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高校生活納め編
今こそ別れめ いざさらば⑤
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掴んでいた襟を解放して肩を撫でながら手を滑らせていき、そのまま先生の首を抱く。艶やかな黒髪を耳にかけ唇を寄せ、吐息混じりの小さな声で囁いた。
「先生を俺にくれるなら入れていいですよ」
「それは……」
「これで最後のえっちなら……だめ、です」
だめと言いながら腰を揺らして入口で先生を撫でると、ン、と甘い声が聞こえてくる。ふふ、と笑い声をこちらは漏らしたが、それも僅かに上擦ってしまった。
先生もこのまま入れてしまいたいのを我慢しているのだろうけれど、きっと俺の方がもっと我慢してる。
ああ、ほしい、ほしい、ほしくてたまらない。
煽るために揺すった腰が止まらない、こんなはずではないのに。このままでは入ってしまう。先生の言質をとる前に、濡れて滑りの良いこの中に、するんと奥まで入ってしまう。先生といると本当に馬鹿になる。それでもこんな自分がたまらない。
「せんせぇ……せんせぇ、やくそく。やくそく、してくださいぃ……」
ぷちゅ、ぷちゅ、と動かす度にほんの少しだけ入り口が開く。もっと押し拡げてほしくて泣いてしまいそう。
「入っちゃうぅ……早く、せんせぇ、入っちゃうからぁ……」
はぁーと深いため息のあと先生は顔を上げ、俺の頭を撫でた。そして軽いキスをくれ、かわいいとこぼす。
「我慢、できないね……? 交渉する気、ある?」
笑いながらも先生の頬に汗がつたう。そちらだって余裕があるわけじゃないくせに。むっとして睨めば、口の端を意地悪く引き上げて、ぐっと入口が拡げられる。驚きと快感に嬌声をあげながら慌てて腰を引くが、腰を掴まれ逃げられない。
入っちゃう、と困りながらも、口元がゆるむ。無理矢理入れられちゃう、たくさん中擦られちゃう。奥までたくさん気持ちよくなっちゃう。
しかし、先生はそのまま動かない。
「せんせぇ……?」
「やっぱり、理性の欠片も……ない。しょうがない子だな。なにか……言うこと、ある?」
「せんせ、おく……止まっちゃ、やです……おくこすってぇ……?」
「あーあ、本当にきみは……このまま出雲のこと、抱いて。めちゃくちゃに、抱いて。そのまま、捨てる。本当の悪い大人に……させる気?」
頬や鼻、顎にまでキスをされながら、僅かに残る理性でいやいやと首を横に振る。
「あ、だめ……やだぁ、すてないでください……すてないで」
「今日のことに関しては……きみが、悪い」
「あぁぁっ……!」
ずるぅっと前立腺も越えて奥まで先生が入ってくる。目の前が真っ白になりながら、こんなの理性崩壊するに決まってると頭の隅で思っていた。
「誘惑するだけなら、強いのだろうけど……身体を使って交渉は、無理じゃないかな? 君には」
「あっ……しょんな、こと……ん、あぁっ!」
奥の狭くなっている部分に亀頭がハマりこんでいるのを感じながら、腰がビクビクと振るえ背がそり返る。こんなに奥まできてるのに、さらにもっと奥まで入るのをもう身体が覚えている。膝裏を自ら抱えて腰を揺すり、もっともっととおねだりした。
「あぁぁ、あぁぁ……もっとぉ……いちばん、おく……あぁ……せんせぇぇ……」
「本当、よっわいなぁ……可愛い。でもこの角度じゃ入らないから、だめ」
ずりっと腰が引いていき、またきゅぽっと峡道の奥まで肉を掻き分け突き立てられる。その動きがだんだんと早くリズミカルになっていき、ぱんぱんと肉のぶつかりあう音と共に激しい快感に押し寄せられていく。
最奥までいってないとはいえ、ここだってなかなか得ることができない、身体の奥をじんじんと熱く溶かすたまらない気持ち良さを与えてくれる。
角度を変えてもっと奥までほしい……そのワガママは口から出ていかなかった。焦点が合わなくなり天を向いてしまいそうになりながら必死で見つめている先生のお顔が、目が、腰を動かしながらもずっと俺を見ている。こんなに俺は先生のもので、先生に抱かれているのに、それはそれは物欲しそうに見つめている。正面からでなければこんなに見つめ合うことはできない。
「せんせぇっ……あ、あ、あ、せんせ、せんせぇっ」
先生の顎から汗が伝って、自分の鎖骨あたりに落ちる。顎を反らして名を呼べば、先生はすぐに察して微笑み、口付けをくれた。
奥を突かれながらとても弱い上顎を舌先でなぞられ、唇を合わせていたいのにそのゾワゾワとした感覚に声を上げて 大きく口が開いてしまう。先生はふふと声を漏らして笑い、さらに奥まで上顎をざらざらと舌先で撫でていく。
「ふぁ、あっ……しぇんしぇ、らめ、きもひぃ……らめ、ちゅ、できひゃ……!」
「んん?」
「あ、ふあ、あっ……おくち、ふあぁぁ……っ」
喋れないしキスもできないし散々な俺を見て、先生はまた笑う。笑って唇を離して、頭を撫でて……そして慈しむようにこちらを見てため息をついた。
「ごめんね? こうすると締まるから。気持ちいい……キス、ちゃんとしようか?」
優しい眼差しを遠慮なく向けられつつ改めて言われると照れてしまう。いたたまれず目を伏せてからそれでも頑張って、上目遣いに見つめ返して小さく頷いた。
先生は両方の頬と鼻先に口付けたあと、腰の動きをゆるめて唇にキスをくれた。じっくり、けれど深く、中を擦られながら唇や舌先を舐めたり挟んだりされ、甘い甘い口付けが交わされる。先生のお口の中へもお邪魔しようとするが、それは許して貰えずひたすら俺の口内に入り舌を可愛がられた。
ただ抱いて捨てる、そんな悪い大人がするキスがこんなに優しくて甘いなんて思いたくない。膝裏を抱えていた手を、その広い背中に回す。頭を撫でてくれている手の動きに合わせて肩甲骨がわずかに揺れている。
「は、あっ……せん、せ、せんせっ……」
唇が離れ、また口付けされてしまう直前に呼べば、先生は首を傾げて目にかかる前髪を流してくれた。
「うん?」
「せんせ……みなわ、さん……あいしてる……愛してます」
何度も囁かれた言葉を、初めてきちんと返せた。
先生はいつもより目を見開いたが次の瞬間には細めて、やがて瞼を下ろした。そして額にキスをして、ありがとう、と小さな声で告げる。愛してるではなく好きとすら違う言葉。
「せんせい……せんせい、も……好きって、愛してるって、言ってください」
瞬きと共にこぼれた数粒の涙は驚くほど温度が高かった。あふれてながれて、耳の中まで入ってしまいそう。
歪む視界で見えたのは微笑んでいるのか悲しんでいるのか判断がつかないお顔。そして首を横に振る。
そんな、と声をあげようとしたが、ずんと奥をぐりぐりと刺激されてしまい、声も息も飲み込んでしまった。突然の強い快感に頭がぐらぐらする。
「あっ? あ、おっ……うぅぐっ……うっ……」
あ、ぽるちおのとこ、だいすきなとこ、女の子のとこ、すっごく気持ちいいとこ、ぐりぐりされてる。きもちい、きもちい、気持ちよすぎて喉が詰まって変な声出ちゃう。硬くて太いおちんちんにぐりぐりされるのやばい。
この身体を知り尽くしてる先生は悲しむ隙すら与えてくれない。ひたすらに快感を叩き込まれる。たくさん話したいことがあって先生を引き止めたいのに頭の中はぐちゃぐちゃだ。
「その顔……たまらない。ついさっきまで……きちんと、優等生らしく。制服、着てたのにね?」
「んぐ、んん、アッ、きもひぃぃ、あ、あ、きもちぃぃ、ぽるちお、ぽるちお、きもちい……!」
「うん、気持ちいいね。好きなとこだね。気持ちいいことだけ、考えて?」
じゅぼじゅぼとお尻を深く掘られてるだけでも堪らないのに、ありえないほどカウパー液をだらだらと垂らしてぬるぬるの先端を手のひらで包み擦られる。色っぽいとは程遠い、いぎっ、と歯を食いしばる汚い声がまた漏れる。それと同時に中がぎゅっと自分でもわかるほど締まり、抉るように中を擦りあげる大きなおちんちんの存在をより強く感じてどうにかなりそうだった。
