56 / 67
閑話・番外編
今日は禁欲の日です(後編)
しおりを挟む
ちょっとだけ触れ合いがほしくなってすぐ近くにある肩に頭を乗せる。すると頭頂部あたりに先生の唇が軽く触れた。
「機械いじりってどんなことなさるんですか?」
寄り添ってはいるものの二人でゲーム画面から目を離さず、流れるように言葉を交わす。
「うん? そうだね……PCのパーツいじったり……ジャンク品修理したり、改造したり……」
「それはとても専門的な……大学は文系を出られているのに、先生ご自身は理系ですよね。あ、弾が切れそうです」
「弾あげるから、おいで。出雲は……お休みの日は、何してるの」
体術とナイフばっかり使って弾を持て余していた先生から弾を受け取りつつ、どう返答しようか悩んだ。
休日は一通り家事をして、天気が良ければ外に出て散歩兼買い物をして、勉強して、姉たちに誘われれば映画を見たりして。人に話して聞かせられるような楽しい過ごし方はしていない。
「ううん、そうですね……たまに友人と出かけたりしてましたよ」
「ふぅん? どこに?」
「家に行ったり来たりが多いですかね……あとは買い物したり、運動場を借りたり」
「運動場を……借りる? 借りて、どうするの」
「バドミントンとかサッカーとかします」
「うわぁ……すごいな、男子高校生……」
ドン引きレベルで驚いている先生の反応に苦笑しながら、自分の趣味ではないけれど、と心の中で付け足す。
身体を動かすのは好きだけれど、自分からはまずそんなことしない。山下たちが体育会系だからそれに付き合っていただけだ。
「でも……俺個人の趣味で言うなら料理ですかね」
「ティラミス……美味しかった……」
「先生は糖質摂りすぎですから、低糖質おやつを作るのが今は楽しいですよ」
「君の趣味、増やしちゃった。ありがとう」
頭を乗せていた先生の肩が動いて、どうしたのかと顔をあげれば口付けされた。舌を入れるのは禁止したからか、何度も唇が離れては触れて、下唇をはむはむと先生の唇に挟まれる。お酒の臭いにくらっとしてゲームのコントローラーを落とせば、すぐに先生がテーブルにコントローラーを置くコトンという音が響く。つけたままプレイヤーのいなくなってしまったゲーム画面では、主人公たちがゾンビに襲われる恐怖映像が流れている。
「禁欲の日、です」
「いちゃいちゃ、したら……だめ?」
「少しなら……」
「なら……膝、乗せていいね?」
腰を抱き寄せられ、流されるままに対面で膝に座らされる。禁欲の日的には本当はアウトだと思っているのに、引き寄せられるままに何度も口付けた。
こうなってくるとなんのために禁欲しているのか自分でも分からなくなる。もどかしいけど自分から舌を忍ばせるのを躊躇して、間違えて触れちゃったと言い訳ができるくらい、ほんの少し舌先を先生の上唇につける。
「こら……自分で、言ったんだよ? 禁欲。悪い子だね」
「ち、違います。当たっちゃっただけで……」
「そう?」
目を細めて少し意地悪に笑いながら、先生の手がTシャツ越しに脇腹から脇の下あたりまでを撫であげる。そのまま手は繰り返し上下し、その手の動きがあやしくて身体がつい反応して震えてしまう。
「き、禁欲……ですっ……だめ……」
「うん。だから、触ってないよ? 君は男の子なんだから……胸の周りくらい、問題ないよね」
「そうかもしれませんけど……屁理屈ですよ。あ、ちょっと……んっ」
脇の下から胸を寄せるように揉まれ、女性のような膨らみはないにしろ変な気分になる。自然と目線を落とせばTシャツから尖った乳首が透けて浮いてるのが見えて、恥ずかしくてたまらなくなった。
「先生、お胸がお好きですよね……」
「うん?」
「先日、先生のパソコンをお借りした時……ブックマークが巨乳の文字で溢れてました」
