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第二章 満月の夜
18.食べられるっ!!※
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「シャン……?」
一体どうしちゃったの、と聞こうとしたけど、立ち上がった彼と目が合った瞬間、恐怖で声が出なくなった。
ブタにしては妙に細身でイケメンのいつもの優しいシャンじゃなくて、目に前にいるのはまるで別人だったのだ。ピンと立った耳、鋭い牙、それに獰猛な目つきをした肉食獣だ。
ブタになっている今だから本能でわかるんだ。間違いない、狼だ。彼は狼人になってしまったのだ。
「シャ、シャン……?」
もう一度、名前を呼んでみたけど、彼がいつもみたいに可愛らしく照れ笑うことはない。代わりに尖った牙を見せて笑い、ぺろりと舌なめずりをした。
「丸々太った、うまそうなブタだ……」
……どうしちゃったの、シャン!? やっぱりいつもと全然違う。目の前の男はついさっきまで確かにシャンだったはずなのに……。
怖い。僕はとにかく怖くてたまらなかった。
僕の方へ近づいてくる。僕は恐怖のあまり体が硬直して逃げられない。
「こ、……こ、来ないでっ!」
勇気を振り絞って叫んだが、狼人は僕に迫る。こっちに向かって筋肉質な腕が伸びてきた。
も、もうダメだ。……食べられるっ!!!
目を瞑って覚悟したら僕の体は突き飛ばされていた。後ろにはベッドがあって、僕はそこへボスッと仰向けに倒れた。
「ひいっ」
ベッドの上でシーツを蹴り、尻をずって後ずさりした。けれどそんなことで逃げられるはずもなく、あっけなく両肩を掴まれてベッドへ押しつけられた。
「まずはそのデカい乳からいただくとしようっ! ほら大人しくしろっ!」
その手が僕のシャツを引きちぎるように剥ぎ取った。
「や、やだっ」
太りすぎているせいで男だというのにAカップぐらいありそうなほど僕の胸には脂肪がついている。おまけにふっくらと大きな乳輪は乳首がすっかり陥没していてひどく格好悪いのだ。
いたたまれなくなって、僕は両手でコンプレックスの胸を隠したが、狼人になっているシャンは容赦ない。
「おら、暴れるんじゃねえっ!」
強引に僕の両腕を左右へ払いのけて、両手で両乳房を鷲掴みにしてむにむに揉む。
「……いやぁっ!」
そして僕の胸の先へちゅぷっとしゃぶりついた。
胸の肉を食いちぎられる。そう思ったのに痛みはなくて、彼の長い舌先はレロレロと僕の埋没している先端のくぼみをくすぐる。
「んおおっ、らめっ、らめぇ」
たらこ唇みたいに閉ざしている僕の不格好な胸の先に舌をねじ込んで、中にある乳頭をほじほじしている。
しつこく刺激されて充血した先端がぷるんとほじくり出された。
「ああっ、うそ、乳首出ちゃったっ……」
大きくて硬く尖ったそれは今まで僕が生きてきて一度も飛び出したことがない部分だ。
「なんだ、知らねえのか? じゃあたっぷり虐めてやろう」
狼人のシャンは残忍な笑みを見せて、顔を出したばかりの尖りに吸いついた。
「ひあああぁぁっ」
窄めた唇でチュパチュパと上下に舐めしゃぶられると、背筋にぞくぞくと電流のような快感が駆け抜けて行く。
僕は背中を弓のように反らせて胸を突き出した。
「ははっ、面白いほど敏感だな? 反対の乳も虐めてやろう」
シャンは反対の胸も同じようにほじほじして、充血した僕の乳首をぷるんと露出させた。
「らめっ、らめっ……ッひいいんっ……!」
口角からだらしなくよだれを垂らしながら僕は泣き叫ぶことしかできない。
一体どうしちゃったの、と聞こうとしたけど、立ち上がった彼と目が合った瞬間、恐怖で声が出なくなった。
ブタにしては妙に細身でイケメンのいつもの優しいシャンじゃなくて、目に前にいるのはまるで別人だったのだ。ピンと立った耳、鋭い牙、それに獰猛な目つきをした肉食獣だ。
ブタになっている今だから本能でわかるんだ。間違いない、狼だ。彼は狼人になってしまったのだ。
「シャ、シャン……?」
もう一度、名前を呼んでみたけど、彼がいつもみたいに可愛らしく照れ笑うことはない。代わりに尖った牙を見せて笑い、ぺろりと舌なめずりをした。
「丸々太った、うまそうなブタだ……」
……どうしちゃったの、シャン!? やっぱりいつもと全然違う。目の前の男はついさっきまで確かにシャンだったはずなのに……。
怖い。僕はとにかく怖くてたまらなかった。
僕の方へ近づいてくる。僕は恐怖のあまり体が硬直して逃げられない。
「こ、……こ、来ないでっ!」
勇気を振り絞って叫んだが、狼人は僕に迫る。こっちに向かって筋肉質な腕が伸びてきた。
も、もうダメだ。……食べられるっ!!!
目を瞑って覚悟したら僕の体は突き飛ばされていた。後ろにはベッドがあって、僕はそこへボスッと仰向けに倒れた。
「ひいっ」
ベッドの上でシーツを蹴り、尻をずって後ずさりした。けれどそんなことで逃げられるはずもなく、あっけなく両肩を掴まれてベッドへ押しつけられた。
「まずはそのデカい乳からいただくとしようっ! ほら大人しくしろっ!」
その手が僕のシャツを引きちぎるように剥ぎ取った。
「や、やだっ」
太りすぎているせいで男だというのにAカップぐらいありそうなほど僕の胸には脂肪がついている。おまけにふっくらと大きな乳輪は乳首がすっかり陥没していてひどく格好悪いのだ。
いたたまれなくなって、僕は両手でコンプレックスの胸を隠したが、狼人になっているシャンは容赦ない。
「おら、暴れるんじゃねえっ!」
強引に僕の両腕を左右へ払いのけて、両手で両乳房を鷲掴みにしてむにむに揉む。
「……いやぁっ!」
そして僕の胸の先へちゅぷっとしゃぶりついた。
胸の肉を食いちぎられる。そう思ったのに痛みはなくて、彼の長い舌先はレロレロと僕の埋没している先端のくぼみをくすぐる。
「んおおっ、らめっ、らめぇ」
たらこ唇みたいに閉ざしている僕の不格好な胸の先に舌をねじ込んで、中にある乳頭をほじほじしている。
しつこく刺激されて充血した先端がぷるんとほじくり出された。
「ああっ、うそ、乳首出ちゃったっ……」
大きくて硬く尖ったそれは今まで僕が生きてきて一度も飛び出したことがない部分だ。
「なんだ、知らねえのか? じゃあたっぷり虐めてやろう」
狼人のシャンは残忍な笑みを見せて、顔を出したばかりの尖りに吸いついた。
「ひあああぁぁっ」
窄めた唇でチュパチュパと上下に舐めしゃぶられると、背筋にぞくぞくと電流のような快感が駆け抜けて行く。
僕は背中を弓のように反らせて胸を突き出した。
「ははっ、面白いほど敏感だな? 反対の乳も虐めてやろう」
シャンは反対の胸も同じようにほじほじして、充血した僕の乳首をぷるんと露出させた。
「らめっ、らめっ……ッひいいんっ……!」
口角からだらしなくよだれを垂らしながら僕は泣き叫ぶことしかできない。
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