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メス堕ちさせた元タチへの愛のあるセックスの教え方⑮
しおりを挟む「その後は地獄の日々でも待ってたと思う?」
隼人はふいに僕の胸から顔を上げ、薄く微笑んで問いかけてきた。指の背で頬を撫で、その顔をたっぷりと眺めながら問い返す。
「違うの?」
「毎日のようにヤラれてたんだけど、叔母さんな、すぐに俺のこと縛るのやめたんだ。舐めてるなって思った。だからさ、仕返ししてやったんだ。叔母さんのこと床に組み敷いて、襲ってやった。ざまあみろって思ったんだ。そしたら……」
口角を上げたまま、目を伏せてしまった隼人をただ見つめる。隼人は頬を撫でる僕の指に頬を寄せた、首を傾げた姿で力なく語る。
「あの人のその目が好きだった、て……言われた。レイプされて喜んでんのか、なんだかわかんねぇけど、そう言われたんだ。それから中二まで叔母さんのこと毎日のように抱いたよ。学校の話はピロートークでだけ聞いてくれた。気持ち悪いよな」
叔母を抱いたあと、まるでそのご褒美のように叔母の豊かな胸に顔を埋めながら今日あったことを聞いてもらったと言う。
セックスはコミュニケーションをとるための手段。
高校の頃の隼人は、誰これ構わず女子生徒と関係を持っていて下世話な噂が絶えなかった。保健室で女子生徒が「処女なんて隼人くんにもらってもらえばいいじゃない」なんて生々しい話をしているのを耳にしたこともある。
下半身のだらしない、いい加減な生徒……当初はそう思っていたが、そんな話を聞いてしまうと印象が百八十度変わってしまう。瑞生という最愛の恋人ができてからも女性を抱くことが止められなかったのだ。それはまるで呪いのようだ。
叔母の様子がおかしくなり、十四の頃家を出た。
今では義両親となった堺夫婦に引き取られるまでの間、知らない女性の家を転々としながら彼女たちを抱いた。
そうしてやっと安心できる住処を得た時、自分が誰かの肌に触れないと眠れないことに気がついた。
眠れない。
肌に触れ、肌を重ね、混ざりあって、自分に喘ぐ女を見て、それを蔑んで、相手を汚して、自分を汚して、同じことに安心して眠る。
安心できるはずの場所では、自分は安息の眠りにつくことができない。
「俺もう、終わってるんだって思った。一生こうやって生きてくしかないんだって」
頬を寄せていた僕の手のひらを、隼人はちろりと舐める。
「最近は……女抱いてないよ。お前に抱かれてる」
「僕よりずっと前に、君は……瑞生に出会ってる」
「そう、玲児……」
丁寧に名前を呼ぶ声が、喜びに、優しさに満ちている。ふわりと、柔らかいものが含まれており、さらに上からも包まれている。
「すごかった……叔母さんちから出たあと転校して、新しい学校の教室に玲児がいたんだ……最初はなんか挨拶するだろ、みんなワイワイうるさくってさ。でもあいつだけ窓の外見てて。気になって見てたんだ。そしたら目が合って」
懐かしむように目を閉じて頬を赤らめて語り、目が合って、と言葉にすると同時に薄く瞼が開いて瞳が覗く。
どんな闇の中でも光を綺麗に取り込み様々な色を見せる瞳が、飴色と琥珀を織り交ぜて輝く。
「モノクロ……なんか違うな……でも灰色だった世界が、玲児の座っていたあの場所から、鮮やかに色づていくみたいだった。玲児は肌が白くて、髪が真っ黒で、あいつ自身がモノクロみてぇなのに、面白いよな……でもそんな玲児が俺を見て、顔を真っ赤にしたんだ。色づいたんだ。そこから玲児が見ていた空が凄く青く澄んで見えて、教室の中がじわじわと滲んで広がっていくみたいに明るくなって……世界が変わったんだ。自分まで生まれ変わるみたいだった」
僕にその光景はわからない。
ただ、僕を見ず、その時の光景をうっとりと眺める隼人の瞳がただひたすらに美しかった。
こんなに一緒にいるのに、この色を僕は見たことがあっただろうか。
この色に見られることは僕にはないのだろうか。
そんなことを考えていたら、隼人の頬を包む指の親指が、彼の下瞼のすぐ下に強く爪を立てるように食い込んでいることに気が付いた。
ハッとして、それでも僕は親指を押し付け柔らかい皮膚に沈めることをやめなかった。その眼を見ていたいのに見ていたくなかった。
あまりに、綺麗すぎて。
潰してしまいたくなる。
くり抜いてしまいたくなる。
しかし僕がそうする前に、親指にはらはらと涙が流れ落ちてきた。
指を濡らすそれはあたたかい。
親指の腹に感じる、眼窩の硬さ。その指を囲うように、濡れていく。
「玲児とずっと友達でいたいって、宝物にしようって思ったんだ。そしたらさ、玲児も俺が好きだって…………嬉しくて嬉しくて、幸せで、それなのに俺、女抱くの、やめられなくて……」
苦しそうに、しゃくりあげる。肩が大きく上下して……僕の手首を強く握って、頬に添えた手に重ねた手で縋ってくる。それに引っ張られるように、僕の親指からはふっと力が抜けた。
「玲児、わかってたんだ。でもそれは言わないで、抱いてほしいって…………抱けなかった。どうやって抱くんだよ。こんな、名前もわかんない、顔も次の日には忘れるような女に突っ込みまくってたもん、自分でも触りたくないもん、叔母さんのまん汁で焼けて浅黒くなったチンコ、入れられるかよ……!」
ああ、ここにもか。
隼人が起こしてしまう行動の全ては、絶望するほどに根が深い。瑞生を抱けていないのも“自分は汚いから、汚してしまうから”それだけの単純な話ではない。
「玲児のこと、傷つけた……あの時一回、全部終わったんだ、全部、全部……」
今始まったことではなく、一度大きく躓いてしまった、まだその足元に残り、足首を絡めとる、焼き払えない蔦なのだ。
隼人の頬を濡らす涙はもう粒ではなく、滝のように、涙の筋もわからないほど激しく流れていく。僕の手と隼人の頬の間に水たまりができるほど。
隼人は止めどない涙を流しながら、何度か発声するために息を吸ったり吐いたりした。あ、と声が漏れたこともあった。
でもその度に隼人の声は溺れて飲み込まれて、それ以上語ることは許されなかった。
そうして暫く経った時、息苦しそうに隼人は言った。
「あとは、お前も知ってる時期の話だよ」
諦めたんだと悟った。
何か話そうとしたことがあったのだろう。でもそれを聞くことはない。今話さないのだ、きっともう、聞くことはない。
隼人は俯き加減に、上目遣いで僕を見つめ様子を伺っている。お互い、探ってる。聞けば話してくれるのだろうか。
でも何も言わない僕に隼人は安心しているようにも思え、そのまま黙っていることを選んだ。
隼人は深いため息をついて、震える息をまだ残しながら話を再開させた。
「俺さ、お前にずっと、感謝してるって。屋上でお前に助けてもらって、お前の前でみっともなく泣いて、前に進むって、医者にもかかるって、決めた時……」
「うん。覚えてる」
「俺、俺さ……あの頃叔母さんに再会して、叔母さんのことまた抱いてたんだ」
「え……あの時に? 再会してた? そんな、まさか……」
当時の……酷い目つきをしていた姿を思い出す。仕事の時はメイクで誤魔化していたのかもしれないが、目の周りは窪んで陰になり、大きな身体を不安定にふらつかせ、人が寄り付くことのできる様子ではなくなっていた。
いや、しかし。
それは僕に相談しに来るより少し前だった、はず。
僕の元に助けを求めた時の彼はいくらか落ち着いて、肌艶や白目の輝きも取り戻しつつあった。
だからこそ人の話を聞き入れる余裕もできたかもしれないと判断し、手を差し伸べたのだ。
つまり、あれは。
ゾッとする。
首の付け根から、後頭部にかけて温度を感じない。
隼人は叔母を抱き始めて、調子を取り戻した……?
考えただけで息が苦しくなる。
「テレビで俺のこと見たって叔母さんが会いに来てさ。叔父さんと別れて再婚したって、赤ん坊連れて。一瞬俺の子かと思ったんだよ、笑えるだろ、笑えよ」
「できない」
「笑えって」
「僕は普段から、笑わないよ」
「そっか。そうだったな」
声が震える。元から声量の足りない声が、声帯が締まりより細くなる。隼人はそんな僕に無理強いをすることをやめ、苦々しく口元だけで微笑んだ。
「毎回赤ん坊連れてくるんだ。だから赤ん坊いるとこでセックスしてたんだ。寝てんの泣き出したらあのババァ、おっぱいあげながら俺にまんこ突かれてんだぜ。気持ち悪ぃだろ、終わってんだろ、でも俺も一緒だよ」
自分はどんな顔を今、しているだろうか。この子の言うことに首を横に振ることしかできない。
そんな僕を見る隼人の目が、これまでよりずっと優しい。傷ついてるのは君なのに。
「でもたまに、叔母さんが寝ててその赤ん坊と過ごす事があって。子守唄が自然と口から出たんだ。でも叔母さんが赤ん坊に歌ってるのとは違うやつ。叔母さん俺には歌ってくれなかったんだ、だからあの子守唄は……」
――ゆーりかごーの……
たったそれだけ、口ずさむ。
普段の低い声を残したまま、高く少しかすれた裏声が混じり、まっすぐと伸びる声。
その歌声に誘われるまま眠りについてみたいと、一瞬で心を奪われる。
「この話は、いいや」
しかしその続きが聞こえてくることはなく、隼人は小さく左右に首を振った。
とても残念だ。いま眠る訳にはいかないけれど。その声に癒されたい気分ではある。
「詳しくは話したくない、ごめん。でも叔母さんとは切れたよ。お前のおかげだと思う。お前の紹介で病院行って、いい先生に出会えて、薬もらって、眠れるようにもなって。ずっと前から、お前に助けてもらってんだよ、俺……」
「僕も君に、助けてもらったよ?」
「あ……? そっか、俺、助けてた? へへ、よかった……」
一見どうでもよさそうにしながら、なんでもないように、気がついたら隣にいてくれる。
辛い時でも幸せな時でも、僕の閉じた世界に君がいてくれてよかった。
「でも駄目だな。やっと前に進んで、玲児とも一緒になれたのに」
「君は、がんばったよ」
「頑張ったよ、すっげぇ頑張った。でも俺の器じゃ限界だったんだよ……頑張ったけど、でも……女遊びも、やめらんねぇし……」
ずっと、手の中に頬がある。話している間、ずっと頬ずりされたり、手を握られたりをしていた。
「お前に抱かれて、もっとダメになっちまった」
しかしこの時の頬ずりは、僕の指先を横目で見て、唇を薄く開けるその顔は、それまでとは明らかに違かった。
僕の隣で歯を見せて笑っていたこの子は、すっかり“女”の顔をするようになってしまった。
「お前のせいじゃねぇよ? ぐちゃぐちゃにされんのが気持ちいいのは、俺がダメだからだよ。お前にダメにされたんじゃなくて、元からダメなんだよ、俺は」
そうだろうか。君は情けなくても、ダサくても、カッコよかった。
「でももっと甘ちゃんになって、もっとダメになりたいのはお前のせいかな」
そうだ。そんな物欲しそうな顔をするようになったのは確実に僕のせいだ。
「俺のこと、甘やかしすぎ」
やらしいと思っていた顔が、崩れる。
目尻をとろとろに下げて、笑って、僕の胸に飛び込んでくる。
そして今度は手のひらじゃなくて、僕の胸元にたっぷり頬ずりする。
話す前からずっと不安そうにしていたが、僕が君を嫌うことなどありえないとわかったのだろうか、今では安心して身を任せているように感じる。心から良かったと、隼人の背に手をそえる。
しかしすぐにバクバクと大きく跳ねる心臓の音が、手のひらに響く。
安心しているとは思えない音だ。
「なぁ、本当に俺が誰かに抱かれちゃっても離れねぇ?」
「うん」
「覚えてる? お前とちょっと離れた時、よそのチンポが気になったって言ったの。アレさ、篤志さんなんだ」
「篤志さん、て……今は君の、お義父さん……」
「最低だろ」
腕の中で、胸板に埋めた顔で、へらへらと笑う。声も明るい。
「篤志さん、すげぇいい人なんだ。でもずっと、ちょっと距離がある。俺が何されてたか知ってるしな。それでさ、お前に抱かれるようになって。たまに夜中にさ、美穂さん抱いたあと、篤志さんシャワー浴びてて」
なんでそうやって、なんでもない声を出す。
もっと素直に感情をだしていいのに、また隠す。
