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【番外編】チョコレートより甘いバニラ

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※※※※※※※※※※※※※※※※※

話の途中ですが、バレンタインの番外編です!
あと1時間でバレンタインが終わるというギリギリですが、お楽しみいただけたら嬉しいです。

※※※※※※※※※※※※※※※※※




『バレンタインの夜いかがお過ごし?』
『たばこ中』
『出雲になんかもらった?』
『うん』
『どんなん?』
『なんかすごいの』
『どんなだよ』
『君は?』
『俺もなんかすげーのもらったよ』
『よかったね』
『これからヤルんだろー?』
『うん』
『俺明日仕事だからもうヤッてきた! で、今帰ってきた』
『そう』
『たばこ終わる?』
『うん』
『またあとで連絡するー』
『しなくていい。見ない』
『知らね。するし』

 メッセージでのやり取りを終え、煙草を灰皿に押し付ける。
 コンロ上の大きな換気扇に煙が吸い込まれていく様をなんとなく眺めたあと、食洗機に食器を収めている出雲に目をやる。皿から離れていく丁寧な指先に見入ってしまっていたら、視線を感じたらしくパチリと目が合ってにこりと微笑みをもらった。
 手作りザッハトルテのあとに濃厚なチョコレートリキュールをかけたバニラアイスを食べたおかげで頬がほんのり染まっている。あれだけでほろ酔いになれちゃうなんて可愛いなと僕もくすりと微笑み返す。

「お待たせしました。そろそろベッドへ行きますか?」
「うん」

 キッチンから廊下を歩いて寝室へ向かうまでなんて大した距離ではないけれど、二人で散歩にでも向かうかのようにゆっくりと指先を絡めて手を繋ぎ並んで歩く。
 ふふふ、とご機嫌で僕の肩にもたれる出雲はお酒のせいかいつもより少しだけ甘えん坊だ。

「チョコレートづくしで甘すぎましたか?」
「うん? 少し、ね」
「でも俺はもーっとチョコレートづくしだったんですよ? 試作品たくさん作ったんですから……虫歯になっちゃいます」
「大丈夫。この間磨いた時も、綺麗だった」
「お口の中見られるの、未だに恥ずかしいです」

 頬に手をあててむにっと柔らかそうなお肉を持ち上げる。そしてふと目線を上にやって呟いた。

「玲児くんも上手に作れたかなぁ……」
「瑞生も、虫歯?」
「玲児くんいらした日も二人でたくさん食べました。一足早いバレンタインみたいですねって。楽しかったです」

 少し前に僕は我が家を一日追い出された。
 瑞生にチョコ菓子の作り方を聞かれたとはりきって色々レシピを考えたあと「玲児くんだめです、教えた超簡単レシピでも全然なんにも作れないんです。うちで教えます」とここでお菓子づくり教室が開催されたのだ。
 僕と隼人で「俺たちも混ぜてくれればいいのに」とベッドで不貞腐れ慰めあっていたのでよく覚えている。
 しかしその甲斐もあって隼人は瑞生に「すげーの」もらったらしいし、僕も美味しいザッハトルテが食べられたので良かったとしよう。何より満足のいく出来栄えに笑いが堪えられないほど弾むように笑う顔がとても可愛かった。

 ――今日はこのまま甘い夜を。

 そう寝室に一歩踏み入れようとした時、スウェットのサイドポケットに入れたスマートフォンの通知音が鳴る。
 普通ならスルーする。普通なら、この状況で、気にするわけがない。
 しかし隼人がわざわざ『またあとで連絡するー』と送ってきたことが気になった。どうしても気になった。だって待ち合わせなどは別として、そんなこと言われたことがない。

「……あ。田沼さんから……電話、入ってた」

 ポケットからスマホを取り出し、首を傾げて後頭部をさすり困ったふりをしてみた。

「二十二時過ぎてますけど……?」

 してみたが、僕を見上げる出雲は怪訝な顔をしている。やはり多少わざとらしかったかもしれない。

「なにかあったのかも……体調不良、とか」
「折り返します?」
「うん……ベッドで待ってて?」
「うーん……しょうがないですねぇ。わかりました。いい子で待ってます」

 ちょっと頬を膨らませて見せながらもちゃんと頷く可愛い子の頭を撫でて、丸くて愛らしいおでこにキスをする。この怒ってみせるあざとらしさが大好きだ。
 大丈夫、すぐ戻る。
 こんな可愛い子を待たせるわけにはいかない。
 本気で、本気の本気でそう思いながら、煙草を持ってベランダへ出る。
 ああ、寒いな。なにか羽織ればよかった。
 煙草をつける前から吐く息を白くさせながらメッセージを確認する。

 ――や、これは。これは、これは、いやちょっと待ってくれ。

 文字を打とうとして、消して、打とうとして、やめる。
 そうして最終的に電話をかけていた。
 コール音にそわそわする。動揺が半端ない。
 寒さも忘れてしまういそうだ。

『もし、もしぃ……?』
「隼人、君、あのね?」
『見たぁ?』
「……うん」
『なぁー、すっげぇぐちゅぐちゅいってんの……聞きてぇ?』
「そ、じゃなくて……」
『あー……きもちー……』
「聞きたいって、いうか…………小さくじゅぶじゅぶって、聞こえてる……もう、聞こえてる」
『はぁ? まじ……? あっ、照れん、じゃん……んぅ』

 えっろい。何これ。なに。こんなの初めてじゃないか。
 なんでこのタイミングで。
 このタイミングだからか。
 隼人から送られてきたのはメッセージではなく、あられもない姿をした自撮り写真だった。
 上は暖かそうなフリース素材のプルオーバーを着ているくせに、下は何も身につけず、M字に開脚しているせいで捲りあがった裾の下では……勃起したモノと、控えめなサイズの玩具が挿入されたお尻の穴が丸見えで。
 こんな大胆なものを送ってくるくせに、真っ赤にした顔の下半分を手で覆い、恥ずかしそうに目を逸らして。
 でもその目はとろけて、気持ちいいと訴えていて。

「なに、やってんの……ほんとに」
『なにって、けつおな……お前と会わないのにケツオナしたのはじめて、かも……』
「実家なのにそんなやらしい声……」
『二階いま、誰もいねぇし……あ、待っ、んッ』

 なに、何を待つの。何してるの。あーもう。

「きみ、瑞生としたんじゃ」
『したらケツ疼いちゃったんだもん、しょうがねーだろぉ……あ、あ、ここ、好きぃ……』
「待って、どこ、どこあててるの?」
『ふつーに、ぜんりつせん……ん、やば、汚さね、ように……ごむ、しよ……んしょ……んんー……?』

 なに、この、ぽやぽやした可愛い声。
 んしょって。がんばってゴム付けてるの? 擦ったりできない放置されてるおちんちんに。
 精液も潮も漏らしちゃうから、そのほうがいいだろうね。このあとたぷたぷになっちゃうんだろうね。
 本当、なに。どういうつもりで。ため息しか出ない。

「このあと、出雲とするのに……君でギンギンになっちゃったんだけど……」
『ちんぽぉ……? ぎんぎん……? 勃起チンポだいすきぃ……あ、あっ、ここぉ、みなあが、こしゅってくれるとこぉ……ちんぽきもちいぃ』
「あー……もう、あのね、それ僕じゃないから……」
『わかってるよ、こんなショボくねぇもん……みなわもさ、俺じゃない穴に入れんじゃん、このあとぉ……おれでギンギンになったのにさ……』
「……ヤキモチ妬いてるの? 君だってしてきたくせに?」
『だっていいなぁって思うじゃん……ン……俺だってちんぽほしーのにぃ……いいな、出雲に出すんだろ、どーせぇ……種ほしいぃ、みなわのせーしほしいよぉ……種付けされてぇよぉぉ』

 じゅぶじゅぶと小さく聞こえてる水音が激しくなってくる。下半身が、頭が、熱い。つらい。でもベランダで性器を露出せるわけにはいかないし、部屋にも入れないし。適当に切り上げないと出雲が様子を見に来るかもしれない。
 どうしたらいいかわからなくなってる間もあんあんと喘ぎ声が耳の奥をぞわぞわさせる。気がつけば手に持っていた煙草のパッケージはくしゃくしゃになっていた。
 そこから潰れかけの煙草を一本取り出し火をつける。
 決めた。これを吸い終わったら絶対に戻る。それまでは……それまでは、聞きたい。寂しそうに甘える声を。

『あっあっあっ、ん、さすがに声やばっ……んんぅっ、ぁ、だめっ……』
「あー……イキそうな声、出ちゃってるね。きもちいい?」
『ん、イキそ、かもぉ……っ……イッて、いー……? みなわぁ、イキたいぃ、いいよって、言えよぉ……っ。まんこいっちゃう……』
「うん、いいよ。気持ちよくなれて、いい子だね。思いっきりイッていいよ。声、聞かせて?」
『うっ、うっ、イクッイクッ、んっ…………ぁ、いく……っ』

 抑えた声と共に、水音が止まって、その後ゆるやかにくちゅりくちゅりと鳴っているのが微かに聞こえる。
 はぁはぁと余韻に浸る呼吸音が愛しい。
 まぁしかし、僕は正直きっついのだが。擦りたい。扱きたい。できることならぶち込みたい。
 下着冷たいな……先走りで凄いことになってるのが容易に想像つく。

『なぁ……』
「うん?」
『いずも、待ってんのぉ……?』
「そう……だね。戻らないと」

 煙草は半分ほど。情緒ある別れ方をするにはもう切り上げていかないと。

『おれ、あっ、ンッ、まだ……するっ……』

 そんな声出されると揺らぐなと思いながらも返事をする。

「うん……たくさん、気持ちよくなって。さっきは精液とか、出た?」
『ううん……でもなんかすげー濡れててぇ……ゴムへん、きもい……』

 中から濡れてぬるぬると中が泡立つコンドームを想像する……どう考えてもいやらしい。

「終わったら使用済みゴムの写真、ちょうだい? ああ、被ってる状態のも……」
『俺のやらしー写真より、そっちかよぉ……? すけべ……』
「そっちもほしい」

 即答すると隼人はいつもみたいに『キモッ』と暴言を吐いてケラケラ笑った。
 しかしそのあと急に静かになる。そしておずおずと聞いてきた。

『今日じゃなくてもさ……俺でも、抜いてくれる……?』

 目を伏せて瞬きを繰り返したあと、上目遣いに僕を見る……そんな君の顔が頭の中に浮かんだ。こういう時の君はいつだって本当に可愛いんだ。

「今は……出雲に、出してくるけど。そのあとはたくさん君で抜く。何回もしてたら……結果的に、君に捧げる量のほうが……多い、かもね」
『ん、くそ……じんじんすんじゃんっ……うれし、あんっ、まんこめっちゃきゅんきゅんする……』
「あー……いや、もー……。はぁ……戻らないと」

 フィルターのギリギリまで小さくなった煙草を室外機の上に置きっぱなしにしている灰皿に捨てる。タイムリミットだ。

『おう……』
「寂しい? ごめんね?」
『んーん……でんわ、ありがと……』
「えっちな写真、くれたから……でも、あんなの送っちゃだめ。君は芸能人なのだし、流出したら」
『水泡がさせるわけねーじゃん』

 僕が言うことなんて聞くだけ無駄というように声をかぶせてくる。僕を信用している、というより僕の独占欲の強さを信用しているのだろう。

「まぁ、ね」
『もっとほしーんだろ……? チョコの代わりにオカズやるよ。超エロいやつ』
「それ、は…………ほしい」
『へへ、すけべ』
「でも……何も、僕はあげられない」
『好きっつってくれりゃ、いーよ?』
「え」
『好きって言われたら……すげぇ気持ちよくなれるし』

 僕があんまり言いたがらないのをわかってるから、こうやって断れない状況の時にここぞとばかりにねだってきて。
 悪い子だなと思いながらも、そこまでして得たい見返りが「好き」のたった一言なのが愛しい。
 まだ君は僕のその一言をそんなに大事に思ってくれているんだな。

「隼人……」
『んー?』
「すき、だよ」

 ねだられて“プレゼント”するのはさすがに照れくさく、いつもハキハキとしているわけではないが口篭った、曖昧な言い方になってしまった。電話の向こうでなんとなく気配がして、口の両端がキュッと引き上がるのがわかった気がした。

『ふーんそうなんだ』
「君ね……」
『はは、うそうそ俺もだよ。ごめんな、邪魔して……いってこいよ。可愛い出雲が待ってるんだろ』
「うん」
『写真送るから、あとでこっそり見ろよ?』
「ああ、うん……期待してる」
『ばーか』

 プツリと接続が切れる。途端に夜の静けさと空気の冷たさに、キンと体の芯まで襲われた。
 もう一度あの写真を見たいのをぐっと堪えて暖かい屋内に戻る。
 寝室へ向かう。
 隼人の甘い声が脳内に響く。
 切り替えろと自分の頬を抓る。

「もう、待ちくたびれました」
「ごめん。たばこ、ついでに……」
「そんなことだろうと思いました」

 扉を開けてすぐのところに立つ僕に、めいっぱい手を伸ばして甘えてくる。
 この子が本当の、僕の可愛い子。

「なんか、あの……すごくないですか? いらした時から膨らみがその、大変なことに……」
「うん……? そう、だね…………急いでしまって」

 抱きしめて、そのままそっとベッドに身体を倒して、キスをして。
 僕は今から出雲を抱く。

『俺もほしいのに』

 そう甘える声がチラつく。
 ああ、本当にやってくれたな。
 出雲の首筋に鼻先を埋め、胸いっぱいに息を吸い込む。
 そこにはスモーキーでもバニラでもない、あの重く甘い匂いとは違う……そして僕に似てきた出雲の香りとも違う。二人で食べすぎてしまった、チョコレートのほろ苦い甘さがあった。







 ※※※※おまけ「隼人がもらったスゲーの」※※※※


「隼人! 見ろ! これがなんだかわかるか?」
「んーと? 牛乳パックにしか見えねぇけど」
「む! そうであろう、そうであろう。たが中身は貴様が思っているものと違うのだ。見ていろ」

 でかい皿と一緒に持ってきた牛乳パックをめちゃくちゃドヤ顔で見せてきた玲児は、パックの上部を開いて中を見た途端に固まった。
 中身を見て、俺を見て、一回蓋を閉じて、また中身を見て、俺を見る。

「玲児、どしたー……?」
「か……」
「か?」
「固まっていない……」

 玲児は固まってるけど。

「固まってない? つか玲児持ってきた時からちゃぷちゃぷ鳴ってただろ?」
「きっ、貴様! 何故それを早く言わぬ!」
「いや知らねーし! なんだよ、なんか牛乳以外のもの入ってんの? それ」
「これは、だな……その……」
「うん」
「ばれんたいん……」
「お!」
「ちょこむーすなるものを、だな……」
「あーなるほどな。牛乳パックを型にしてたわけだ」
「む……」
「でも固まらなかったっつーこと?」
「む……」
「何入れたの?」
「牛乳と板ちょことゼラチンが入っていてな……出雲がな、俺がその、あまりにも何も作れんから…………これならば溶かして混ぜて入れるだけだからと、最終手段という面持ちで教えてもらったものだったのだが……」
「最終手段だめだったかー」
「む……」

