ブルガリブラックに濡れる〜恋人の元・セフレ(攻)を優しくじっくりメス堕ちさせる話〜

松原 慎

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ウケ彼持ち・メス堕ち済・オナホ希望の元バリタチとなかよし即ハメ記録⑨

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 ※※※※※※


『じゃーその時間に待ってるわ』
『あれ、やって』
『あれってなんだよ』
『お尻向けて、玄関で待ってて?』
『はぁ?!』
『これが本当の即ハメ』
『やだよ! 絶対やだ!』
『約束』
『いやいやいやしてないしてない』
『君から言ったんだよ? オナホになりたいって言ってきた時に』
『改めて見ると色々と字面が最悪すぎる。キッショい、無理』
『じゃあ行かない』

 ――……………………

『どうやって待ってればいいんだよ。よくわかんねぇから全部指示しろクソが』
『いつも通り洗浄→玄関に行く→ローションで濡らす→目隠しする(ローションと目隠しはどっち先でも可)→自分で挿入できる玩具挿入(前回と同じのでも良)→ドアにお尻向けて四つん這いで待つ(外に聞こえるからなるべく声を我慢すること)』
『マジでお前地獄に落ちてほしい』
『隼人が一緒ならいいよ』
『一人で落ちてろ』


 あと三十分で仕事を終わらせると連絡がきてから準備して指示通りのクソみたいな格好をしてるわけだが、あれからどれくらい経っているんだろう。目隠ししてるからわからない。
 もう、ケツが。ケツが、ずっとエネマに中擦られてて、やばい。
 さっき足音がした時、緊張して心臓バクバクして、中めちゃくちゃ締まっちゃって。とんとんこしこし刺激されて、むずむずたまんない気持ちになって。
 メスイキ、しちゃった。
 しかもたぶん、ところてんしちゃった。ぽたぽたなんか垂れてる感じがあって、あっ、て思って。
 結局足音は水泡のじゃねぇし。しかもそれからやばくって。ドアにケツ向けてんのに、はしたなく左右に腰ふりふり振って、はぁーっ、はぁーって、荒い息と声が止まんない。
 目隠ししてる分、外の音も、自分の息遣いもよく聞こえる。肌を撫でる空気にもドキドキする。
 四つん這いもまともにできなくて、顔を床に擦り付けて、ケツだけ高くあげた、今扉開けられたらマジでヤバい、超ドスケベな格好。

「あっ……あっ……みなわに、見られちゃう……こんなとこ、見られたうぅ……ぜってぇ嫌なのにぃ、すっげぇよぉ、すげぇいい、はぁ、はぁっ、ふぅぅっ」

 視界が塞がれてるからか、想像すると卑猥すぎる自分の姿が暗闇の中に鮮明に浮かぶ。その姿は自分でドン引きしてしまうほど変態で、しかも水泡に見られちゃうんだって思ったら、腰が震え上がるほど興奮した。
 見られるだけでイッちまいそうなのに、即ハメなんかされたらどうなっちゃうんだよ。ケツん中ずくずく熱くなる。

「はぁ、はぁ、あー……も、だめ、やばい、やべぇだろ……またまんこイッちゃう…………みなわ、早く……みなわの前が、いぃ……まんこきもちい、まんこ、まんこやばいぃー」

 一人でこんなこと言って、さらに変態くせぇし気持ち悪いし最悪……と思う自分がいるけれど、そんな自分がいるからこそ、まんこまんこ言ってるとめちゃくちゃ気持ちよくなる。
 俺は早くちんぽハメてほしいオナホまんこで、まんことろとろにしてちんぽ待ってる。水泡専用のオナホまんこ。あ、だめ、こんなこと考えてるとイッちゃう。おまんこイッちゃう。中がゾクゾクとうねってる。

「あっ、あっあっ」

 もうだめだ、と思った時。廊下から足音が聞こえてきた。

「はぁっ?! なんで、いまっ……おれ、だめなのにぃ……っ! がまん、できなっ」

 続いて電子ロックを解除する音。
 やっべ、こんなに声出してたら怒られる。
 怒られたら……いっぱい、気持ちよくされる。

「あっ、イッちゃ……あっあっ、やだっ、見んな、やだやだやだっ」

 ガチャと扉を開ける音のあと、外の空気が入ってくる。情けない汁まみれのケツに冷たい風があたって、ヒッと腰が跳ねる。

「う、うぅ、うぐ、何で、いまぁ……っ。いっちゃう、いっちゃう、イク、あっ、だめ」

 こんな俺に戸惑うこともなく足音は中へ入ってきて、扉は閉められた。
 声量は抑えたが、扉が開いてるのに普通に声を出してイッてしまった。
 頬を床にベタづけして、高くあげたケツをビクビクさせて、ちょっとつま先浮かせて。

「あ……あっ……あ…………みなわぁ?」

 名前を呼ぶが、返事はない。

「水泡……?」

 不安になってきてもう一度呼ぶ。
 水泡の足音だったと思う。でも、絶対かと言われると自信はない。
 背後でなんか動いてるのはわかる。近づいてきて、しゃがんで……膝を着いたのか床が軋む。

「なぁ、水泡なんだろ……? なんか言えよ。見えねぇからさぁ、わかんねぇんだよぉ……みなわぁ?」

 見えないのに振り返ってみようと床に預けた頭をあげようとした時、俺の身体を支配していた玩具がズルッとそいつの手によって引き抜かれた。ちゅぽん、と抜ける時の排泄感による快感に息を吸う。
 ケツの中は当たり前だけど、入口も大好き。いっぱいくちゅくちゅされたくなる。
 手マンされて、浅く出し入れされて、中から押し広げるみたいに穴の入口いじられて。考えただけでケツ穴ひくひくして堪らなくなった。
「み、みなわぁ。俺、ちゃんとできたろ。ご褒美くれよ、手マンで浅いとこ弄られたい……すっげぇムズムズすんの」
 やっぱり返事はない。
 本当に水泡だよな?
 こんな格好して、メスイキして、ケツ穴晒してヒクヒクさせて、手マンのおねだりまでして、万が一違かったら最悪なんだけど。いや、でも他のやつが入ってくるわけねぇし……従業員なら解除キーわかってるか?
 自分で思ってるよりうるさくしちゃった? 様子見に来たのかな?
 いや、ここそういう利用客ばっかだしそんなわけ……俺が芸能人だってバレた?
 普通に加賀見に決まってると思いながらも、無防備で敏感な裸体を晒し、視界は真っ黒で何もないこの状況が漠然とした恐怖を煽ってきて身が縮こまる。手は自由なんだしアイマスクを外せばいいのだが、加賀見の許可なく外すのに抵抗があったし、それで本当に知らない奴だったらと思うと怖かった。
「水泡……声聞きたい、なぁ、返事しろよ……」
 返事はない。代わりに背後でごそごそ何かやっているのがわかる。つか、絶対ズボン下ろしてチンコ出そうとしてる。

「あ、ちょっと、え? 待てよ、なぁ、とりあえずなんか言えって」

 ケツに当たってる。熱をもってて、すっげぇ硬い。

「みなわぁ……?」

 不安いっぱいの上擦った俺の声なんかまるで無視して、入ってくる。玄関で即ハメするためにこんな格好で待たされてたんだし、すぐ挿入ってのはそりゃそうなんだろうけど。
 でも、あ、あ、穴拡がっちゃ……やば、そんなの無理だろ、あっ、あっ、これ絶対水泡のチンポだ。こんな大っきいの、他じゃありえねぇもん。

「ンあっ……! みなわぁ、みなわのチンポだぁ……っ。おっきい、これ絶対みなわぁ、あ、あ、即ハメされてる、生チンポハメられてるぅ」
「……僕に決まってるでしょ」

 ずっと待ってた声がやっと聞こえてくる。しかもいつのまにか後ろからぎゅっとされてて、驚くほど近くから聞こえてきた。
 安堵から深いため息が出て、ちょっと泣きそうだった。既にイッて感情昂ってるんだからマジやめてくれ。
 よかった。よかった。水泡きた。
 もっと抱きしめて、顔見せて、キスして、好きって言って。
 しかし口から出た言葉は素直じゃなく。

「だってなんも喋んねぇんだもん……っ! ん、んぅ、すっげぇ不安だったんだからなぁっ! 水泡のばか、あほ、へんたいっ」

 ついベタベタに甘えて欲しくなるが、気を引き締めてその前に恨み言くらい言ってやらなければ。そんなにチョロくてたまるか。

「うんうん、いい子いい子。怖かったね?」

 チンポ、多分まだ半分も入ってない。チン先でぷっくりした前立腺すりすりしてくる。本当はこれくらいなら優しい刺激のはずなんだけど、デカすぎて圧迫感すごくてこれだけでもいっぱいいっぱいになる。

「あっあっ、あぁぁっ、チンポでいいこいいこ好き、もっとぉ……っ。もっと甘やかしてくんねーと、ゆるしゃ、あ、ちが、ゆるしゃねぇっ」
「言い直しても、許しゃないなんだけど」

 くすくす笑う声が耳たぶをくすぐってきて、目をきゅっと瞑って肩をすくめる。

「笑うなよぉ……っ! ほんと俺っ、やだった、怖かったぁっ!」
「だって……可愛くて。あんまり脅えてるから。でも、ちゃんと待ってて偉かったね。気持ちよかったんだね。ぬるぬるのおちんちんから、精液垂れてるよ? シコシコしたの?」
「んーん、ちがぅ…………めしゅいきした、しゅっげぇきもちよかったぁ……いっぱいぞくぞくして、おまんこぶるってきて」
「そっかそっか、ところてんしちゃったんだ。おまんこでする恥ずかしい射精、しちゃったんだ? そんなとこ、僕以外の誰かに見られたら……嫌だもんね? そりゃあ、怖いよね?」
「ん、やぁ……あぁ……」

 小刻みにすりすりされて、意識が宙に浮かぶような気持ちよさでふわふわする。強い刺激とは違うけど、力が抜けて下唇をたらりと涎が伝う。
「絶景だったよ……見るからに濡れてぬるぬるしたおちんちんからだらだら我慢汁垂らして。床と内腿に白い精液べったりとつけて。お尻も太腿も背中も、汗でしっとり濡れて」

「アッ、ああ、あっあっ」

 話しながら腰の動きが早くなってく。ずるっと奥まで入ってきて、狭いとこクポッて入り込んでくる。やば、下半身溶ける。きもちいい、それおかしくなっちゃうやつだから、だめ。

「それに……おもちゃ美味しそうに咥えたお尻の穴、きゅうきゅうって収縮して。おもちゃ抜いたらぽっかり空いちゃったけど、ぱくぱくお口動かして、とろとろのピンク色のお肉丸見えで」
「あーっ、あーっ、らめ、らめらめぇ、奥きてる、みにゃわ、奥きてうっ! しょれきもちいの、腹ん中とけるっ」
「あー、いま、あの可愛くてやらしい隼人のおまんこに挿れてるんだ……っ。僕のおチンポちゅうちゅう吸ってるよ、可愛いね、隼人のおまんこ本当に可愛いよ。ん、あぁ、亀頭吸われんのすっごい、ほんと……っ。僕のおチンポだけ大好きな、可愛いおまんこだね……」
「うんっ、うんっ、みなわ大好き、すき、ちゅーして」
「いいよ……ちょっと後ろ、向ける?」
「ン……」

 上半身ひねって振り返って、肩越しのキス。
 そういえばまだ顔を見ていない。興奮してる感じがするし、白い肌が染ってるだろうか。黒目がちなあの目は潤んで艶を増してるだろうか。
 舌を互いに伸ばすけど、少し遠くて舌先で遊ぶ。舌表面のぷつぷつが擦れあって全部きもちいい。背筋が引っ張られるような気持ちよさを感じると、水泡は声を漏らした。俺の中がいい動きをしたらしい。
 水泡がいっぱい感じてくれてるのすげぇ嬉しい。

「ん、ん……はぁ……ねぇ? 僕じゃなかったら……どうしてたの?」
「んぁ? んと……蹴飛ばしゅ……っ!」

 水泡以外とか絶対無理。威勢よく返事したら、ぷっと水泡は吹き出した。

「ははっ、そっか、いいね。うん。おちんちん小さかったら蹴飛ばそうね」
「ん、けとばす……水泡の、でっかいのじゃなきゃ、だめ……っ! あ、でも、みなわよりでっけーのでも、蹴飛ばしゅ……みなわのが、いぃー……水泡のちんぽしか、いれない」
「ほんと? うれしいな……」

 ちゅ、ちゅ、て首筋にいっぱいキスされる。たまにちゅうって吸われて、舌が這う。また痕つけてないかなってドキドキする。いや、嬉しいんじゃなくて、痕つけたらダメだから。
 ドキドキ、する。

「あ、あんっ、みなわ、すき……すき、すきっ、みなわしゅきで、まんこきゅんきゅんしゅんだけどぉっ、きゅんきゅんくる、きもちい、きもちいー……」
「あー……うん、してる、してるね、きもちい……ほんと吸い付いてさ、やばいよ……」

 ぱんっ、ぱんって腰を打ち付ける音が響く。いっぱい出入りして、狭いとこぐぽぐぽ揺すられて、前立腺圧迫しながらずりずりされて、頭のてっぺんから足の先まで全部じわじわ快楽の波がきて脳みそが蕩ける。
 でも、もっと激しくぐぽくぽされたい、かも。この間凄かった……もっとほしい、まんこでしか考えられなくなっちゃうやつ、ほしい。

「みなわぁっ……あ、みなわぁ、あ、ン、みにゃ、わぁっ……」
「うん……? はぁ……どうしたの?」
「もっと、もっと激し、の……ぐぼぐぼって、もっとぉ……! あと、みなわも、好きって言って……もっときゅんきゅん、するからぁ……みなわ、もっときもちいよ、きもちくなろぉ?」

 激しくまんこの中掻き回されながら好きって言われたらやばい。想像しただけでふるりと腰周りが震える。
 でも水泡はキュッとちょっと痛いくらい乳首をつねる。乳首は優しくしてもらわないと絶対嫌なの知ってるくせに。

「だーめ」
「んぅぅ……乳首痛ってぇよぉ、やだぁ、なんでぇ……?」
「あのね……好き好きって言ってたら、もっと好きになっちゃうよ? 大好きで大好きで、たまんなくなっちゃうよ? 責任、とれる?」
「はぁ……? も、離れねぇよぉ……? いっしょ」
「……うん」
「なぁ、すきぃ……?」
「うん。だいすき」
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