【本編完結】ゲイバレ御曹司 ~ハッテン場のゲイバーで鉢合わせちゃった義弟に脅されています~

衣草 薫

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続編 第四章 ヌーディストビーチで告白 (龍之介side)

続43.晒された体☆

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「うはあっ……、そんな股の内側にサンオイルを塗り込む必要なんてないだろっ!」
 怜一郎さんは叫んだが、足の間からつーっと先走りの汁が垂れるのが見えた。

 青年たちが怜一郎さんの腕を掴んで強引に仰向けにさせようとした。
「やめろ、前はいいっ! もうオイルは背中だけで十分だっ」
 怜一郎さんがあまりに激しく暴れるので、彼らは仰向けにすることを諦めて、一人の青年が怜一郎さんをひざの上に座らせるように抱き、もう一人の青年が横から抑えつけた。強引に晒された怜一郎さんの体はとんでもなく興奮していた。

「見るなっ、俺は見世物じゃないっ!」
 天に向かって反り返り蜜を垂らす肉棒をどうにか隠したくて手を伸ばそうとするが青年に阻まれている。

 怜一郎さんを背後から抱きしめている青年の両手が、ピンピンに尖っている両胸の先をクニッと摘まんだ。
「ひいぃんっ……」
 怜一郎さんは背中を反らせて声を上げた。
 そのままコシコシと先端を指の原で押しつぶすように愛撫されると全身をビクビク震わせた。
 もう一人の青年がお漏らししているみたいに先走りを漏らす屹立を掴んだ。
「やめ、こんなに人が見ている前でっ!」
 青年は怜一郎さんの懇願を無視して、性器を掴んだ指先の輪をヌチュヌチュと上下に動かした。

「んはぁああっ……」
 血管を浮き上がらせてバキバキに怒張しているペニスをリズミカルに扱かれて、怜一郎さんは口角からたらりと唾液を垂らした。
 ズチュズチュと青年が上下する指に蜜が絡まって大きな音が上がっていた。

 怜一郎さんはなすすべなく恥ずかしそうに眉をひそめながら、青い南国の空をぼんやり見ていた。そして背後から抱えている青年に足をさらに大きく開かされて、
「えっ、なにっ……」
 と戸惑って怯えるような声を上げた。
 横からペニスを扱いていた青年の反対の手が怜一郎さんの後孔に触れた。
「だ、だめっ……」

 怜一郎さんは首を振って叫んだが、オイルにまみれた指先はするんと彼の体内へ侵入してしまった。
「い、いやだっ、抜いてっ」
 怜一郎さんは足をバタつかせたが二人がかりで抑え込まれているのでろくに抵抗できない。

 入り込んだ指は二本に増え、彼の秘孔からゆっくりと出たり入ったりし始めた。ぬちゅ、ぬちゅっ……と気持ちよさそうな音が響く。
「やめろ、こんなにも大勢の人が見ているのにっ……」
 前を刺激されるよりも後ろの方がずっと感じてしまうことを他人に知られるのが恥ずかしいのだろう。彼は泣きそうな顔をしていた。

 抜き差しは激しさを増し、青年の指は深く挿入されたまま円を描くような動きへと変わった。
 グボ、グボ、グボ、グボッ……と指についていたオイルを泡立てるようにナカをかき混ぜる。
 すごい光景だ。擦られていない性器がビクビク脈打って震えて鈴口がパクパクしている。硬く勃ち上がった胸の先を突き出すように、背を反らせている。
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