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24.交換条件※
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「お嬢様の提示される条件とは……?」
「ふふ、あなたがお尻を丸出しにして後ろの穴を私に見せることよ。そうすれば明日のお見合いに出てあげる」
スチュアートは目を見開いて黒い瞳の奥を揺らし、一瞬の間を置いてから顔全体を真っ赤に染めた。
「な、……なんてことを、おっしゃって……。そんなもの、見て、一体……。お嬢様、……そもそも、そういった発言は」
ひどく動揺していた彼が次第に冷静さを取り戻し、いつものように説教を始めようとしたので、私はぴしゃりと言った。
「あなたが私よりもお父様の言うことを聞いているのが面白くないのよ。私への服従の証にあなたの一番恥ずかしい部分を差し出しなさい」
クッ……と引きつった顔で彼は息を呑んだ。
「するの、しないの? はっきりなさいよ」
尋ねてもスチュアートは目を泳がせるばかりだった。
私はテーブルの上のカップを取り、彼の苦渋の表情を楽しみながら優雅にハーブティーを飲んだ。
「そんなに私に服従するのが嫌なの?」
「……そんなつもりはございません。ただ、わたくしは汚らわしい場所をお嬢様にお見せすることが……心苦しく」
前世の職場であるM性感の店で、私は金を払ってまで後ろを虐めてほしくてたまらない変態男たちの汚い尻の穴に飽きるほど触れてきたというのに。
「ふーん、じゃあお風呂に入ってきたら? そしたら汚くないわ」
スチュアートみたいな美人な青年の後孔なら、風呂なんて入ってなくても気にならないけど、煮え切らない彼に助け舟を出してやった。
「そういう問題では……」
「じゃあ見せないのね? いいわよ、それでも。私は明日のお見合いに出なくて済むわ」
ソファーから立ち上がり私はクローゼットを開けて、明日遊びに行くための服を選ぶふりをしてみせた。
「うぅ……。……お嬢様、承知いたしました。お見せいたします」
いつもよりずいぶん長い時間をかけて入浴してきた彼は、髪のセットをしていないものの、ネクタイとベストまでしっかり身に着けていた。
部屋のドアに内カギをかけた彼の手を引き、ベッドへ押し倒して、
「ふふ、逃げずに来たのね」
と片方の耳のふちを舐めながら、吐息と一緒に吹き込むと彼はぞくっと肩を震わせた。
「心の準備はもういいかしら」
不安そうに頷いた彼のズボン越しに硬くなりつつあるものを片手で撫でながら聞いた。
「……ぁっ、……はあっ」
彼のものがズボンの中でムクムク逞しくなっていくと同時に、彼は体をピクピク震わせて甘い吐息を漏らす。
私は彼のズボンと下着を剥ぎ取って、床へ投げ散らかした。
早く彼のつぼみが見たくて手つきは乱暴になっていた。
むき出しになった白く長い足をM字に開くと、
「こ、こんな格好……、い、嫌ですっ」
と丸出しのペニスに手を添え、彼は恥ずかしさのあまり叫んだ。
「何を今更。ほら、自分でひざを抱えていなさい。勝手に閉じたら私が明日のお見合いをボイコットすることを忘れないで」
不服そうな顔をしながらも、素直に股間を覆っていた両手を自分のひざへ移した。
半勃ちの状態でもずっしりと大きい肉棒と袋に、私はごくりと喉を鳴らした。
更に奥が見えるよう胸の方へ両ひざを抱えさせると、部屋の明かりに彼の秘部がさらけ出された。
彼のふっくらとした小さくて美しい無垢な色の穴に私は顔を近づけた。
「うう、そんなにじっくり……。もう十分見ましたでしょう。そろそろお許しください」
「ふふ、あなたがお尻を丸出しにして後ろの穴を私に見せることよ。そうすれば明日のお見合いに出てあげる」
スチュアートは目を見開いて黒い瞳の奥を揺らし、一瞬の間を置いてから顔全体を真っ赤に染めた。
「な、……なんてことを、おっしゃって……。そんなもの、見て、一体……。お嬢様、……そもそも、そういった発言は」
ひどく動揺していた彼が次第に冷静さを取り戻し、いつものように説教を始めようとしたので、私はぴしゃりと言った。
「あなたが私よりもお父様の言うことを聞いているのが面白くないのよ。私への服従の証にあなたの一番恥ずかしい部分を差し出しなさい」
クッ……と引きつった顔で彼は息を呑んだ。
「するの、しないの? はっきりなさいよ」
尋ねてもスチュアートは目を泳がせるばかりだった。
私はテーブルの上のカップを取り、彼の苦渋の表情を楽しみながら優雅にハーブティーを飲んだ。
「そんなに私に服従するのが嫌なの?」
「……そんなつもりはございません。ただ、わたくしは汚らわしい場所をお嬢様にお見せすることが……心苦しく」
前世の職場であるM性感の店で、私は金を払ってまで後ろを虐めてほしくてたまらない変態男たちの汚い尻の穴に飽きるほど触れてきたというのに。
「ふーん、じゃあお風呂に入ってきたら? そしたら汚くないわ」
スチュアートみたいな美人な青年の後孔なら、風呂なんて入ってなくても気にならないけど、煮え切らない彼に助け舟を出してやった。
「そういう問題では……」
「じゃあ見せないのね? いいわよ、それでも。私は明日のお見合いに出なくて済むわ」
ソファーから立ち上がり私はクローゼットを開けて、明日遊びに行くための服を選ぶふりをしてみせた。
「うぅ……。……お嬢様、承知いたしました。お見せいたします」
いつもよりずいぶん長い時間をかけて入浴してきた彼は、髪のセットをしていないものの、ネクタイとベストまでしっかり身に着けていた。
部屋のドアに内カギをかけた彼の手を引き、ベッドへ押し倒して、
「ふふ、逃げずに来たのね」
と片方の耳のふちを舐めながら、吐息と一緒に吹き込むと彼はぞくっと肩を震わせた。
「心の準備はもういいかしら」
不安そうに頷いた彼のズボン越しに硬くなりつつあるものを片手で撫でながら聞いた。
「……ぁっ、……はあっ」
彼のものがズボンの中でムクムク逞しくなっていくと同時に、彼は体をピクピク震わせて甘い吐息を漏らす。
私は彼のズボンと下着を剥ぎ取って、床へ投げ散らかした。
早く彼のつぼみが見たくて手つきは乱暴になっていた。
むき出しになった白く長い足をM字に開くと、
「こ、こんな格好……、い、嫌ですっ」
と丸出しのペニスに手を添え、彼は恥ずかしさのあまり叫んだ。
「何を今更。ほら、自分でひざを抱えていなさい。勝手に閉じたら私が明日のお見合いをボイコットすることを忘れないで」
不服そうな顔をしながらも、素直に股間を覆っていた両手を自分のひざへ移した。
半勃ちの状態でもずっしりと大きい肉棒と袋に、私はごくりと喉を鳴らした。
更に奥が見えるよう胸の方へ両ひざを抱えさせると、部屋の明かりに彼の秘部がさらけ出された。
彼のふっくらとした小さくて美しい無垢な色の穴に私は顔を近づけた。
「うう、そんなにじっくり……。もう十分見ましたでしょう。そろそろお許しください」
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