「何見てるの、君は……」
「ごめんなさい、見ようとしたわけではなくて事故なんです。でも少しだけショックだったというか……その、当然俺には何にも脂肪がないですし……つるつるのぺたぺたですし……」
先生がいくら揉んでも寄せても何もないのが申し訳なくなるし、平坦なこの身体では物足りないのではと考えると悲しくなる。女性のように嬲られるのには興奮するけれど、女性になりたい願望はないし……て何を言っているんだか。
「拗ねてるの?」
「どうせつまらない胸ですよって思ってるのは……拗ねてるのでしょうか」
「そうだね」
「巨乳好きの癖にって思ってるのは……」
「うん、拗ねてるね」
自覚はあったが拗ねさせている張本人に言われるのは、ちょっとむかつく。むくれてそっぽを向いてみるけれど、先生はすぐに頬を捕まえて自分に顔を向けさせた。
真っ直ぐに見つめてくる黒目がちな瞳が、伏せた睫毛が、怒らないでと優しく語りかけてくる。
「出雲の胸が……一番可愛い」
「それは絶対に嘘ですよ、可愛くないです……」
「巨乳……視覚的には、いいのだけど。手が大きいから、かな? おさまりが……悪いんだよね。あんまり大きいと、今度は……乳首が好みじゃなくて」
「なる……ほど?」
女性の胸に触れたこともなければ興味もないためなんにもピンときてないが適当に相槌を打てば、それが伝わったのか先生は笑った。そして今度は乳輪の周りを包むように揉んでくる。
「君の胸に……触った時。これだ、て思ったんだよ? ほら……僕の手に、ぴったりくっつく」
「わかんないです……平面に手を置いてるからでしょう? 男性の胸……それとも貧乳がお好きってことですか?」
「ううん? 出雲の胸が、好き」
軽く口付けられ、親指が胸の先端ギリギリを撫でる。身体が反応するのを感じてもうこれは絶対アウトだと思った。イエローカードじゃなくてレッドカード。
「ん、んぅ……先生やだ……もう、触って……」
「君が……言い出したんだよ? 日付変わるまでは、触らない」
「そんな……禁欲おしまいで、いいです……せんせぇ」
「絶対……君の方が先に、音を上げると……思った。ほら……ゲームの続き、しようか」
「先生のせいじゃないですかぁ……先生嫌いです、もう……もう!」
解消されないムラムラと苛立ちにぽすぽすと先生の肩を叩くが、笑いながら膝から下ろされるだけ。禁欲なんて言わなければ良かった。先生のバカ。バカ。
「まだ半日以上ある……頑張ってね?」
「先生が触らなければ平気です!」
「ふぅん?」
いつも嫌な予感しかしない、先生の“ふぅん”。ぞくっとするが相手はせずに無視してコントローラーを拾い、ゾンビを倒してストレス解消してしまおうとゲームを再開しようとする、が。ライフルの照準を合わせていたら、ふっと耳に息を吹きかけられ、退けようとしたら腰を抱かれ唇が耳の縁をなぞっていく。
「友人とおでかけって……山下とか、坂本だよね? 腹立つなぁ」
「そう、ですけど……! 嫉妬されるようなことは、なにも……」
「十二時になるの……楽しみだね」
いつも舐め回すあたりをちゅうっと吸われ、先生の唇は離れていった。先生へ目を向けるが、もう先生はゲーム画面しか見ていない。
「出雲、襲われてるよ?」
「えええ、ちょっと助けてくださいよ」
「うん? どうしようかな」
いつも無表情のくせにこんな時ばっかりにやりと笑う先生は本当に意地が悪い。意地が悪いけれど、その後もゲームでは助けてくれるし、首筋や耳を撫でるだけで本当に何もしてこなかった。
それよりも自分の方が重症で十二時になったら何をされてしまうのかとそわそわして堪らない。お仕置を楽しみにするなんてはしたない。なんで禁欲の日と言い出した俺の方がこんなに我慢しているんだか。
