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第五章 放置
34.ドアが開いた※
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「あっ……♡ ……あああんっ……♡♡」
今すぐ達してしまいそうだけど、腰をヘコヘコ上下して俺はどうにか耐えていた。
早くドグマ様に戻って来てほしかった。今すぐこの魚を膣から出すお許しが欲しい。
もうおかしくなりそうだった。
「んんぅ……♡♡」
再び階段を誰かが上がって来る足音が聞こえた。
ドグマ様だろうか、と期待したが、それは軽い音で長身のドグマ様ではなさそうだ。メイドが履いているパンプスの音だろう。
「……っうう……♡♡」
声をこらえなければ……。
片手で口元を、もう片方の手で魚が飛び出さないように秘部を押さえながら、ぐるりぐるり、ぬるんぬるん荒れ狂う魚の刺激をやりすごすことで必死だった。
足音は書斎の扉の前で停まった。
頼む……。どこかへ行ってくれ。
息を殺して、祈るようにドアを見ていた。
この間にも魚は容赦なく、俺のナカでゴリゴリ、ぬるぬる八の字にうねっている。シーンとした室内でグボッ、ヌチュヌチュ、ズリュン、と俺のおまんこの中で魚が暴れる水音だけが響いていた。
「……ん……♡ ……っ……♡」
吐息交じりの息が漏れる。
「ローレンスさん、こちらですの?」
メアリーの声だった。
まずい。どうにかして追い払わないと。
「あ、開けないでくれっ! い、今、着替えているんだっ!!」
とっさに出た嘘。主人の書斎で執事が着替えているなんておかしな話だが、それ以外の言い訳は思いつかなかった。
大きな声を出したせいで、腹に力が入って、魚をぎゅっと締め上げてしまった。
魚は怒ったように体をぐねぐね曲がりくねらせて大暴れを始めた。
狭い肉壁の間でぬるぬる、じたばた、今まで以上にのたうち回られて、俺は声を抑えられなかった。
「んおぉ……♡♡」
「ローレンスさん、どうかしました? 開けますよ?」
メアリーは俺がどうかしたかと心配したのだろう。
まずいっ! 見られるっ!!
「だ、だめ!! ……開けないでくれっ!!!」
俺は叫んだが、それが余計に不安を煽ったのだろう。
ドアノブが回った。
ああ、もうダメだっ!!
俺は椅子のひじ掛けに両足をかけたまま座面から尻を浮かせて身を強張らせた。
ジュポンッ……! と魚が膣口から飛び出し、空中で弧を描いた。
ズルリと魚が飛びだしていく快感に、俺は絶叫しながら全身をガクガク痙攣させた。
「んああああぁぁ……♡♡♡」
終わりだ。俺の人生は終わりだ。
もう執事として生きられなくなるだろう。
絶望すると同時に脳が痺れ上がって、局部からぷしゃあああ……と大量の潮を吹いてしまった。
今すぐ達してしまいそうだけど、腰をヘコヘコ上下して俺はどうにか耐えていた。
早くドグマ様に戻って来てほしかった。今すぐこの魚を膣から出すお許しが欲しい。
もうおかしくなりそうだった。
「んんぅ……♡♡」
再び階段を誰かが上がって来る足音が聞こえた。
ドグマ様だろうか、と期待したが、それは軽い音で長身のドグマ様ではなさそうだ。メイドが履いているパンプスの音だろう。
「……っうう……♡♡」
声をこらえなければ……。
片手で口元を、もう片方の手で魚が飛び出さないように秘部を押さえながら、ぐるりぐるり、ぬるんぬるん荒れ狂う魚の刺激をやりすごすことで必死だった。
足音は書斎の扉の前で停まった。
頼む……。どこかへ行ってくれ。
息を殺して、祈るようにドアを見ていた。
この間にも魚は容赦なく、俺のナカでゴリゴリ、ぬるぬる八の字にうねっている。シーンとした室内でグボッ、ヌチュヌチュ、ズリュン、と俺のおまんこの中で魚が暴れる水音だけが響いていた。
「……ん……♡ ……っ……♡」
吐息交じりの息が漏れる。
「ローレンスさん、こちらですの?」
メアリーの声だった。
まずい。どうにかして追い払わないと。
「あ、開けないでくれっ! い、今、着替えているんだっ!!」
とっさに出た嘘。主人の書斎で執事が着替えているなんておかしな話だが、それ以外の言い訳は思いつかなかった。
大きな声を出したせいで、腹に力が入って、魚をぎゅっと締め上げてしまった。
魚は怒ったように体をぐねぐね曲がりくねらせて大暴れを始めた。
狭い肉壁の間でぬるぬる、じたばた、今まで以上にのたうち回られて、俺は声を抑えられなかった。
「んおぉ……♡♡」
「ローレンスさん、どうかしました? 開けますよ?」
メアリーは俺がどうかしたかと心配したのだろう。
まずいっ! 見られるっ!!
「だ、だめ!! ……開けないでくれっ!!!」
俺は叫んだが、それが余計に不安を煽ったのだろう。
ドアノブが回った。
ああ、もうダメだっ!!
俺は椅子のひじ掛けに両足をかけたまま座面から尻を浮かせて身を強張らせた。
ジュポンッ……! と魚が膣口から飛び出し、空中で弧を描いた。
ズルリと魚が飛びだしていく快感に、俺は絶叫しながら全身をガクガク痙攣させた。
「んああああぁぁ……♡♡♡」
終わりだ。俺の人生は終わりだ。
もう執事として生きられなくなるだろう。
絶望すると同時に脳が痺れ上がって、局部からぷしゃあああ……と大量の潮を吹いてしまった。
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