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続編 第四章 ヌーディストビーチで告白 (龍之介side)

続42.晒される秘部☆

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「何ですか、怜一郎さん?」
「何ですかじゃない。お前、これはどういうことだっ、こいつらのいやらしい触り方は! オイルを塗っているだけっていう手の動きじゃないだろっ!」
 青年二人にわからないように怜一郎さんは日本語でそう言って、突っ伏している体勢のまま頭だけを動かして僕を睨んだ。

「そうですかね、普通にサンオイルを塗っているだけだと思いますが。……あれ、もしかして怜一郎さん、僕が彼らに変なことを頼んだと思ってます? 違いますよ、彼らが好意で是非オイルを塗りたいって言うから僕はお願いしただけですよ」

 嘘だった。ビーチベッドを借りに行ったとき、僕は彼らに「お兄さん、エステどう? 気持ちいいですよ」と声をかけられた。
 彼らが見せて来たメニュー表には性感マッサージの文字があって僕はそれを指さした。
「ふーん、じゃあこれをお願いしようかな。僕じゃなくあの黒髪の美人に施術してくれる? ついでにマッサージルームじゃなく外でお願いしたいんだけど」
 僕がチップをずいぶん多く渡したので彼らは快諾してくれた。
 
「素っ裸で他人に触られてる状況に、怜一郎さんの感度が高まっているだけだと思いますよ」
 自分が過剰に反応しているだけだと言われて怜一郎さんは悔しそうな顔をした。

「……っああっ!」
 青年の手が怜一郎さんの柔らかな尻たぶを掴んだ。白い双丘を左右に広げられたり、ワシワシ揉みしだかれたりして、怜一郎さんは声をこらえきれない。
「……っだめ、……そんなところっ」
 何も身につけていないのにそんなに左右に開かれたら恥ずかしい場所が見えてしまうんじゃないかと心配しているのだろう。

「もういいって、やめてくれ!」
 怜一郎さんが大声を出して騒いでいるせいで周囲に人が集まって来てしまった。その雰囲気を怜一郎さんも感じ取っているのだろう、
「もう終わり、キャンセルだっ!」
 と声を荒げて訴えた。

「キャンセル? 申し訳ありませんが、施術が始まってからのキャンセルは受け付けておりません」
 青年の一人が淡々とした声で返事した。

 尻たぶを弄っていた青年が怜一郎さんの腰を引っ張って突き上げさせた。
「やめろっ……」
 もう一人の青年に肩甲骨の辺りを力強くマッサージされている怜一郎さんは抵抗できない。

 輝く太陽の下で腰を突き上げた体勢になり、彼の秘部が晒された。ひだひだの蕾と柔らかな袋にみんなの視線が集まった。
 プライベートな場所ギリギリの内ももをニュルニュルとマッサージされ、彼の秘孔はくぷっ……と音を立ててヒクついた。
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