せめてもの抵抗に首を横にぶんぶんと振るが、また頭上から先生の笑い声が漏れるだけだ。
「抵抗、しないで。何も考えなくて、いいよ……気持ちいいね?」
ビクビクと身体を震わせながらその勢いに乗せて首をなんとか横に振るが、耳元に口を寄せられ、しーっと静かにするよう促される。
「気持ちいいこと、いっしょにたくさんしたね? どこが気持ちいい?」
「きもち、あっ……おちんちん、も、おしりもぉ……しゅごいぃ、せんせ、きもちいぃ……きもちいよぉ……」
「うん、うん……そうだね。僕と君はこんなこと、ばっかしてたね。恋人でもない……からだの関係。それだけ、だったんだよ」
お尻の中掻き回されてるのに脳を直接掻き回されてるみたいにどろどろに気持ちよくて、その上に先生の湿り気帯びたえっちな声で囁かれ飛びそうになる。というか、何度か飛んでる。甘イキのような正気との境目が曖昧なイキ方を繰り返し、とろとろの頭で抵抗した。
「アッ、ちが、ちがうぅ、きもちいのやら、らめ、おしりほじっちゃやらぁ……! ずぼずぼおしまいぃ……!」
「止めたら、もっとしてって……媚びるくせに」
「しにゃいぃ……やなの、やなんれす、だめぇ」
そんな風に答えてはいるが自分でもそうするだろうと予測できる。おしりほじっちゃやだも、ずぼすぼおしまい、もそれが気持ちよくてもっとたくさん欲しいと思ってるからこそ、今のこの足りない頭でも出せた言葉。
「ほんと……かな?」
先生はもちろんそんなこと全部わかっているので、息切れはしているものの余裕の声音で腰の動きを止める。あ、と腰を思わず寄せると少しぐりっとしてくれたが、それだけだ。
「ほしい? いい子でおねだり、する?」
いい子、という単語に中がキュンと締まる。本当に自分はよく躾られている。今すぐよだれ垂らして腰を揺らし媚びながら、卑猥な言葉でおねだりしたくなる。
ぐらりぐらりと天井が歪むほどにめちゃくちゃな頭の中で、その本能を必死で抑え込もうとしている自分がいる。ゆっくりと瞬きを一回一回重ねていくたび、少しだけ冷静になれた。首筋から顎先を指でなぞられるだけで引っ張りこまれそうになるが、だめだと後ろ髪を掴んでくれる自分がいる。
「先生を俺にくれるなら入れていいですよ」
「それは……」
「これで最後のえっちなら……だめ、です」
だめと言いながら腰を揺らして入口で先生を撫でると、ン、と甘い声が聞こえてくる。ふふ、と笑い声をこちらは漏らしたが、それも僅かに上擦ってしまった。
先生もこのまま入れてしまいたいのを我慢しているのだろうけれど、きっと俺の方がもっと我慢してる。
ああ、ほしい、ほしい、ほしくてたまらない。
煽るために揺すった腰が止まらない、こんなはずではないのに。このままでは入ってしまう。先生の言質をとる前に、濡れて滑りの良いこの中に、するんと奥まで入ってしまう。先生といると本当に馬鹿になる。それでもこんな自分がたまらない。
「せんせぇ……せんせぇ、やくそく。やくそく、してくださいぃ……」
ぷちゅ、ぷちゅ、と動かす度にほんの少しだけ入り口が開く。もっと押し拡げてほしくて泣いてしまいそう。
「入っちゃうぅ……早く、せんせぇ、入っちゃうからぁ……」
はぁーと深いため息のあと先生は顔を上げ、俺の頭を撫でた。そして軽いキスをくれ、かわいいとこぼす。
「我慢、できないね……? 交渉する気、ある?」
笑いながらも先生の頬に汗がつたう。そちらだって余裕があるわけじゃないくせに。むっとして睨めば、口の端を意地悪く引き上げて、ぐっと入口が拡げられる。驚きと快感に嬌声をあげながら慌てて腰を引くが、腰を掴まれ逃げられない。
入っちゃう、と困りながらも、口元がゆるむ。無理矢理入れられちゃう、たくさん中擦られちゃう。奥までたくさん気持ちよくなっちゃう。
しかし、先生はそのまま動かない。
「せんせぇ……?」
「やっぱり、理性の欠片も……ない。しょうがない子だな。なにか……言うこと、ある?」
「せんせ、おく……止まっちゃ、やです……おくこすってぇ……?」
「あーあ、本当にきみは……このまま出雲のこと、抱いて。めちゃくちゃに、抱いて。そのまま、捨てる。本当の悪い大人に……させる気?」
頬や鼻、顎にまでキスをされながら、僅かに残る理性でいやいやと首を横に振る。
「あ、だめ……やだぁ、すてないでください……すてないで」
「今日のことに関しては……きみが、悪い」
「あぁぁっ……!」
ずるぅっと前立腺も越えて奥まで先生が入ってくる。目の前が真っ白になりながら、こんなの理性崩壊するに決まってると頭の隅で思っていた。
「誘惑するだけなら、強いのだろうけど……身体を使って交渉は、無理じゃないかな? 君には」
「あっ……しょんな、こと……ん、あぁっ!」
奥の狭くなっている部分に亀頭がハマりこんでいるのを感じながら、腰がビクビクと振るえ背がそり返る。こんなに奥まできてるのに、さらにもっと奥まで入るのをもう身体が覚えている。膝裏を自ら抱えて腰を揺すり、もっともっととおねだりした。
「あぁぁ、あぁぁ……もっとぉ……いちばん、おく……あぁ……せんせぇぇ……」
「本当、よっわいなぁ……可愛い。でもこの角度じゃ入らないから、だめ」
ずりっと腰が引いていき、またきゅぽっと峡道の奥まで肉を掻き分け突き立てられる。その動きがだんだんと早くリズミカルになっていき、ぱんぱんと肉のぶつかりあう音と共に激しい快感に押し寄せられていく。
最奥までいってないとはいえ、ここだってなかなか得ることができない、身体の奥をじんじんと熱く溶かすたまらない気持ち良さを与えてくれる。
角度を変えてもっと奥までほしい……そのワガママは口から出ていかなかった。焦点が合わなくなり天を向いてしまいそうになりながら必死で見つめている先生のお顔が、目が、腰を動かしながらもずっと俺を見ている。こんなに俺は先生のもので、先生に抱かれているのに、それはそれは物欲しそうに見つめている。正面からでなければこんなに見つめ合うことはできない。
「せんせぇっ……あ、あ、あ、せんせ、せんせぇっ」
先生の顎から汗が伝って、自分の鎖骨あたりに落ちる。顎を反らして名を呼べば、先生はすぐに察して微笑み、口付けをくれた。
奥を突かれながらとても弱い上顎を舌先でなぞられ、唇を合わせていたいのにそのゾワゾワとした感覚に声を上げて 大きく口が開いてしまう。先生はふふと声を漏らして笑い、さらに奥まで上顎をざらざらと舌先で撫でていく。
「ふぁ、あっ……しぇんしぇ、らめ、きもひぃ……らめ、ちゅ、できひゃ……!」
「んん?」
「あ、ふあ、あっ……おくち、ふあぁぁ……っ」
喋れないしキスもできないし散々な俺を見て、先生はまた笑う。笑って唇を離して、頭を撫でて……そして慈しむようにこちらを見てため息をついた。
「ごめんね? こうすると締まるから。気持ちいい……キス、ちゃんとしようか?」
優しい眼差しを遠慮なく向けられつつ改めて言われると照れてしまう。いたたまれず目を伏せてからそれでも頑張って、上目遣いに見つめ返して小さく頷いた。
先生は両方の頬と鼻先に口付けたあと、腰の動きをゆるめて唇にキスをくれた。じっくり、けれど深く、中を擦られながら唇や舌先を舐めたり挟んだりされ、甘い甘い口付けが交わされる。先生のお口の中へもお邪魔しようとするが、それは許して貰えずひたすら俺の口内に入り舌を可愛がられた。
ただ抱いて捨てる、そんな悪い大人がするキスがこんなに優しくて甘いなんて思いたくない。膝裏を抱えていた手を、その広い背中に回す。頭を撫でてくれている手の動きに合わせて肩甲骨がわずかに揺れている。
「は、あっ……せん、せ、せんせっ……」
唇が離れ、また口付けされてしまう直前に呼べば、先生は首を傾げて目にかかる前髪を流してくれた。
「うん?」
「せんせ……みなわ、さん……あいしてる……愛してます」
何度も囁かれた言葉を、初めてきちんと返せた。
先生はいつもより目を見開いたが次の瞬間には細めて、やがて瞼を下ろした。そして額にキスをして、ありがとう、と小さな声で告げる。愛してるではなく好きとすら違う言葉。
「せんせい……せんせい、も……好きって、愛してるって、言ってください」
瞬きと共にこぼれた数粒の涙は驚くほど温度が高かった。あふれてながれて、耳の中まで入ってしまいそう。
歪む視界で見えたのは微笑んでいるのか悲しんでいるのか判断がつかないお顔。そして首を横に振る。
そんな、と声をあげようとしたが、ずんと奥をぐりぐりと刺激されてしまい、声も息も飲み込んでしまった。突然の強い快感に頭がぐらぐらする。
「あっ? あ、おっ……うぅぐっ……うっ……」
あ、ぽるちおのとこ、だいすきなとこ、女の子のとこ、すっごく気持ちいいとこ、ぐりぐりされてる。きもちい、きもちい、気持ちよすぎて喉が詰まって変な声出ちゃう。硬くて太いおちんちんにぐりぐりされるのやばい。
この身体を知り尽くしてる先生は悲しむ隙すら与えてくれない。ひたすらに快感を叩き込まれる。たくさん話したいことがあって先生を引き止めたいのに頭の中はぐちゃぐちゃだ。
「その顔……たまらない。ついさっきまで……きちんと、優等生らしく。制服、着てたのにね?」
「んぐ、んん、アッ、きもひぃぃ、あ、あ、きもちぃぃ、ぽるちお、ぽるちお、きもちい……!」
「うん、気持ちいいね。好きなとこだね。気持ちいいことだけ、考えて?」
じゅぼじゅぼとお尻を深く掘られてるだけでも堪らないのに、ありえないほどカウパー液をだらだらと垂らしてぬるぬるの先端を手のひらで包み擦られる。色っぽいとは程遠い、いぎっ、と歯を食いしばる汚い声がまた漏れる。それと同時に中がぎゅっと自分でもわかるほど締まり、抉るように中を擦りあげる大きなおちんちんの存在をより強く感じてどうにかなりそうだった。
せめてもの抵抗に首を横にぶんぶんと振るが、また頭上から先生の笑い声が漏れるだけだ。
「抵抗、しないで。何も考えなくて、いいよ……気持ちいいね?」
ビクビクと身体を震わせながらその勢いに乗せて首をなんとか横に振るが、耳元に口を寄せられ、しーっと静かにするよう促される。
「気持ちいいこと、いっしょにたくさんしたね? どこが気持ちいい?」
「きもち、あっ……おちんちん、も、おしりもぉ……しゅごいぃ、せんせ、きもちいぃ……きもちいよぉ……」
「うん、うん……そうだね。僕と君はこんなこと、ばっかしてたね。恋人でもない……からだの関係。それだけ、だったんだよ」
お尻の中掻き回されてるのに脳を直接掻き回されてるみたいにどろどろに気持ちよくて、その上に先生の湿り気帯びたえっちな声で囁かれ飛びそうになる。というか、何度か飛んでる。甘イキのような正気との境目が曖昧なイキ方を繰り返し、とろとろの頭で抵抗した。
「アッ、ちが、ちがうぅ、きもちいのやら、らめ、おしりほじっちゃやらぁ……! ずぼずぼおしまいぃ……!」
「止めたら、もっとしてって……媚びるくせに」
「しにゃいぃ……やなの、やなんれす、だめぇ」
そんな風に答えてはいるが自分でもそうするだろうと予測できる。おしりほじっちゃやだも、ずぼすぼおしまい、もそれが気持ちよくてもっとたくさん欲しいと思ってるからこそ、今のこの足りない頭でも出せた言葉。
「ほんと……かな?」
先生はもちろんそんなこと全部わかっているので、息切れはしているものの余裕の声音で腰の動きを止める。あ、と腰を思わず寄せると少しぐりっとしてくれたが、それだけだ。
「ほしい? いい子でおねだり、する?」
いい子、という単語に中がキュンと締まる。本当に自分はよく躾られている。今すぐよだれ垂らして腰を揺らし媚びながら、卑猥な言葉でおねだりしたくなる。
ぐらりぐらりと天井が歪むほどにめちゃくちゃな頭の中で、その本能を必死で抑え込もうとしている自分がいる。ゆっくりと瞬きを一回一回重ねていくたび、少しだけ冷静になれた。首筋から顎先を指でなぞられるだけで引っ張りこまれそうになるが、だめだと後ろ髪を掴んでくれる自分がいる。
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