7 / 81
プロローグ
7.スキル「エロい」を手に入れました 1
しおりを挟む
足のつけ根のきわどい部分に彼の隆起したものを覚え、みのりは一瞬肩をちぢめた。だが、動きを止めた黒い影にしっかりとうなずいてやる。
「だ……大丈夫。いいよ、お願い」
本当はまだ少しだけ怖かったが、ここで逃げたら女がすたる。女子高育ちは一にふんぎり、二にクソ度胸だ。影は思い切ったように、固いものを奥に押しつけて来た。みのりはぎゅっと目を閉じた。
彼の熱いかたまりが、みのりの割れ目の先にある敏感な部分を刺激する。ぬれた感触の切っ先をゆるゆるとこすりつけられて、みのりは小さく息をついた。さっきのようにつながる位置を探しているのかと思ったが、どうもそうではないらしい。
みのりの反応をたしかめながら、しつこく屹立の先端でとがった肉芽を押しつぶす。刺激を与えられるたびに、体の奥がきゅうっとしまる妙な感覚を掘り起こされ、みのりは鼻から息をもらした。
「んッ……ん、は、やめ……!」
思わず「やめて」と言いかけて、影が傷つくかと口を閉じた。だが、影はほくそ笑むようなどこか余裕のある態度を見せると(どこから出て来たその余裕は)、何度も興奮しきったものを入り口に押し当てて来る。
だんだんずうずうしくなる動きにみのりは唇を噛みしめたが、確実にわき上がって来る焦燥感にあらがえない。
その時、ぴちゃぴちゃと水音を鳴らす接着部分に気がついて、みのりは自身に唖然とした。自分の口から甘いあえぎが勝手にわき出てしまうのを、信じられない思いで耳にする。
──こりゃ完全にビッチだよ。まいったな、こんなことで目覚めちゃうなんて。
みのりは今まで自分のことをどちらかと言えば女らしくなく、大ざっぱでガサツな人間だと何となく思い込んでいた。
クラスの中でも雄々しい方で、バレンタインデーは空手部の後輩にのきなみチョコレートをもらうくらいだ。だがその性格とは裏腹に、出るべき所はそれなりに出ている体はどうやら敏感らしい。新たな自分を発見し、みのりは頭をかかえたくなった。
だが、そんなことはおかまいなしに影はみのりを開発して行く。今まで以上に大胆に肉塊をはざまにこすりつけ、密着している粘膜を甘い動きで融合させる。
「あ……も、もう──!」
じらされている状態にどうにも耐えきれなくなって、ついにみのりは自分から怒張に股間をよせて行った。言葉などよりよほど素直なみのりの嫌らしい反応に、影が嬉々とした様相であらためてみのりの上に乗る。
再度唇にキスを落として甘い空気を高めた後、影は確認するようにみのりの秘部へ指で触れた。奥へ通じる入り口を念のためさぐっているようだ。
周到な準備のやり方に、今度こそはと意気込む彼の熱い思いが透けて見える。指先でひだをむき出しにされ、みのりは羞恥に顔をそむけた。
「もうやだあ……! はやく──」
涙交じりのみのりのおねだりに、影があわてて剛直の先端を開かれたはざまにあてがった。いじりまわされ、びしょびしょになった泥濘が切っ先に吸いついてしまう。
「だ……大丈夫。いいよ、お願い」
本当はまだ少しだけ怖かったが、ここで逃げたら女がすたる。女子高育ちは一にふんぎり、二にクソ度胸だ。影は思い切ったように、固いものを奥に押しつけて来た。みのりはぎゅっと目を閉じた。
彼の熱いかたまりが、みのりの割れ目の先にある敏感な部分を刺激する。ぬれた感触の切っ先をゆるゆるとこすりつけられて、みのりは小さく息をついた。さっきのようにつながる位置を探しているのかと思ったが、どうもそうではないらしい。
みのりの反応をたしかめながら、しつこく屹立の先端でとがった肉芽を押しつぶす。刺激を与えられるたびに、体の奥がきゅうっとしまる妙な感覚を掘り起こされ、みのりは鼻から息をもらした。
「んッ……ん、は、やめ……!」
思わず「やめて」と言いかけて、影が傷つくかと口を閉じた。だが、影はほくそ笑むようなどこか余裕のある態度を見せると(どこから出て来たその余裕は)、何度も興奮しきったものを入り口に押し当てて来る。
だんだんずうずうしくなる動きにみのりは唇を噛みしめたが、確実にわき上がって来る焦燥感にあらがえない。
その時、ぴちゃぴちゃと水音を鳴らす接着部分に気がついて、みのりは自身に唖然とした。自分の口から甘いあえぎが勝手にわき出てしまうのを、信じられない思いで耳にする。
──こりゃ完全にビッチだよ。まいったな、こんなことで目覚めちゃうなんて。
みのりは今まで自分のことをどちらかと言えば女らしくなく、大ざっぱでガサツな人間だと何となく思い込んでいた。
クラスの中でも雄々しい方で、バレンタインデーは空手部の後輩にのきなみチョコレートをもらうくらいだ。だがその性格とは裏腹に、出るべき所はそれなりに出ている体はどうやら敏感らしい。新たな自分を発見し、みのりは頭をかかえたくなった。
だが、そんなことはおかまいなしに影はみのりを開発して行く。今まで以上に大胆に肉塊をはざまにこすりつけ、密着している粘膜を甘い動きで融合させる。
「あ……も、もう──!」
じらされている状態にどうにも耐えきれなくなって、ついにみのりは自分から怒張に股間をよせて行った。言葉などよりよほど素直なみのりの嫌らしい反応に、影が嬉々とした様相であらためてみのりの上に乗る。
再度唇にキスを落として甘い空気を高めた後、影は確認するようにみのりの秘部へ指で触れた。奥へ通じる入り口を念のためさぐっているようだ。
周到な準備のやり方に、今度こそはと意気込む彼の熱い思いが透けて見える。指先でひだをむき出しにされ、みのりは羞恥に顔をそむけた。
「もうやだあ……! はやく──」
涙交じりのみのりのおねだりに、影があわてて剛直の先端を開かれたはざまにあてがった。いじりまわされ、びしょびしょになった泥濘が切っ先に吸いついてしまう。
0
お気に入りに追加
47
あなたにおすすめの小説
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

【R18】幼馴染がイケメン過ぎる
ケセラセラ
恋愛
双子の兄弟、陽介と宗介は一卵性の双子でイケメンのお隣さん一つ上。真斗もお隣さんの同級生でイケメン。
幼稚園の頃からずっと仲良しで4人で遊んでいたけど、大学生にもなり他にもお友達や彼氏が欲しいと思うようになった主人公の吉本 華。
幼馴染の関係は壊したくないのに、3人はそうは思ってないようで。
関係が変わる時、歯車が大きく動き出す。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041

甘すぎるドクターへ。どうか手加減して下さい。
海咲雪
恋愛
その日、新幹線の隣の席に疲れて寝ている男性がいた。
ただそれだけのはずだったのに……その日、私の世界に甘さが加わった。
「案外、本当に君以外いないかも」
「いいの? こんな可愛いことされたら、本当にもう逃してあげられないけど」
「もう奏葉の許可なしに近づいたりしない。だから……近づく前に奏葉に聞くから、ちゃんと許可を出してね」
そのドクターの甘さは手加減を知らない。
【登場人物】
末永 奏葉[すえなが かなは]・・・25歳。普通の会社員。気を遣い過ぎてしまう性格。
恩田 時哉[おんだ ときや]・・・27歳。医者。奏葉をからかう時もあるのに、甘すぎる?
田代 有我[たしろ ゆうが]・・・25歳。奏葉の同期。テキトーな性格だが、奏葉の変化には鋭い?
【作者に医療知識はありません。恋愛小説として楽しんで頂ければ幸いです!】

イケメン彼氏は警察官!甘い夜に私の体は溶けていく。
すずなり。
恋愛
人数合わせで参加した合コン。
そこで私は一人の男の人と出会う。
「俺には分かる。キミはきっと俺を好きになる。」
そんな言葉をかけてきた彼。
でも私には秘密があった。
「キミ・・・目が・・?」
「気持ち悪いでしょ?ごめんなさい・・・。」
ちゃんと私のことを伝えたのに、彼は食い下がる。
「お願いだから俺を好きになって・・・。」
その言葉を聞いてお付き合いが始まる。
「やぁぁっ・・!」
「どこが『や』なんだよ・・・こんなに蜜を溢れさせて・・・。」
激しくなっていく夜の生活。
私の身はもつの!?
※お話の内容は全て想像のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※表現不足は重々承知しております。まだまだ勉強してまいりますので温かい目で見ていただけたら幸いです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
では、お楽しみください。
エリート警察官の溺愛は甘く切ない
日下奈緒
恋愛
親が警察官の紗良は、30歳にもなって独身なんてと親に責められる。
両親の勧めで、警察官とお見合いする事になったのだが、それは跡継ぎを産んで欲しいという、政略結婚で⁉
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる