【R-18】僕のえっちな狼さん

衣草 薫

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第四章 再びの満月

33.ケダモノのセックス※

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 シャンは冷たい眼差しで僕の秘部を見ている。
 シャンのおちんちんが欲しくて貪欲にうねる僕の熱い肉癖が、きっとシャンから丸見えだろう。
 恥ずかしくて頭がおかしくなりそうだ。

「……チッ、なんて顔してやがる」
 舌打ちされたと思ったら、シャンがズボンの前をくつろがせ始めた。

「自分で足を持ってろっ」
 自分の蕾から指を抜いて、僕は言われた通り自分の手で開いた両膝を抱えてシャンに差し出した。

 ズボンと下着を脱ぎ捨てたシャンのペニスはやっぱり直視するのが恥ずかしいほど大きい。
 あんなものが僕の中に入ってしまうなんて……。

 血管を浮き上がらせて反り返った竿の根元付近の亀頭球も大きくなっている。
 僕の痴態を見てシャンが興奮してくれていると思うと嬉しい。

 シャンが僕に覆いかぶさり、蕾に熱い亀頭が押し当てられた。ヌヌヌ……と僕のヒダヒダが開いていく。
「……あ、はあっ……」

 指なんかと比べものにならない存在感だ。僕の蕾は目一杯広がって、ヌププププ……と体内の奥へと少し強引に進んで行く。
 それだけでもう気持ちいい部分を張り出したカリ首でゴリゴリ擦られて、僕はクラクラめまいを感じた。
「……ひいぃっ……」

「ン……、相変わらず、キツいなっ……」
 僕のナカでシャンの逞しいものが脈打って大きさを増すのを感じる。

「おら、力抜けっ」
 シャンがおっかない目つきで睨みつけながら、僕の鼻の頭を指先でクイクイ押していつもに増して豚鼻っぽくさせる。

「ひいいっ」
 脅かすみたいに言うから、体が委縮して余計に体内のシャンをキュンキュン締め上げてしまう。
「クッ……」
 最奥まで到達していた彼のモノがビクッと震える。

 もう耐えられないという様子でシャンが僕の髪や豚耳を掴んでガツガツと腰を振り立てた。
「ッあ、はああっ……」
 ズボズボ、ズボズボ激しくナカをかき混ぜる。

「ひああっ、らめっ、……はげしっ……」
 ジュパン、ジュパン、ジュパンと結合部からすごい音がして、ベッドも壊れそうなほど揺れている。
 乱暴で自分勝手で、ケダモノのセックスって感じだ。
 こうされることを望んでいたのに、あまりに無遠慮で荒々しい腰つきなので、どうにかなってしまいそうで怖かった。

「ッひいぃ……、も、やめっ!」
「うるせえ、俺に命令するなっ!」
 ガツガツ腰を振り立てながらシャンが噛みつくような迫力で吠えた。

「……ッ、……んッ、……ああっ、も、イキそっ」
 全身を強張らせて、僕はビュビュッ、ビュルビュルッ……と体液を放ちながら絶頂した。
 イッている最中だというのに、シャンはジュボジュボと激しい抜き差しを繰り返す。

 絶頂中の敏感な肉癖を容赦のないピストンでかき混ぜられて、僕は舌を突き出した。
「おほおおぉぉ……っ」

 そしてズルリと大きな怒張が僕のナカから引き抜かれた。
 ああ、すごく大きい……。
 目の前にシャンの男根が差し出されて、僕はうっとり見つめた。

 ビュビュッ……と、僕の顔に熱いしぶきが飛び散った。
 シャンに顔射されたんだ。マーキングされたみたい……と思うとなんだか嬉しくてゾクゾクした。

「おら、口開けろっ」
 大人しく従うと口の中にも飛ばされ、濃厚な雄くさい汁を僕は味わった。
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