突然パーティーを追放されてしまったけれど、それは全て僕のためだった
「ディリス。悪いが今日をもって、<慈愛の剣>から抜けてくれ」
ある日、ディリスは突如として冒険者パーティーから追放された。それも先日、妹の病気を治すために協力してくれると言ったはずの彼らから。
以降は仕方なく、一人で薬を手に入れようと奮闘するディリス。
やがて、とある魔物から採集できる部位が薬になることを知ったはいいものの、その魔物はディリス一人では到底倒すことのできない強敵であった。
故にランクが高い冒険者に討伐依頼を出すも、誰も引き受けてはくれない。
もう後がなくなってしまったディリスは死を覚悟して、単身で討伐に臨むことに。
そうして魔物が棲まう洞窟にたどり着いたディリスが目にしたのは、自身を追放した<慈愛の剣>の面々の息絶え絶えな姿であった。
※ざまぁ要素は全くありません。
※8,000字程度の短編です。
ある日、ディリスは突如として冒険者パーティーから追放された。それも先日、妹の病気を治すために協力してくれると言ったはずの彼らから。
以降は仕方なく、一人で薬を手に入れようと奮闘するディリス。
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故にランクが高い冒険者に討伐依頼を出すも、誰も引き受けてはくれない。
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そうして魔物が棲まう洞窟にたどり着いたディリスが目にしたのは、自身を追放した<慈愛の剣>の面々の息絶え絶えな姿であった。
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