 玲児の華奢な肩がこれでもかというほどに落ちている。通常ならば険しい眉毛もへなへなの八文字に。
 水泡んちで出雲と菓子作りの特訓するっつってたもんなー。出雲もきっとあれこれ考えた末の策だっただろうにな。インスタントコーヒーじゃりじゃりにする玲児に“溶かして混ぜる”はハードルバカ高いって。

「ゼラチン入れたんだろ?」
「む……」

 下を向いたまま頷くからもう頭のてっぺんしか見えない。あのドヤ顔だもんな、俺がびっくりするとこ見たかっただろうし、自分にもできるぞってしたかったんだろうな。可哀想に。

「もしかしたら固まってる部分もあるかもしんねぇじゃん? こぼれないように丼みたいな深い皿に開けてみようぜ」
「む……? そうか、中の方が固まっているやも……」

 玲児の顔がやっと上を向いて、いつもの眉間のシワが現れる。
 ほっと胸を撫で下ろして用意した丼に牛乳パックの中身を移し替えてみた。

「む、むぅ……これは……」

 二人で丼の中身を覗き込む。
 中にはほぼ牛乳のうっすーいココアみたいな色した液体と……その中に濃い茶色のでこぼこした塊があちこちに浮かんでいる。
 うーんこの塊、チョコムースにしては密度がめちゃくちゃ高そうだ。

「何やら塊は見えるな……む、俺の作ったものだ。責任を持って味見を……」
「は?! やめろって! 腹壊したら困るだろ、俺食うから…………あ」
「貴様っ! 腹を壊すようなものなど入れてないぞ! うまくはないかもしれないが、腹は壊さん! 失礼だ!」
「あーあー、ごめんって、悪気はねぇから」
「むぅ……」

 むくれてスプーンで塊を掬い上げる手を、やっぱりどうしても止めてしまう。

「貴様……」
「ごめん、でもほら、俺のために作ったんだろ? 俺が食うから、な?」
「しかし……」
「あーほら、あれだ、あーんってしてもらいてぇなー。バレンタインだしなー」
「むぅ……それならば」

 渋々という感じで口の中にボコボコした塊を放り込まれる。
 うん、なんかすごい。すごい弾力。
 牛乳パック一本分のムースを作るのに必要なゼラチンを全部この塊に凝縮しましたみたいな食感。

「玲児さ、ほらこのムース的なやつは俺が食うからこの牛乳飲めよ。うっすい、ココアだと思えば普通だから」
「む?! そのむーすの部分は結局どうなのだ? 美味いのか?」
「うん、うまい! 歯ごたえの強いムースって感じ!」
「むーすは歯ごたえがあるのか」
「うーん? うん、そうかも? な?」
「俺ももらってもよいか?」
「だめに決まってんだろ! 俺に作ってくれたんだろ、俺の! 腹減ってるし全部食いたい」
「むぅ……隼人は食いしん坊だからな。仕方あるまい」

 満足気にふんすと鼻息を鳴らしながら塊をまた口に運んでくれる。
 ゼラチンってなんか腹に悪影響あったっけ……腹下すとか、便秘になるとか。まぁでもいっか、玲児楽しそうだし。
 やや心配はありながらも俺たちはちゃんとそのなんかムースになる予定だったものを完食した。

「玲児さ、来年は一緒に作って二人で食わねぇ……? お互いにプレゼントになるだろ? 出雲と作りたかったらあいつら巻き込んでもいいし」
「む! それも楽しそうだな。来年が楽しみだ」
「だろ? もう一年後の楽しみできちゃったじゃん。幸せだ」

 笑いあって、手を取り合う。
 来年、一緒にいられるといいな。






 バレンタイン番外編、お読みいただきありがとうございました!
 また本編もよろしくお願いします。



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