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後日譚・取り違えたその後の二人
098 一緒にお風呂に入りたい ②
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結果から言うと、セックスがしたいというよりいちゃいちゃ甘えたいんだろう、という私の読みは大ハズレだった。甘えたいのももちろん間違いじゃないんだろうけど、本気でひたすらセックスしたかったみたいで、めっちゃくちゃいろんな体位で攻められてしまった。一晩に七回とか、脳筋おそるべし。
「ええと……ジュリエッタ、大丈夫?」
「……こ、腰が立たない……」
「ご、ごめん、好きにしていいって言われたから、つい……」
「……いつも、こんな回数、しかも激しく、しないもんね……」
リカルドが今までものすごく気をつかってしてくれてたのが、よくわかった。
「うう、体力違うって忘れてた。腰以外、痛いとことか、ない?」
「腰も、そんなに痛い訳じゃないよ。力入んないだけで。あとは全体的にだるいだけ……」
リカルドが私のことを心配そうに見つめてる。
「そんな顔しないで。その………………よかったから」
「うん……。正直、悲願達成した」
恥ずかしいことに、初めてイカされてしまった。ちょっと強引な感じでされてる時に。それも何回か。今までも気持ちよくはあったんだけど、その比じゃなかった。
「……乱れてるジュリエッタ、すっごくエッチで可愛かった。あんな夢中でよがってるの、初めて見た」
「うわあ、恥ずかしい……」
「ジュリエッタを丁寧にさわるのももちろん好きなんだけど……少し激しくした方が反応いいって、目から鱗だった」
「その……だから言ったでしょ。我慢しなくていいって」
「うん」
「それに、激しくされても感じちゃったのは、リカルドだからだよ」
「俺?」
「リカルドだから安心して受け入れられるの。他の人からされたら、嫌だよ、やっぱり」
「他の男にそんなことは絶対ヤラセないから」
「おにいさん、目がマジですよ」
リカルドがぺこりと頭を下げ、お礼を言ってくる。
「ほんとにありがとう、ジュリエッタ」
「ううん。長い時間してみて、いろいろよかったよ、私も」
「うん。ジュリエッタの好みがわかって、とてもよかった。そして、ものすごく気持ちよかった」
「……もう、したいこと、ないの?」
乗りかかった船というか、まだあるなら聞いてあげたいな。体力に限界はあるけども。
「え。ええと…………」
しばし逡巡したのち、リカルドは口を開いた。
「ええと……ジュリエッタ、大丈夫?」
「……こ、腰が立たない……」
「ご、ごめん、好きにしていいって言われたから、つい……」
「……いつも、こんな回数、しかも激しく、しないもんね……」
リカルドが今までものすごく気をつかってしてくれてたのが、よくわかった。
「うう、体力違うって忘れてた。腰以外、痛いとことか、ない?」
「腰も、そんなに痛い訳じゃないよ。力入んないだけで。あとは全体的にだるいだけ……」
リカルドが私のことを心配そうに見つめてる。
「そんな顔しないで。その………………よかったから」
「うん……。正直、悲願達成した」
恥ずかしいことに、初めてイカされてしまった。ちょっと強引な感じでされてる時に。それも何回か。今までも気持ちよくはあったんだけど、その比じゃなかった。
「……乱れてるジュリエッタ、すっごくエッチで可愛かった。あんな夢中でよがってるの、初めて見た」
「うわあ、恥ずかしい……」
「ジュリエッタを丁寧にさわるのももちろん好きなんだけど……少し激しくした方が反応いいって、目から鱗だった」
「その……だから言ったでしょ。我慢しなくていいって」
「うん」
「それに、激しくされても感じちゃったのは、リカルドだからだよ」
「俺?」
「リカルドだから安心して受け入れられるの。他の人からされたら、嫌だよ、やっぱり」
「他の男にそんなことは絶対ヤラセないから」
「おにいさん、目がマジですよ」
リカルドがぺこりと頭を下げ、お礼を言ってくる。
「ほんとにありがとう、ジュリエッタ」
「ううん。長い時間してみて、いろいろよかったよ、私も」
「うん。ジュリエッタの好みがわかって、とてもよかった。そして、ものすごく気持ちよかった」
「……もう、したいこと、ないの?」
乗りかかった船というか、まだあるなら聞いてあげたいな。体力に限界はあるけども。
「え。ええと…………」
しばし逡巡したのち、リカルドは口を開いた。
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