テレビの上の時計に目をやる。もう少しで十二時だが、あともう一周時計の針が回る必要があるのが心底恨めしかった。
俺と先生に穏やかな休日はまだ早い。
end
「機械いじりってどんなことなさるんですか?」
寄り添ってはいるものの二人でゲーム画面から目を離さず、流れるように言葉を交わす。
「うん? そうだね……PCのパーツいじったり……ジャンク品修理したり、改造したり……」
「それはとても専門的な……大学は文系を出られているのに、先生ご自身は理系ですよね。あ、弾が切れそうです」
「弾あげるから、おいで。出雲は……お休みの日は、何してるの」
体術とナイフばっかり使って弾を持て余していた先生から弾を受け取りつつ、どう返答しようか悩んだ。
休日は一通り家事をして、天気が良ければ外に出て散歩兼買い物をして、勉強して、姉たちに誘われれば映画を見たりして。人に話して聞かせられるような楽しい過ごし方はしていない。
「ううん、そうですね……たまに友人と出かけたりしてましたよ」
「ふぅん? どこに?」
「家に行ったり来たりが多いですかね……あとは買い物したり、運動場を借りたり」
「運動場を……借りる? 借りて、どうするの」
「バドミントンとかサッカーとかします」
「うわぁ……すごいな、男子高校生……」
ドン引きレベルで驚いている先生の反応に苦笑しながら、自分の趣味ではないけれど、と心の中で付け足す。
身体を動かすのは好きだけれど、自分からはまずそんなことしない。山下たちが体育会系だからそれに付き合っていただけだ。
「でも……俺個人の趣味で言うなら料理ですかね」
「ティラミス……美味しかった……」
「先生は糖質摂りすぎですから、低糖質おやつを作るのが今は楽しいですよ」
「君の趣味、増やしちゃった。ありがとう」
頭を乗せていた先生の肩が動いて、どうしたのかと顔をあげれば口付けされた。舌を入れるのは禁止したからか、何度も唇が離れては触れて、下唇をはむはむと先生の唇に挟まれる。お酒の臭いにくらっとしてゲームのコントローラーを落とせば、すぐに先生がテーブルにコントローラーを置くコトンという音が響く。つけたままプレイヤーのいなくなってしまったゲーム画面では、主人公たちがゾンビに襲われる恐怖映像が流れている。
「禁欲の日、です」
「いちゃいちゃ、したら……だめ?」
「少しなら……」
「なら……膝、乗せていいね?」
腰を抱き寄せられ、流されるままに対面で膝に座らされる。禁欲の日的には本当はアウトだと思っているのに、引き寄せられるままに何度も口付けた。
こうなってくるとなんのために禁欲しているのか自分でも分からなくなる。もどかしいけど自分から舌を忍ばせるのを躊躇して、間違えて触れちゃったと言い訳ができるくらい、ほんの少し舌先を先生の上唇につける。
「こら……自分で、言ったんだよ? 禁欲。悪い子だね」
「ち、違います。当たっちゃっただけで……」
「そう?」
目を細めて少し意地悪に笑いながら、先生の手がTシャツ越しに脇腹から脇の下あたりまでを撫であげる。そのまま手は繰り返し上下し、その手の動きがあやしくて身体がつい反応して震えてしまう。
「き、禁欲……ですっ……だめ……」
「うん。だから、触ってないよ? 君は男の子なんだから……胸の周りくらい、問題ないよね」
「そうかもしれませんけど……屁理屈ですよ。あ、ちょっと……んっ」
脇の下から胸を寄せるように揉まれ、女性のような膨らみはないにしろ変な気分になる。自然と目線を落とせばTシャツから尖った乳首が透けて浮いてるのが見えて、恥ずかしくてたまらなくなった。
「先生、お胸がお好きですよね……」
「うん?」
「先日、先生のパソコンをお借りした時……ブックマークが巨乳の文字で溢れてました」
「何見てるの、君は……」
「ごめんなさい、見ようとしたわけではなくて事故なんです。でも少しだけショックだったというか……その、当然俺には何にも脂肪がないですし……つるつるのぺたぺたですし……」
先生がいくら揉んでも寄せても何もないのが申し訳なくなるし、平坦なこの身体では物足りないのではと考えると悲しくなる。女性のように嬲られるのには興奮するけれど、女性になりたい願望はないし……て何を言っているんだか。
「拗ねてるの?」
「どうせつまらない胸ですよって思ってるのは……拗ねてるのでしょうか」
「そうだね」
「巨乳好きの癖にって思ってるのは……」
「うん、拗ねてるね」
自覚はあったが拗ねさせている張本人に言われるのは、ちょっとむかつく。むくれてそっぽを向いてみるけれど、先生はすぐに頬を捕まえて自分に顔を向けさせた。
真っ直ぐに見つめてくる黒目がちな瞳が、伏せた睫毛が、怒らないでと優しく語りかけてくる。
「出雲の胸が……一番可愛い」
「それは絶対に嘘ですよ、可愛くないです……」
「巨乳……視覚的には、いいのだけど。手が大きいから、かな? おさまりが……悪いんだよね。あんまり大きいと、今度は……乳首が好みじゃなくて」
「なる……ほど?」
女性の胸に触れたこともなければ興味もないためなんにもピンときてないが適当に相槌を打てば、それが伝わったのか先生は笑った。そして今度は乳輪の周りを包むように揉んでくる。
「君の胸に……触った時。これだ、て思ったんだよ? ほら……僕の手に、ぴったりくっつく」
「わかんないです……平面に手を置いてるからでしょう? 男性の胸……それとも貧乳がお好きってことですか?」
「ううん? 出雲の胸が、好き」
軽く口付けられ、親指が胸の先端ギリギリを撫でる。身体が反応するのを感じてもうこれは絶対アウトだと思った。イエローカードじゃなくてレッドカード。
「ん、んぅ……先生やだ……もう、触って……」
「君が……言い出したんだよ? 日付変わるまでは、触らない」
「そんな……禁欲おしまいで、いいです……せんせぇ」
「絶対……君の方が先に、音を上げると……思った。ほら……ゲームの続き、しようか」
「先生のせいじゃないですかぁ……先生嫌いです、もう……もう!」
解消されないムラムラと苛立ちにぽすぽすと先生の肩を叩くが、笑いながら膝から下ろされるだけ。禁欲なんて言わなければ良かった。先生のバカ。バカ。
「まだ半日以上ある……頑張ってね?」
「先生が触らなければ平気です!」
「ふぅん?」
いつも嫌な予感しかしない、先生の“ふぅん”。ぞくっとするが相手はせずに無視してコントローラーを拾い、ゾンビを倒してストレス解消してしまおうとゲームを再開しようとする、が。ライフルの照準を合わせていたら、ふっと耳に息を吹きかけられ、退けようとしたら腰を抱かれ唇が耳の縁をなぞっていく。
「友人とおでかけって……山下とか、坂本だよね? 腹立つなぁ」
「そう、ですけど……! 嫉妬されるようなことは、なにも……」
「十二時になるの……楽しみだね」
いつも舐め回すあたりをちゅうっと吸われ、先生の唇は離れていった。先生へ目を向けるが、もう先生はゲーム画面しか見ていない。
「出雲、襲われてるよ?」
「えええ、ちょっと助けてくださいよ」
「うん? どうしようかな」
いつも無表情のくせにこんな時ばっかりにやりと笑う先生は本当に意地が悪い。意地が悪いけれど、その後もゲームでは助けてくれるし、首筋や耳を撫でるだけで本当に何もしてこなかった。
それよりも自分の方が重症で十二時になったら何をされてしまうのかとそわそわして堪らない。お仕置を楽しみにするなんてはしたない。なんで禁欲の日と言い出した俺の方がこんなに我慢しているんだか。
テレビの上の時計に目をやる。もう少しで十二時だが、あともう一周時計の針が回る必要があるのが心底恨めしかった。
