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本編

◇ 第七夜 ③

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「アレクサンドル陛下、私のことはコニーとお呼びくださいませ」
「コニー、私のこともここではサーシャとお呼びください」

 コンスタンツェは瞳に甘えを宿し、アレクサンドルに言った。

「サーシャ。もっと親しい者に対する口調で話してほしいの。私達は夫婦なのだから」
「それは私も同じように思う。コニーにはもっと楽にしてほしい」

 アレクサンドルはもう一度くちづけると、今度は舌をコンスタンツェの唇から割り入れ、咥内を存分に堪能した。婚礼の誓いのくちづけとは全く違う熱にコンスタンツェは灼かれ、想いが溢れ出る。

「お願い。私をサーシャの本当の妻にして」

 コンスタンツェの言葉にアレクサンドルは頷き、彼女の夜着を脱がせた。

「ああ、何度見ても、コニーの身体は素晴らしく美しい。玉体と呼ぶにふさわしいと思う」
「サーシャのために磨き上げたのです。堪能してくださらなければ」
「そのためには、コニーの身体を潤し、拓く必要がある」

 アレクサンドルはコンスタンツェの股座に顔を埋め、わざと音を立てて舐め始めた。

「それは……それは駄目……!」
「口で可愛がられるのが、よかったのだろう?」
「あっ、や……」
「私を受け入れて」

 コンスタンツェはじゅぶじゅぶという下品な音に羞恥心を煽られ、高貴な皇帝が自分の恥部に奉仕しているという事実に背徳感を覚えた。

「コニーの身体は素直だ。蜜がこぼれてきた」
「んっ……! だって温かくて気持ちいい……気持ちいいのぉ……」
「いい子だ」

 アレクサンドルは秘所を舐めながら両手を上げ、コンスタンツェの豊かな胸の上に置いた。まず丸みを楽しむようにしばらく乳房を揉み、左手は乳房の横を撫でながら親指で乳頭をそっと擦り、右手は親指と人差し指で乳首を摘みながら残りの指で乳房を揺らした。その間、花芽を口で愛撫することも忘れなかった。

「あっ! あっ! 両方、両方は……!」
「乳首をいじられることも、陰核をもてあそばれることも、どちらも好きだろう?」

 コンスタンツェは身体の中心にどんどん熱が集まっていくのを感じ、自分が女であることを思い知らされる。自分のただ一人の男、サーシャが早く欲しい。中に受け入れたい。

「あっ……ああっ……あっ! あっ! あぁ! ……ああぁんっ!」

 コンスタンツェはたくさんの蜜で寝台を濡らし、達した。アレクサンドルは彼女の頭を撫で、耳元で囁く。

「コニー、きちんと覚えたね。上手だ」
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