ブルガリブラックに濡れる〜恋人の元・セフレ(攻)を優しくじっくりメス堕ちさせる話〜

ウケ彼持ち・メス堕ち済・オナホ希望の元バリタチとなかよし即ハメ記録⑤

　

「うつ伏せになって？」
「……やだ」
「なんで？」
「ぎゅってされた、ぃ……ン……キスハメ、も……」
「ん…………だめ。後ろから挿れるの、きもちいいよ？　お尻向けて？」
「あっ」

　ずるずると後退していった水泡に、肩からごろんと身体をひっくり返される。狭いから落ちるんじゃないかとヒヤヒヤして、結局自分でほとんど動いてしまった。
　中で未だに刺激してくる玩具のあたり方が変わり、むずむずして尻を浮かせて突き出すみたいになってしまい恥ずかしい。見るとこから見たらきゅうきゅう締めちゃってんの丸見えじゃん。

「や、やっぱうしろっ、やだぁ」
「だーめ。僕はさ、君の顔見たら……酷いこと、できなくなっちゃうから」

　耳のふちに舌を這わせながら、中の肉にぴっちり詰まっていたエネマグラをズルッと引き抜かれた。突然の衝撃にヒュッと声も出ずに息を吸って、ビクッと腰が跳ねる。

「ゾクゾクきてるね、かわいい背中……」
「はぅぅっ……！」

　耳をぺろぺろ、表面から穴の中までやらしく責められながら、背骨を指がなぞる。そしてその指が、さっきまで咥えてたチンポをするっと扱きあげるのが気配でわかった。尻の割れ目をずるずると擦り、狙いを定めてる。

「ひ、ひどいことって……？」
「うん？　気になる？　激しいえっち、かな？」

　やっぱり。だめって言わなきゃ、今日はそんなトロトロになっちゃダメだし、射精いっぱいするのもダメだから。
　でもトロトロって、もうちょっと手遅れかも。今も、今も耳の穴べろでほじくられてやばい、し。耳の奥でぴちゃって言う度に脳みそにビンと強い刺激が走ってる。

「はぁ、あぁ……きょ、きょう、はぁ……れぇじと、するの…………だから、けっちょ、だめぇ……っ。はげし、の、しねぇのぉ……俺もぉ、しゃせぇ、しねぇのぉ……」
「だめだよ。何言ってんの」

　くすりと笑われるのにすら体の芯が震える。でもだめ、ちゃんと言わないと。玲児が。

「ら、だって、今日、れぇじ……」

「君は僕のオナホだろ？　一発出してあっさりやめようが、とこんとん使い潰して出し尽くそうが、僕の勝手だろ？　大丈夫。ちゃんと時間には解放してあげる」
　後ろから出てきた腕に、頭を抱えられるようにしながら顎をぐいっと寄せられ、キスされる。ちゅ、ちゅ、て可愛がるだけのキス。
　なんか誤魔化されそうになるけど、良くないこと言われてねぇ、これ？　キス嬉しいけど、絶対ダメじゃね？

「で、でも、出し尽くしたらチンポ勃たな……」
「そんなことない。瑞生のこと愛してて、ちゃんと気持ちよければ、射精できる。ね？」
「え、あっ、でも、え？」

　いや、そういう問題じゃないだろ。愛してることと、身体のことって別じゃん。セックスだけなら加賀見のほうが気持ちいいんだし。
　それに……そうじゃないと、最近の玲児との行為は、あまりにも不安定で、まるで本当に愛してないって言われてるような気分になる。
　身体の相性イコール愛してるだなんて、そんなの有り得ちゃいけない。
　しかし混乱する俺を無視して、水泡はチンポの先っぽを穴に突き立てた。

「今日も瑞生とできないやらしいセックスたくさんしようね？　オナホまんこにたっぷり種付けしてあげようね。ほら、あー、ほら、ヒクヒクしてるスケベまんこ、全部擦っちゃうよっ……！」

　そして、甘イキを繰り返しところてんまでした、熟れに熟れて仕上がった“オナホ”を一気に奥まで貫いた。
　奥、結腸の入口までずるりずるりと長く入ってくる間に、前立腺を拾って、狭い肉ヒダを通って、全てを圧迫しながら奥に到達していく過程は、それはもう喉元まで全部擦りあげられるような、地獄のような気持ちよさだった。

「あぁああッ、あっ、あっ……！　やらっ、だめッ、あぇぇっ」
「はぁー……オナニー、そんなに気持ちよかったんだね。おまんことろとろだ……とろとろしてるのに、ン……うわ、あ、痙攣してるッ…………あぁ。もう、イッちゃったの？　やらしすぎるよ」

　ゆっくり、いつまでも続くような長ーいストローク。内臓引きずり出されそうって思うのに、なんでこんな気持ちいいの。ケツがビクビクしてる。

「ぁっ……ぁっ……おなに、してな……」
「オナニーだよ。自分で玩具入れて、一人で気持ちよくなってたんだから。罪悪感感じながらもいっぱい気持ちよくなっちゃって。やらしくて悪い子だ」
「え、あっ、やだっ、さっき悪くないって……なんれぇ……？」

　さっきは褒めてくれたのに。俺、嫌だったけど頑張ったのに。すごく悲しくなる。中ほじられて情緒狂ってるから、今すぐ泣いてしまいそうなくらい。
　でも耳に響くのはくすくすと笑い、内緒話をするようにひそひそと囁く、優しい声。

「悪い子だよ。とーっても、悪い子だ。まだ小さかったのにオナニーより先にセックス覚えて。セックスの仕方だけ教えてもらって、オナニーの仕方は教えてもらえなくて。犯されてるのに気持ちよくなって射精しちゃう、快楽に負けちゃう、とっても悪い子だよ」

　なになになになに？
　頭が聞くのを拒否してるのに耳に響く。なに、なに、言って。

「なん、で……やだ、やだ……おまえしってるの、やだ、言わないで、やだ、やだ、やだぁ」

　頭を左右に振りながら耳に寄せられた顔から離れようとするが、顎をガシッと爪が食い込むほど強く掴まれ逃れられない。

「君はね？　恋人を抱くより、うんと年上の人に犯される方が、性に合ってるんだよ？　もうね、そう刷り込まれてるんだ。その時から、身体に。自分でわかってるよね？」
「ちがう、ちがうちがう、ちがうぅ……」
「瑞生ともいつも生ハメしてるの？」
「え……なに……」

　玲児？　今日俺、玲児に会う。最近お互い忙しくて、でも今日が楽しみで、だから頑張って。

「瑞生とも生でしてるの？」
「してな……たま、に……？　れいじ腹いたくなって、かわいそう、だから」

　あいつ身体弱いから、すぐ熱出しちゃうから。大事にしてやらないと。

「僕にはいっつも生チンポハメてっておねだりしてるのに？　生ハメじゃないと嫌だって言うくせに？　ほら、やっぱり僕との方がやらしいセックスしてるし、いっぱい気持ちよくなってる。生チンポで犯されるの大好きだね？　ほら、あー、ほら、またイッちゃうね？　犯されてイッちゃうね？　おまんこ気持ちいいね、スケベまんこ気持ちいい、気持ちいいね、精液も出しちゃおっか」

　話してる間に、どんどんどんどん、ケツまんこほじるペースが上がっていく。後ろから突かれるとフックみたいな下反りチンポにガシガシとポルチオ押されて前立腺引っ掻くみたいに潰されてやばかった。
　感情も一緒に潰されてくみたいにわけわかんなくなって、きもちいいでいっぱいになって、脳みそからまたバシャッ！　バシャッ！　て快楽ホルモンが溢れだす。

「あっあっあっ、だめ、出なくなっちゃう、出なくなっちゃうぅぅッ、やだよぉ、や、あー、きもちいぃ……きもちいよぉ、きもちいぃぃ、なんでぇ……ぐすっ、うっ、あーっ……あー……っ！　せぇし、漏らしちゃうっ……でる、でちゃう、あぁあっ」
「うん、出なくしよ？　僕のせいにしていいんだよ、僕のせいで、瑞生とセックスできなかったって。自信、ないもんね？　こんなに不安で、本当にできなかったら、悲しいもんね？　僕のせいにしよ？」
「あっ、あんっ、うう、ううっ、らめぇ、背中吸っちゃ……あっ、あああっ、ぎもぢぃ、おぐっ、おくぶるぶるしゅりゅ、せまいとこ、あっ、こしゅれ、うううっ」

　チンポから精液零れちゃってる。出ちゃってる。
　ずぶんっずぶんって身体に響いて、まんこからはぶぢゅっずぢゅって酷い音がして、頭真っ白になるくらい気持ちよくて、きもちいいきもちいいきもちいいって、ちんぽすごいちんぽきもちいって、それでいっぱいになって、なんも考えられなくて、悲しいのも消えて、幸せになった。
　俺、ほんとうに犯されるの幸せなんだ。しあわせ、きもちい。きもちいいよぉ、ずっとここにいたい。
　ちんぽいっぱいお腹の中で擦れてる、どろどろして暖かくて、いっぱい溶け合ってる。

　――……レイプされても気持ちいいんだね。射精しちゃったね、セックスできて隼人くんも嬉しかったんでしょ？　もう子供じゃないわね。

　ふいに頭の中で問われ、虚ろだった頭が急にキンと痛くなり、シーツをぎゅうっと握りしめて叫び出したくなった。

　――……気持ち悪い子。

　ああああ、あああああって、叫びたい、叫びたいけど、それは喘ぎ声に埋もれ、体を抉る気持ちよさに流された。

「あ、あ、み、みなわぁ、みなわぁ！　みなわぁぁあっ」
「うん？」

　シーツを握りしめる手が、ぎゅっと包まれる。
　怖い。大人の手。反射的に体をビクつかせるが、俺の嫌いな手はこんなに頼りがいのある大きな手ではない。あの手は大人のくせに俺の手より小さかった。
　でもこの人は違う、この手は大好きって、俺のこと好きって話してくれる手。大好きな手。苦しいの助けてくれる手。

「みなわぁ、おねがいぃ……もっとぉ……もっときもちいしてぇ……おれ、いっぱいきもちいとボーッとして、わかんなくなるからぁ……言われてるのとか、よくわかんなくなるからぁ……もっといっぱいぐちゅぐちゅ奥してぇ、けっちょぉも、していいからぁ……きもちいしてぇ……」

　腰を上げ、一生懸命左右に回して、自分で奥にチンポをぐりぐりさせては「お、んぉっ」と下品な声が出る。
　ぐりぐりぐりぐりと、つるんとした亀頭でまんこの中いっーぱい舐められる。背中もまたちゅうぅって吸われてて気持ちいい。こんなふうにしてもらうの初めて。

「あ、あ、きもちい……おまんことせなか、きもちい」
「……馬鹿だね。なんで今日、僕のこと呼んだの」
「えぇ……？　みなわとえっちすんの、すきぃ……すき、だからぁ、おまんこよしよしって、おまんこ可愛い可愛いってしてもらうの、すき。なぁ、してぇ……？」
「こう？」

　ギチギチに開いた穴をさらに拡げるみたいにぐるりと腰を回し、ゆっくりねっとりと我慢汁塗り付けられる。
　すっごい気持ちいい。じわぁじわぁ、て気持ちよさが広がってくみたい。でももっと強制的に本性引きずり出されるみたいな、そんな強烈な快感が欲しい。

「あ、ちがうぅ……奥ぐぽぐぽって、もっと、はげしーのぉ……」
「もう意地悪、言わないよ？」
「ん、でも、あっ……もっ、と」
「だめ」
「はぁぁ……？　やだ、やだぁ、辛ぇじゃん、やなの、わかんなくして」
「だめ。しっかり、受け止めて。僕に抱かれてるって。僕ならどんな君でも、可愛がれるって。大好きだって」