不安なんだ。さっきまでのことは、僕が受け入れてくれると何処かで確信をもっていたのだろう。だから泣くことも遠くを見ることもできていた。
その明るい声のほうがずっと悲しくなるのに。
「セックスしてんだなーって。まぁまだ四十代だしな。かっこいいし。セックスしたら篤志さんともっと仲良くなれるかなとか考えてんの、俺。自然と」
「きっと、その人は……君を抱いたり、しない」
「困って、どうにか波風立てないように断るのかな? 男なんて興味ないだろうし。でも境遇知ってんだぜ、哀れんで抱いてくれたら?」
「そんなこと間違ってる、それがわかる人なんじゃ……ないの?」
「知らねぇよ。だってそこまで仲良くねーもん。でも一回意識したら、そういう方法もあるかって……汗だくんなってセックスして射精するとこ見ちまえば…………気持ち悪い。気持ち悪い俺。本っ当に気持ち悪い!」
どうにもならない感情が溢れ出し、隼人は暴れだした。腕を大きく振り、僕の胸を叩いてくるので、きつく抱きしめてなんとか押さえ込もうと試みる。加減のない打撃がズンと内臓にまで響いてかなり痛いが、そんなこと気にしていられない。
「隼人っ……落ち着いて」
「だって……っ」
振り上げた肘が喉元にあたりそうになり、思わず抱く手を離して仰け反った途端、隼人は勢いよく起き上がった。浴衣を乱した自分の腕を抱き、背を丸め、震えながら息をしている。後ろ髪が前へ流れてしまっていたり、髪の毛もぐしゃぐしゃになってしまった。痛々しい背中だ。
「俺また風呂場で篤志さんに遭遇して、そん時変なことしちまったら……どうしよう……」
「大丈夫だよ、隼人」
「俺、叔母さんに育てられたんだな。やっぱり」
ああ。顔が見えなくても、深い深い絶望が伝わってくる。真っ黒の底なし沼から響く、硬直した言葉。
「隼人、一度思考を止めよう。それは起きたことじゃない……」
「でも……」
「大丈夫。そんなこと、ならない」
「なったら、俺のこと嫌い……?」
「嫌いじゃないよ」
いくつか急所を当てられた身体をさすりながら、ゆっくりと起き上がる。心臓と鳩尾に拳が思いっきり入ったな。
その背中を抱きしめてやりたいところだが、また殴られてあとから痣でも浮かんできたら、それを見た君を傷つけてしまうなと躊躇する。いや、というか痛いのは嫌だし。
自分より君を真っ先に心配してしまうのだな、僕は。変な話だ。こんなに痛いのに。
隼人はちらりと僕を見る。結んだ唇がわなわなと震え、食いしばった歯が見え隠れする。
「お前に、必死に、抱かれてるのもっ……気持ち悪い。今まで抱いてきた女と自分が被る……妊娠するわけでもねぇのに精子ほしくてほしくて、気持ちよくなるわけでもねぇのにケツだけじゃなくて口でも咥えて、啜って、腹ん中疼かせて」
猫の手みたいに指を立てて、ぐしゃぐしゃになった髪を直していく。柔らかい髪の毛は素直にこの指の言うことを聞いてくれた。
「やっぱり一番は、奥にほしくて」
自分の腕を抱いていた手の片方がもぞりもぞりと、肌蹴た浴衣の中を探り腹を撫で、あ、と声を上げる。
「セックス、きもちわるい」
そうして嫌悪しながらも甘い声で言う。
「きもちわるいのにっ……お前に抱かれたくて、たまんねぇ……今もたまんねぇの……」
浴衣の帯が弛む。そして、落ちる。
浴衣がするりと、肩から落ちる。
筋肉質で凹凸のしっかり感じられる広い背中。背筋の位置を思い出させてくれるような。
そんな背中がチカチカと明るさや色の切り替わる不自然な光に照らされていて、テレビがつけっぱなしだったことに気がついた。いつの間にかバラエティ番組は終わり、古い洋画が流れている。
その不安定さが力強いはずの背中の輪郭をぼやかす。
ゆっくりと、こちらに向き直る。
場面が変わって光が切り替わり、影になっていた部分が照らされ、僕が口付けた痕が照らされる。
それを知ってか知らずか、隼人はいくつも浮かぶ痕をなぞる。
「玲児のこと、もう抱きたくない……抱けねぇよ、なのに……」
両手で、へその下を被う。腰をゆるく、前後に揺する。立ち上がってはいない、けれど先の濡れた男性器から雫がこぼれそうになって糸を引く。
「水泡、水泡…………お前は、俺のこと、こんな俺のこと、ずっと抱いてくれる? 俺のこと、ぐちゃぐちゃに掻き回してくれる……? ここに、汚いの、いっぱい出してくれる? 擦り付けて、塗りたくって、どろどろにしてくれる? ずっと……」
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