろう。
「えっと、……特に鮭のムニエルがうまかったな」
「今夜の魚料理は鮭ではなく白身魚でしたわ」
カトリーナはふぅ、と小さく息を吐きながら肩を落とした。
腹が減っていたから料理は全て平らげたが、何を食べたか覚えていない。今の俺には食事中の会話を楽しむ余裕が全くないのだ。
というのも、前も後ろもT字の下着が俺のコリコリの豆粒をぎゅんぎゅん締め付けて、椅子に座っているだけでも昇天しそうなほどの刺激を与えているのだ。
それでも座っているだけでいい今はマシで、歩いたり車に乗ったりするとガシガシと紐が擦れて、俺はこのレストランにつくまでの間、何度甘イキしたことか。
俺は背後を振り返って、後ろに立っているルークを睨んだ。
お前がT字の下着なんて選ぶから、と文句を言ってやりたかったが、ルークの奴は何も気付かないようでいつもの凛と澄ました顔をしている。
デザートを食べ終えたカトリーナが席を立った。
「レストランの庭を少しお散歩いたしましょう」
「ああ、いいね」
本当はもう一刻も早く帰りたかった。この下着を脱ぎ捨て、コリコリのクリトリスを指先でシコシコ扱いて極まりたかった。
けれど、カトリーナの機嫌を損ねるのは避けたい。
実は俺の国は軍事力が低く、周辺の強い軍隊を持つ国から攻め込まれたら太刀打ちできない状況にある。軍人育成のため、城内で定期的に剣術大会などを開いてはいるものの、元々おおらかな性格の国民ばかりということもあり、剣士や軍人を志す若者が極端に少ないのだ。
そんなこともあり、父上は軍事力の高い隣国と強い結びつきを欲していて、隣国の国王の末娘であるカトリーナと俺をお互い産まれて間もないというのに婚約させたのだった。
俺がカトリーナの機嫌を損ない、彼女に婚約を破棄されたら俺の父上はどんなに嘆くことか。
「……っ♡」
吹き出した大量の汁で俺のズボンの股の間がじっとりと湿っているのを感じる。きっとズボンには恥ずかしいシミができているだろう。ルークに勧められるまま長いコートを羽織ってきて正解だった。
「お手をどうぞ。あっちのバラを見に行こうか」
俺は腕を差し出し彼女をエスコートすることにした。
「まあ、嬉しい」
美しくライトアップされた花の咲く庭をゆっくり歩く。
「……っ♡」
右足、左足、ゆっくり慎重に動かしているというのに、下着は俺の股をクイクイと締め上げる。
国で一番格式の高いレストランの大広間。大きなシャンデリアの下、長テーブルの向こうに座っているカトリーナが心配そうな視線を俺に向けていた。
「いや、そんなことはない。どれもうまかったよ」
食後に出されたコーヒーを飲みながら返事した。
ろくに会話もせず俺が黙々と食べていたことが気になったのだろう。
「えっと、……特に鮭のムニエルがうまかったな」
「今夜の魚料理は鮭ではなく白身魚でしたわ」
カトリーナはふぅ、と小さく息を吐きながら肩を落とした。
腹が減っていたから料理は全て平らげたが、何を食べたか覚えていない。今の俺には食事中の会話を楽しむ余裕が全くないのだ。
というのも、前も後ろもT字の下着が俺のコリコリの豆粒をぎゅんぎゅん締め付けて、椅子に座っているだけでも昇天しそうなほどの刺激を与えているのだ。
それでも座っているだけでいい今はマシで、歩いたり車に乗ったりするとガシガシと紐が擦れて、俺はこのレストランにつくまでの間、何度甘イキしたことか。
俺は背後を振り返って、後ろに立っているルークを睨んだ。
お前がT字の下着なんて選ぶから、と文句を言ってやりたかったが、ルークの奴は何も気付かないようでいつもの凛と澄ました顔をしている。
デザートを食べ終えたカトリーナが席を立った。
「レストランの庭を少しお散歩いたしましょう」
「ああ、いいね」
本当はもう一刻も早く帰りたかった。この下着を脱ぎ捨て、コリコリのクリトリスを指先でシコシコ扱いて極まりたかった。
けれど、カトリーナの機嫌を損ねるのは避けたい。
実は俺の国は軍事力が低く、周辺の強い軍隊を持つ国から攻め込まれたら太刀打ちできない状況にある。軍人育成のため、城内で定期的に剣術大会などを開いてはいるものの、元々おおらかな性格の国民ばかりということもあり、剣士や軍人を志す若者が極端に少ないのだ。
そんなこともあり、父上は軍事力の高い隣国と強い結びつきを欲していて、隣国の国王の末娘であるカトリーナと俺をお互い産まれて間もないというのに婚約させたのだった。
俺がカトリーナの機嫌を損ない、彼女に婚約を破棄されたら俺の父上はどんなに嘆くことか。
「……っ♡」
吹き出した大量の汁で俺のズボンの股の間がじっとりと湿っているのを感じる。きっとズボンには恥ずかしいシミができているだろう。ルークに勧められるまま長いコートを羽織ってきて正解だった。
「お手をどうぞ。あっちのバラを見に行こうか」
俺は腕を差し出し彼女をエスコートすることにした。
「まあ、嬉しい」
美しくライトアップされた花の咲く庭をゆっくり歩く。
「……っ♡」
右足、左足、ゆっくり慎重に動かしているというのに、下着は俺の股をクイクイと締め上げる。
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