俺と先生に穏やかな休日はまだ早い。
end
0
お気に入りに追加
161
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
双葉病院小児病棟
moa
キャラ文芸
ここは双葉病院小児病棟。
病気と闘う子供たち、その病気を治すお医者さんたちの物語。
この双葉病院小児病棟には重い病気から身近な病気、たくさんの幅広い病気の子供たちが入院してきます。
すぐに治って退院していく子もいればそうでない子もいる。
メンタル面のケアも大事になってくる。
当病院は親の付き添いありでの入院は禁止とされています。
親がいると子供たちは甘えてしまうため、あえて離して治療するという方針。
【集中して治療をして早く治す】
それがこの病院のモットーです。
※この物語はフィクションです。
実際の病院、治療とは異なることもあると思いますが暖かい目で見ていただけると幸いです。
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
愛され末っ子
西条ネア
BL
本サイトでの感想欄は感想のみでお願いします。全ての感想に返答します。
リクエストはTwitter(@NeaSaijou)にて受付中です。また、小説のストーリーに関するアンケートもTwitterにて行います。
(お知らせは本編で行います。)
********
上園琉架(うえぞの るか)四男 理斗の双子の弟 虚弱 前髪は後々左に流し始めます。髪の毛の色はご想像にお任せします。深い赤みたいなのアースアイ 後々髪の毛を肩口くらいまで伸ばしてゆるく結びます。アレルギー多め。その他の設定は各話で出てきます!
上園理斗(うえぞの りと)三男 琉架の双子の兄 琉架が心配 琉架第一&大好き 前髪は後々右に流します。髪の毛の色はご想像にお任せします。深い緑みたいなアースアイ 髪型はずっと短いままです。 琉架の元気もお母さんのお腹の中で取っちゃった、、、
上園静矢 (うえぞの せいや)長男 普通にサラッとイケメン。なんでもできちゃうマン。でも弟(特に琉架)絡むと残念。弟達溺愛。深い青色の瞳。髪の毛の色はご想像にお任せします。
上園竜葵(うえぞの りゅうき)次男 ツンデレみたいな、考えと行動が一致しないマン。でも弟達大好きで奮闘して玉砕する。弟達傷つけられたら、、、 深い青色の瞳。兄貴(静矢)と一個差 ケンカ強い でも勉強できる。料理は壊滅的
上園理玖斗(うえぞの りくと)父 息子達大好き 藍羅(あいら・妻)も愛してる 家族傷つけるやつ許さんマジ 琉架の身体が弱すぎて心配 深い緑の瞳。普通にイケメン
上園藍羅(うえぞの あいら) 母 子供達、夫大好き 母は強し、の具現化版 美人さん 息子達(特に琉架)傷つけるやつ許さんマジ。
てか普通に上園家の皆さんは顔面偏差値馬鹿高いです。
(特に琉架)の部分は家族の中で順列ができているわけではなく、特に琉架になる場面が多いという意味です。
琉架の従者
遼(はる)琉架の10歳上
理斗の従者
蘭(らん)理斗の10歳上
その他の従者は後々出します。
虚弱体質な末っ子・琉架が家族からの寵愛、溺愛を受ける物語です。
前半、BL要素少なめです。
この作品は作者の前作と違い毎日更新(予定)です。
できないな、と悟ったらこの文は消します。
※琉架はある一定の時期から体の成長(精神も若干)がなくなる設定です。詳しくはその時に補足します。
皆様にとって最高の作品になりますように。
※作者の近況状況欄は要チェックです!
西条ネア
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる