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第二章 元に戻して
11.コーヒーをこぼすな※
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ドグマ様は首を傾げた。昨夜かけた魔法の内容を覚えていないのだろうか?
「俺は昨夜、お前を自分の所有物にするための魔法をかけたんだ。具体的にお前の体がどうなってしまうかなんてことまではわからなかったのだが。……だから、もっとよく見せてみろ」
もっとよく見せろって、これ以上どうしろと?
俺はぴったりとくっつけている左右の太ももへぎゅっと力を込めた。
ドグマ様に腕を掴まれた。
「え、何を……」
机の上には書類が広げられたままだというのにドグマ様は構わない様子で、俺を机の上へ押し倒した。
ズボンも下着も身につけていなまま、俺は机に仰向けで寝かされた。
「重要な書類にシミを作ると大変だ、こぼさないよう気をつけてくれ」
コーヒーが入っているカップが乗ったソーサーを渡された。
「そんなっ……」
俺は腹の上で両手でソーサーの両端を掴んだ。コーヒーはカップの中にまだたっぷり入っていて、少しでも傾ければこぼれてしまうだろう。
俺の背後の書類はみんな大事なものなのだろうから、こぼすわけにいかない。
「そうだ、しっかり持っていろ」
ドグマ様は俺の両足を掴んで、強い力でM字に開脚させた。
「おっ、……おやめくださいっ……♡♡」
濡れたビラビラがくちゅっと音を立てて開くのを感じた。
なんてことだ。これでは大事な部分が全て丸出しではないか。
腹の上のコーヒーをこぼさないようにしなければならず、俺はまともに抵抗もできない。
カップの水平を保ちながら、首だけを持ち上げて股間を見た。ドグマ様は触れそうなほどの距離まで顔を近づけて俺の秘部を観察していた。
ひええっ、そんなに近くで見ないでほしい。
使用人としていつも優秀だった俺は今までお仕置き一つ受けたことがなかった。
だから主人からこんな屈辱的なことをされるのは初めてのことで、もうパニックだ。
「ド、ドグマ様っ……、もうおやめください……」
足を閉じようと力を入れるが、強い力で左右へ押さえられていて閉じることはできない。
持っているカップがソーサーの上でカチャカチャと揺れただけだった。
ドグマ様の鼻先がさらに近づいて、スンスンにおいを嗅がれた。
「ああっ、そんなっ……♡♡」
俺の体の奥はキュンと疼いて、とぷっと温かい汁が溢れ出るのを感じた。
小さなクリトリスが硬く反り立って震えている。
「はは、……なるほど……」
ふぅ……と吐かれた息が局部へ触れて、背筋がゾクゾクする。コーヒーをこぼさないように気をつけながら、わずかに背中を弓なりに反らせて耐える。
「……はぁっ……♡♡」
俺は目の前をチカチカさせ、肩を震わせていた。
「俺は昨夜、お前を自分の所有物にするための魔法をかけたんだ。具体的にお前の体がどうなってしまうかなんてことまではわからなかったのだが。……だから、もっとよく見せてみろ」
もっとよく見せろって、これ以上どうしろと?
俺はぴったりとくっつけている左右の太ももへぎゅっと力を込めた。
ドグマ様に腕を掴まれた。
「え、何を……」
机の上には書類が広げられたままだというのにドグマ様は構わない様子で、俺を机の上へ押し倒した。
ズボンも下着も身につけていなまま、俺は机に仰向けで寝かされた。
「重要な書類にシミを作ると大変だ、こぼさないよう気をつけてくれ」
コーヒーが入っているカップが乗ったソーサーを渡された。
「そんなっ……」
俺は腹の上で両手でソーサーの両端を掴んだ。コーヒーはカップの中にまだたっぷり入っていて、少しでも傾ければこぼれてしまうだろう。
俺の背後の書類はみんな大事なものなのだろうから、こぼすわけにいかない。
「そうだ、しっかり持っていろ」
ドグマ様は俺の両足を掴んで、強い力でM字に開脚させた。
「おっ、……おやめくださいっ……♡♡」
濡れたビラビラがくちゅっと音を立てて開くのを感じた。
なんてことだ。これでは大事な部分が全て丸出しではないか。
腹の上のコーヒーをこぼさないようにしなければならず、俺はまともに抵抗もできない。
カップの水平を保ちながら、首だけを持ち上げて股間を見た。ドグマ様は触れそうなほどの距離まで顔を近づけて俺の秘部を観察していた。
ひええっ、そんなに近くで見ないでほしい。
使用人としていつも優秀だった俺は今までお仕置き一つ受けたことがなかった。
だから主人からこんな屈辱的なことをされるのは初めてのことで、もうパニックだ。
「ド、ドグマ様っ……、もうおやめください……」
足を閉じようと力を入れるが、強い力で左右へ押さえられていて閉じることはできない。
持っているカップがソーサーの上でカチャカチャと揺れただけだった。
ドグマ様の鼻先がさらに近づいて、スンスンにおいを嗅がれた。
「ああっ、そんなっ……♡♡」
俺の体の奥はキュンと疼いて、とぷっと温かい汁が溢れ出るのを感じた。
小さなクリトリスが硬く反り立って震えている。
「はは、……なるほど……」
ふぅ……と吐かれた息が局部へ触れて、背筋がゾクゾクする。コーヒーをこぼさないように気をつけながら、わずかに背中を弓なりに反らせて耐える。
「……はぁっ……♡♡」
俺は目の前をチカチカさせ、肩を震わせていた。
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