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第四章 盗み飲んだワイン
24.メイド用エプロン2※
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俺は覚悟を決めて上体を折りたたんだ。
さっとなら、秘部を見られずに済むかもしれないと思った。
素早くバインダーの背表紙に指を引っかけて取ろうとしたが、どういう訳かバインダーが棚から抜けない。
「……あっ、あれ……っ♡」
早く引っ張り出して、かがめている身を起こしたいのに。
俺の丸出しの尻はドグマ様に向けられている。
手に力を込めたせいで、湿った女性器のビラビラが開いてくちゅっと音を立て、空気に触れた尻の穴がヒクっと震えた。
「どうした、早くしてくれ」
背後からドグマ様の声が聞こえた。
秘部に視線を感じる。
ああ、見られている。すごく恥ずかしい。
バインダーの背表紙を引っ張り続けているけれど、おかしなことにびくともしないのだ。まるで本棚と一体化してしまってるみたいだった。
俺はまだ酔っているのかもしれない……。
「……んっ……♡」
両手をかけて力を込めて渾身の力で引っ張ってみる。そのたび、視線を浴びてムラムラしているおまんこがくぷっ……と小さな音を立てて、愛液交じりの空気を吐き出す。
ぐいっ、ぐいっ、と体重をかけてもダメで、ただ俺の秘部がくぷ、くぷ、と泡立つだけだった。
「おい、どうした?」
どうしてそんなに時間がかかるのかと思ったのだろう、ドグマ様が近づいてきた。
「と、取れないんです……」
どうしてかわからないけれど、棚から取れない。
「んー?」
ドグマ様が俺の横からバインダーに手を伸ばした。
バインダーはさっきまでの状況が嘘のように、人差し指をかけて引っ張っただけでするりと棚から抜けた。
「普通に取れるじゃないか」
「そんな……」
狐につままれたような気分だった。
確かにさっきまでは両手をかけてどんなに力を込めても、動かなかったのに……。
ドグマ様に疼いてぬるぬるの女性器を見せびらかしただけみたいじゃないか。
俺は悔しくて下唇を噛んだ。
これ以上尻を見られたくなくて、ドグマ様の方を向いてエプロンのすそを引っ張った。
興奮してツンと尖ったクリトリスが甘く痺れている。
ゾクッと背筋が震えあがった。
「……っ!」
さっきワインを一本空けたあと、水をがぶがぶと飲んだのだ。
強烈な尿意が込み上げてきたのだ。
「ドグマ様、そろそろ服を着替えてもよろしいでしょうか? 少々、お手洗いに……」
机で書類に目を通しているドグマ様に許可を得ようとした。
「ダメだ。それは罰だと言っただろう」
じゃあ、まさかこの格好のままトイレへ行けというのだろうか。
それは無理だ!
「トイレならここでしろ」
ドグマ様が指先を向けると、床の上にガラスの花瓶が現れた。
さっとなら、秘部を見られずに済むかもしれないと思った。
素早くバインダーの背表紙に指を引っかけて取ろうとしたが、どういう訳かバインダーが棚から抜けない。
「……あっ、あれ……っ♡」
早く引っ張り出して、かがめている身を起こしたいのに。
俺の丸出しの尻はドグマ様に向けられている。
手に力を込めたせいで、湿った女性器のビラビラが開いてくちゅっと音を立て、空気に触れた尻の穴がヒクっと震えた。
「どうした、早くしてくれ」
背後からドグマ様の声が聞こえた。
秘部に視線を感じる。
ああ、見られている。すごく恥ずかしい。
バインダーの背表紙を引っ張り続けているけれど、おかしなことにびくともしないのだ。まるで本棚と一体化してしまってるみたいだった。
俺はまだ酔っているのかもしれない……。
「……んっ……♡」
両手をかけて力を込めて渾身の力で引っ張ってみる。そのたび、視線を浴びてムラムラしているおまんこがくぷっ……と小さな音を立てて、愛液交じりの空気を吐き出す。
ぐいっ、ぐいっ、と体重をかけてもダメで、ただ俺の秘部がくぷ、くぷ、と泡立つだけだった。
「おい、どうした?」
どうしてそんなに時間がかかるのかと思ったのだろう、ドグマ様が近づいてきた。
「と、取れないんです……」
どうしてかわからないけれど、棚から取れない。
「んー?」
ドグマ様が俺の横からバインダーに手を伸ばした。
バインダーはさっきまでの状況が嘘のように、人差し指をかけて引っ張っただけでするりと棚から抜けた。
「普通に取れるじゃないか」
「そんな……」
狐につままれたような気分だった。
確かにさっきまでは両手をかけてどんなに力を込めても、動かなかったのに……。
ドグマ様に疼いてぬるぬるの女性器を見せびらかしただけみたいじゃないか。
俺は悔しくて下唇を噛んだ。
これ以上尻を見られたくなくて、ドグマ様の方を向いてエプロンのすそを引っ張った。
興奮してツンと尖ったクリトリスが甘く痺れている。
ゾクッと背筋が震えあがった。
「……っ!」
さっきワインを一本空けたあと、水をがぶがぶと飲んだのだ。
強烈な尿意が込み上げてきたのだ。
「ドグマ様、そろそろ服を着替えてもよろしいでしょうか? 少々、お手洗いに……」
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「ダメだ。それは罰だと言っただろう」
じゃあ、まさかこの格好のままトイレへ行けというのだろうか。
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「トイレならここでしろ」
ドグマ様が指先を向けると、床の上にガラスの花瓶が現れた。
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