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第五章 踏みにじられた俺の心 (怜一郎side)
40.公衆トイレ☆
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恐怖に胸をドキドキさせながら振り返ると、俺の後ろには黒っぽいレインウェアの上下を着た男が立っていた。
上着のフードを深く被っているので顔はよくわからない。
「へー、こりゃまたずいぶん上玉だ……」
俺の全身を舐めるように見つめ、無精ひげの生えた口元でへへっ、と下品に笑った。
変色した前歯が一本欠損し、頬がやつれていた。
声や体型から同年代から三十歳ぐらいだと思うが、たばこの吸いすぎなのか、なんだか違法な薬でもやっていそうな危険な雰囲気のする男だった。
どこの誰ともわからない相手とセックスしようなんて、どうかしていた……。
急に冷静さを取り戻した俺はすぐさまベンチから立ち上がり、その場から逃げようとした。
しかし男は素早い動きで俺の腕を掴んだ。
「おい、どこ行くんだよ?」
あっという間に羽交い締めにされた。
「やめろ……っ」
身を捻って俺は男を振りほどこうとしたが、男の手にはスタンガンが握られていた。
「ほら、じっとしてな。ケガなんてしたくないだろ」
男は俺の顔へスタンガンを近づけた。パチッ、パチッ、と電極の間に光が流れる。
「くっ……」
俺は恐怖に体がすくんで抵抗できなくなり、男に引っ張られて公衆トイレの中へ連れ込まれた。
トイレの中にはもう一人男がいた。タオルを頭に被り、つなぎを着た大柄な男だった。
「ケケ、こいつはなかなかいい男だな」
「きっとどこかのお坊ちゃまだ。こいつにたんまり中出しして尻の穴から精液逆噴射している姿でも撮影して揺すれば、しばらく金に困らないぜ」
「ふざけっ……んんっ」
口にガムテープを貼られて俺は何もしゃべれなくなった。
「ほら、静かにしてろ。お前、男に犯されたくてここへ来たんだろう? じゃあいいじゃねえか。たっぷり可愛がってやるからよ」
後ろ手を縛られ、俺はズボンと下着を奪い取られた。
こんな格好じゃ助けを求めてトイレを出て行くこともできない。
「パイパンじゃねえか。スケベな趣味してるな」
「こんな皮の余ってるちんこ丸出しってお前ドMかよ」
二人の男は俺の股間を見てゲラゲラ笑った。
それは俺の趣味じゃない、龍之介が剃ったから……と言い返すこともできない。
悔しくて恥ずかしくて顔がカアッと熱くなった。
大柄の男はニヤニヤしながら縮こまっている芋虫みたいな俺のペニスをむにむにといじくる。
俺の体を拘束するレインウェアの男は、俺のジャケットのポケットを物色している。
名刺でも入ってないかと身元のわかるものを探しているみたいだが、スマホも財布も家に置いてきていた。
ポケットはどこも空で男はちぇっと舌打ちした。
「なんも面白ぇもんねぇや、つまんねぇな……」
それから片手で俺のジャケットとワイシャツのボタンを外して、胸を露出した。
「うは、でけぇ乳首」
レインウェアの男に両の乳輪をキュッと摘ままれ俺は、
「んんぅ……」
と鼻から情けない声を漏らした。
「へへ、開発済みか……女みてぇな反応しやがる」
男は面白がって、俺の乳首をころころこね回す。
「んぅ~……っ」
「この分だとこいつ、相当ヤリ慣れてるな。慣らさずぶち込んでやろうぜ」
レインウェアの男は俺の両足を抱えて大柄のつなぎ男に俺の秘部を差し出した。
「クヒヒ、きれいな色のケツマンコしてやがるぜ」
ひどい屈辱を感じながらも俺に抵抗するすべはない。
「ほら、見ろよ。なかなかデカいだろ」
つなぎ男がズボンのファスナーを下げて取り出した怒張のあまりの大きさに目を見開いた。
おまけに何やら皮膚の下へ埋め込んでいるのだろう、ごつごつといびつな形をしていた。
あんなものを慣らさず挿入されたら、俺のあそこは壊れてしまう……!
「……んんっ、……んっ」
頼むからやめてくれと首をフルフル横に振った。
「なんだよ、嬉しいか。そうか」
男たちはゲラゲラ笑い、つなぎ男は俺の蕾へ大きな亀頭を押し当てた。
もうダメだ。俺はなんてバカだったんだろう……。
好きだった龍之介に裏切られたからって、こんなハッテン場にホイホイ来て、男たちにレイプされるなんて。
こいつらの計画通り代わる代わるたっぷり犯されて、尻から精液を逆噴射するところなんて撮られたら、俺は一生この二人の奴隷にされることだろう。
警察にだって相談できない。
どうしよう……、俺の人生は、本当にもうおしまいだ……。
上着のフードを深く被っているので顔はよくわからない。
「へー、こりゃまたずいぶん上玉だ……」
俺の全身を舐めるように見つめ、無精ひげの生えた口元でへへっ、と下品に笑った。
変色した前歯が一本欠損し、頬がやつれていた。
声や体型から同年代から三十歳ぐらいだと思うが、たばこの吸いすぎなのか、なんだか違法な薬でもやっていそうな危険な雰囲気のする男だった。
どこの誰ともわからない相手とセックスしようなんて、どうかしていた……。
急に冷静さを取り戻した俺はすぐさまベンチから立ち上がり、その場から逃げようとした。
しかし男は素早い動きで俺の腕を掴んだ。
「おい、どこ行くんだよ?」
あっという間に羽交い締めにされた。
「やめろ……っ」
身を捻って俺は男を振りほどこうとしたが、男の手にはスタンガンが握られていた。
「ほら、じっとしてな。ケガなんてしたくないだろ」
男は俺の顔へスタンガンを近づけた。パチッ、パチッ、と電極の間に光が流れる。
「くっ……」
俺は恐怖に体がすくんで抵抗できなくなり、男に引っ張られて公衆トイレの中へ連れ込まれた。
トイレの中にはもう一人男がいた。タオルを頭に被り、つなぎを着た大柄な男だった。
「ケケ、こいつはなかなかいい男だな」
「きっとどこかのお坊ちゃまだ。こいつにたんまり中出しして尻の穴から精液逆噴射している姿でも撮影して揺すれば、しばらく金に困らないぜ」
「ふざけっ……んんっ」
口にガムテープを貼られて俺は何もしゃべれなくなった。
「ほら、静かにしてろ。お前、男に犯されたくてここへ来たんだろう? じゃあいいじゃねえか。たっぷり可愛がってやるからよ」
後ろ手を縛られ、俺はズボンと下着を奪い取られた。
こんな格好じゃ助けを求めてトイレを出て行くこともできない。
「パイパンじゃねえか。スケベな趣味してるな」
「こんな皮の余ってるちんこ丸出しってお前ドMかよ」
二人の男は俺の股間を見てゲラゲラ笑った。
それは俺の趣味じゃない、龍之介が剃ったから……と言い返すこともできない。
悔しくて恥ずかしくて顔がカアッと熱くなった。
大柄の男はニヤニヤしながら縮こまっている芋虫みたいな俺のペニスをむにむにといじくる。
俺の体を拘束するレインウェアの男は、俺のジャケットのポケットを物色している。
名刺でも入ってないかと身元のわかるものを探しているみたいだが、スマホも財布も家に置いてきていた。
ポケットはどこも空で男はちぇっと舌打ちした。
「なんも面白ぇもんねぇや、つまんねぇな……」
それから片手で俺のジャケットとワイシャツのボタンを外して、胸を露出した。
「うは、でけぇ乳首」
レインウェアの男に両の乳輪をキュッと摘ままれ俺は、
「んんぅ……」
と鼻から情けない声を漏らした。
「へへ、開発済みか……女みてぇな反応しやがる」
男は面白がって、俺の乳首をころころこね回す。
「んぅ~……っ」
「この分だとこいつ、相当ヤリ慣れてるな。慣らさずぶち込んでやろうぜ」
レインウェアの男は俺の両足を抱えて大柄のつなぎ男に俺の秘部を差し出した。
「クヒヒ、きれいな色のケツマンコしてやがるぜ」
ひどい屈辱を感じながらも俺に抵抗するすべはない。
「ほら、見ろよ。なかなかデカいだろ」
つなぎ男がズボンのファスナーを下げて取り出した怒張のあまりの大きさに目を見開いた。
おまけに何やら皮膚の下へ埋め込んでいるのだろう、ごつごつといびつな形をしていた。
あんなものを慣らさず挿入されたら、俺のあそこは壊れてしまう……!
「……んんっ、……んっ」
頼むからやめてくれと首をフルフル横に振った。
「なんだよ、嬉しいか。そうか」
男たちはゲラゲラ笑い、つなぎ男は俺の蕾へ大きな亀頭を押し当てた。
もうダメだ。俺はなんてバカだったんだろう……。
好きだった龍之介に裏切られたからって、こんなハッテン場にホイホイ来て、男たちにレイプされるなんて。
こいつらの計画通り代わる代わるたっぷり犯されて、尻から精液を逆噴射するところなんて撮られたら、俺は一生この二人の奴隷にされることだろう。
警察にだって相談できない。
どうしよう……、俺の人生は、本当にもうおしまいだ……。
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