35 / 42
第五章 放置
35.ドアを開けたのは※
しおりを挟む
「ああっ……♡ ああっ……♡」
肩を震わせながらはあはあ荒い呼吸をしていた。絶頂の余韻で体がビクついてしまう。
ヌルヌルの液体まみれの魚は床の絨毯の上へ落ち、ペチペチ、ペチペチ、としばらく跳ねていたが、動きをぴたりと止めて元のバナナに戻った。
潮を吹き終えた性器の先でクリトリスがピクピク震えていた。
「……はぁ……♡ ……はぁ……♡」
恐る恐る視線を床からドアの方へ向けた。
ぼやけている視界の隅で、メアリーが両手を口元に当てて絶句しながらこちらを見ている……ように見えたのだが、ドアを開けて立っていたのはドグマ様だった。
さっき確かにメアリーと会話をしていたというのに、そこにいるのはドグマ様だけでメアリーの姿は見当たらなかった。
「……!?」
狐につままれたような気分だった。
床に落ちたバナナを拾い上げたドグマ様が、俺を睨んだ。
「言いつけを破ったな? 俺が戻るまでそのままでいろと言ったのを忘れたのか」
腹の奥がキュンと甘く痺れて、パクパクとヒクついている女性器からグブッ……と空気交じりの愛液が吹き出た。
ドグマ様にも聞こえてしまっただろう。恥ずかしい……。
「……も、……申し訳……ありませんっ……」
さっきまでナカで魚が暴れ回っていて緩んだままの膣がドグマ様に丸見えだろう。
恥ずかしくなって、椅子のひじ掛けに引っかけたままだった両足を下ろした。
足を動かす際に腹部に力を入れたのでまたしても体内の愛液と空気が大きな音を立てて出てしまった。
「……っ♡」
***
めちゃくちゃな言いつけだったけれど主人の命令を守れなかったことを俺は深く反省した。
執事たるもの主人の言いつけは守ってしかるべきなのだから。
使用人用の浴室でシャワーを浴びながら、俺は鏡に映った股間を眺めた。
小さな茂みの下に皮に包まった尖りが見える。
割れ目へ指を滑らせて、ぬるぬるの愛液を洗い流す。
「……っ♡」
気持ちよくて背中がゾクゾクと震え、妙な気分になって来る。
「……っ……♡ ……はぁ……♡」
一体いつまで俺のここは女性器のままなのだろうか。
それにドグマ様はどうして俺のここを女性器にしたのだろうか……?
ドグマ様はこれをドグマ様のものだという証なのだと言っていた。
……だとすると、俺はいずれドグマ様に抱かれるのだろうか……!?
肩を震わせながらはあはあ荒い呼吸をしていた。絶頂の余韻で体がビクついてしまう。
ヌルヌルの液体まみれの魚は床の絨毯の上へ落ち、ペチペチ、ペチペチ、としばらく跳ねていたが、動きをぴたりと止めて元のバナナに戻った。
潮を吹き終えた性器の先でクリトリスがピクピク震えていた。
「……はぁ……♡ ……はぁ……♡」
恐る恐る視線を床からドアの方へ向けた。
ぼやけている視界の隅で、メアリーが両手を口元に当てて絶句しながらこちらを見ている……ように見えたのだが、ドアを開けて立っていたのはドグマ様だった。
さっき確かにメアリーと会話をしていたというのに、そこにいるのはドグマ様だけでメアリーの姿は見当たらなかった。
「……!?」
狐につままれたような気分だった。
床に落ちたバナナを拾い上げたドグマ様が、俺を睨んだ。
「言いつけを破ったな? 俺が戻るまでそのままでいろと言ったのを忘れたのか」
腹の奥がキュンと甘く痺れて、パクパクとヒクついている女性器からグブッ……と空気交じりの愛液が吹き出た。
ドグマ様にも聞こえてしまっただろう。恥ずかしい……。
「……も、……申し訳……ありませんっ……」
さっきまでナカで魚が暴れ回っていて緩んだままの膣がドグマ様に丸見えだろう。
恥ずかしくなって、椅子のひじ掛けに引っかけたままだった両足を下ろした。
足を動かす際に腹部に力を入れたのでまたしても体内の愛液と空気が大きな音を立てて出てしまった。
「……っ♡」
***
めちゃくちゃな言いつけだったけれど主人の命令を守れなかったことを俺は深く反省した。
執事たるもの主人の言いつけは守ってしかるべきなのだから。
使用人用の浴室でシャワーを浴びながら、俺は鏡に映った股間を眺めた。
小さな茂みの下に皮に包まった尖りが見える。
割れ目へ指を滑らせて、ぬるぬるの愛液を洗い流す。
「……っ♡」
気持ちよくて背中がゾクゾクと震え、妙な気分になって来る。
「……っ……♡ ……はぁ……♡」
一体いつまで俺のここは女性器のままなのだろうか。
それにドグマ様はどうして俺のここを女性器にしたのだろうか……?
ドグマ様はこれをドグマ様のものだという証なのだと言っていた。
……だとすると、俺はいずれドグマ様に抱かれるのだろうか……!?
52
お気に入りに追加
295
あなたにおすすめの小説


飼われる側って案外良いらしい。
なつ
BL
20XX年。人間と人外は共存することとなった。そう、僕は朝のニュースで見て知った。
なんでも、向こうが地球の平和と引き換えに、僕達の中から選んで1匹につき1人、人間を飼うとかいう巫山戯た法を提案したようだけれど。
「まあ何も変わらない、はず…」
ちょっと視界に映る生き物の種類が増えるだけ。そう思ってた。
ほんとに。ほんとうに。
紫ヶ崎 那津(しがさき なつ)(22)
ブラック企業で働く最下層の男。悪くない顔立ちをしているが、不摂生で見る影もない。
変化を嫌い、現状維持を好む。
タルア=ミース(347)
職業不詳の人外、Swis(スウィズ)。お金持ち。
最初は可愛いペットとしか見ていなかったものの…?

身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。

転生したら、6人の最強旦那様に溺愛されてます!?~6人の愛が重すぎて困ってます!~
月
恋愛
ある日、女子高生だった白川凛(しらかわりん)
は学校の帰り道、バイトに遅刻しそうになったのでスピードを上げすぎ、そのまま階段から落ちて死亡した。
しかし、目が覚めるとそこは異世界だった!?
(もしかして、私、転生してる!!?)
そして、なんと凛が転生した世界は女性が少なく、一妻多夫制だった!!!
そんな世界に転生した凛と、将来の旦那様は一体誰!?

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)



ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる