疼いて疼いて仕方ないのに先生が手を出してくれない

松原 慎

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軟禁生活編

恋人になれたらよかった④ ※先生視点

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 あーあ。可愛いな。なんでこの子はこんなに可愛いのだろう。この四日間で自分の欲望全てぶつけてきみの身体全てにマーキングしてやろう。どこに触っても僕を思い出せるくらい撫でてしゃぶりつくしてやりたい。
 髪の毛一本から足の指先まで。身体の中はまだどこに触れてないかな。
 再び出雲を横向きに寝かせ、腹を固定しながら片足を持ち上げる。入口に先端をつけるだけで穴がきゅうっと窄まり吸い付いてキスをしてくる。穴まで可愛い。本人も期待で既に甘い声を漏らしてる。
「あっ……しぇんしぇ……しゅき。おちんちん……? おちんちんいれる?」
「うん……入れるよ? 早くほしい?」
「ほしい、ほしいぃ……しゅごいの、しゅごいおく、ほじほじしてくらはいっ……はやくぅ……おしりほじって欲しいぃ……」
 全然我慢のできない出雲は、今にも泣いてしまいそうなほど顔をくしゃくしゃにさせ、甘えた声でねだる。顔も声も子どもみたいに甘えて可愛らしいのにその下半身では、尻穴をちゅっちゅっと開閉させて男性器の先に吸い付き、腰を淫らに揺らしながら擦り付けて媚びへつらう。
「可愛いしやらしいし……困ったね」
 くいっと少し腰を進めただけで、びくっと身体が跳ねる。反応を楽しみたくてまず前立腺をずり……ずり……とゆっくり擦ってやれば、喘ぎながらも首を横に振った。
「あっあっ……! ちがうぅぅっ……しょこじゃなっ……あっ、あ、らめ、きもちいぃ、ちがう、ぜんりつせんしゅきらけど、ちがうぅ……あぁぁ……らめ、やぁ……」
「そう? 気持ちいいのに? ここが……いわゆる、Gスポットなんだよ?」
 違う違う、と言うわりに顔がさらに惚けていっている。情けなさすぎる。そこがいいのだけれど。
「あ、あ、きもちいい、きもちいよぉぉ……でも、ちがう……もっと、もっとおくっ……」
「しょうがないな。ここ?」
 もっと奥まで進み、直腸内の壁を軽くつつき、そのままクポンッと壁を越えたとこまでハメこむ。
「ここが……ポルチオ。子宮口かな。気持ちいい? 大鳥もここまではしてくれたもんね?」
「やっ……しきゅう、ない……」
「腹ん中女の子のくせして、何言ってんの? ポルチオイキ、しとく? 男の子だから……イかない?」
 返事を聞かずに膀胱を押し上げながら壁を揺すると、ビクッと大きく背が仰け反り、中もぎゅーっと締まる。ちょろすぎて笑いながら、そのまま激しくそこを揺すってやった。
 すると出雲の手が何かを探るように宙を切り、自分の腹に僕の手があるのに気がつくとしがみつくように手を握った。
「やら、やらぁ……っ! イかにゃいっ! あっ、や、きもちよくしないれぇっ……!」
「揺する度に、こんなに締めてるのに? イキな? 出雲は諦めが……悪いね」
「あっ、あっ、アッ……!」
 反射反応の断続的に繰り返されるキュッキュッという締めの後、強く長い締め付けがきてあまりの気持ちよさにこちらも吐息が漏れる。肩にかけたふくらはぎから太ももがビクビクしてるのを見て口元が綻んだ。
「イッてるイッてる、女の子でイッちゃったね?」
「アッ、イッて、イッてにゃっ、あっ……ああぁぁ、あ、あ、ちがうぅ」
「そう? じゃあイクまでしようね?」
 まだ痙攣の続く身体を押さえつけて腰の律動を再開すれば、首を左右にぶんぶんと振りながら僕を見上げ、気持ちがいいのと女の子と言われ認めたくないのでぐちゃぐちゃに濡れて揺れる瞳を向けてくる。
 ここまできてまだ認めたくないんだなと不思議に思う。ならばもっとわからせてやろうとベッドについていた手を、ピンと立ち上がった可愛い乳首に伸ばす。
「あっ、きもちいぃ、あ、あー、おしりほじほじとおっぱい、しゅごい……またっ……イッちゃ、イッちゃぅ、 あ、あっあっ」
「うん? やっぱり、イッてたんだ? 嘘つきは悪い子、だよっ?」
 出雲の身体を押さえ込んだまま、腰をずいと前に突き出し突き当たりを探れば、あっ、と期待のこもった可愛い声を出す。そのままトン、トンと優しく何度もノックすると、もっと奥にねじ込もうとするように僕に向けておしりを突き出しねだってきた。
「ここに……して欲しかったんだっけ? 悪い子だからな、どうしようかな」
「ご、ごめんなさっ……! イッた、イキましたぁっ……ごめんなしゃいぃ、うそついて、ごめんなしゃい……おくにおちんちん、ほしいよぉ……」
 そこらじゅう濡れた顔を火照らせながらお尻をすりすりと寄せられると、気持ちいいし可愛いしで早く好きなこと全部してあげたくなるが、それは我慢してわざと一旦腰を引く。
「男の子なのにどこでイッたの? もっとちゃんと、謝らないと……だめだよね?」
「えっあ……えっと、うぅ……」
 とけた頭では何を言ったらいいのかわからないらしく、顔を顰めて目を泳がせる。仕方ないので今度は奥をノックするのに加えて結腸の入口に、くいっくいっと先端をギリギリ手前でひっかける。
「ちゃんと考えて? ほら、ほら、あともう少しで、出雲のほしかったとこだね……入りそうで入らなくてたまんないね? 頑張ろう?」
 中を揺する度に出雲の顔がまたどんどんダメになっていく。目は上を向いて、口は開いて、中身が上から抜けていく感じ。しかしトンと煽ると首を横に振った。小さな声で女の子やだと呟くのが聞こえ、往生際の悪さにイラついてくる。
 腰を引いて屈み、出雲の耳元に口を寄せ耳の縁を舐めた。首の後ろをぞくりと震わせているのがわかり、興奮して低く笑えばそれにも反応を見せるのがたまらない。
「Tシャツから透ける大きな乳首をしていて、どう見たって女性器のような縦割れの穴をして、男性器は立たなくなって、そのくせ我慢汁と潮と精液はガバガバに垂れ流しているくせに……まだ、男としてプライドが残ってるの?」
「やっ……う、うぅ……」
 新たに涙が溢れ出すのを見ながら、そこだけでイけるようになった敏感な胸元に指を滑らせ、乳首を優しく転がして潰す。
「あっ……」
「今までだってここで女の子イキしてたよね? 今更なにを抵抗してるの? 奥に入れてなんてお願いも、男の子はしないよ?」
 目を伏せて歯を食いしばり、血の着いた唇の赤色が増す。切れた箇所に口付けると、ぽろぽろと流れる涙を拭って弱々しく僕の首に腕を絡めて出雲から口付けをくれた。
「せんせぇ……ごめんなしゃい……男、なのに……子宮で、イッちゃったぁ……イッちゃいましたぁ……ぽるちお、きもちいくて、ごめんなしゃい……」
 恥ずかしそうにもじもじと身体をくねらす様子が可愛かったので、そのまま身体を起こして奥まで入れようとしたが、出雲は僕を抱きしめて離さない。伺うように瞳を覗き込めば、また口付けて、わざとやっているのか中がきゅん、きゅん、と何度も短く締める。
「おなかの中、おんなのこで、いい……およめさん、なる……ずっといっしょ……」
「僕のお嫁さん……なるの?」
 うんうん、と頷いてキスしながらまた中を締めて。とろとろに甘えてるのが可愛くてしょうがなくて、そのままにさせて置いてあげたかったけれど下半身の方も我慢できない。そぉっと抱いてくれている腕を剥がして、上半身を起こす。
「じゃあ君がもう少しだけ大人になったら……ね?」
 言うと同時にずっと欲しがっていた一番奥まで男性器をハメこむ。
 その瞬間、出雲の身体が跳ねて大きく仰け反り、ビクビクビクッと何度も痙攣しその度に中が蠢いて強く刺激される。この全部が包まれ熱く溶かされるような感覚がたまらなく気持ちいい。
「あ、あ、あーっ、あーっ、やばいぃぃぃっ……!」
「ほんと、やばいね……あー、もう、気持ちよすぎる……」
「あ、あ、まって、まッ! らめ、らめ、ああぁ、おくしゅごいぃ、おくイク、あっあっ」
「待てないよ……? こんなに、きもいいいのに……待てるわけない……ここはね、もう子宮の中。女の子でも、お尻に入れないと感じられないトコ。凄いね? いずも……きもちいいね?」
 何度もイキそうになってる自分を焦らしながら行為するのもそろそろ限界で、今までにないほど乱暴に欲望に任せて腰を強く打ちつける。ばちゅんばちゅんと腰のぶつかる音と水音の混ざった音が響き、奥を突くたびに出雲の身体が上にあがってしまうほどだった。
 離れないように腹を押さえつける手にますます力を加えて突くたびにむしろ引き寄せるようにして奥をグリグリしてやる。
「あー……いずも、ぐりぐりきもちいいの? 中も入口もすっごい反応、して……あー、やばい、やばいなこれ」
「きもちい、きもちー……お腹のおく、じゅぼじゅぼして、ぐりぐり、やばいぃっ……しきゅう、ぐりぐり……もっとぉ……せんせぇのちんちんしゅき、ちんちんしゅきぃ」
「うん、可愛いな……ほんと可愛い。僕も出雲の中たまんない。この穴きもちいい……」
 本当に入れてるだけであったかくて気持ちいいのに、入口も中もよく締まるしぎゅうぅっと蠢く感じもして、意識飛びそうなほど気持ちが良かった。出雲の可愛くてやらしい言葉もぞくぞくする。でも可愛すぎるからもう少し下品なことも言わせてやりたい。
 ああでも今はそんな余裕もない。気を抜いたらもうイク、今すぐにでもイク。この奥の奥に全部出してぶちまけたい。休むこともせずペースも考えずもう出すことしか考えられず必死で腰を動かし始める。
「あっ?! しぇんしぇ、おちんちんビクビクして……おっきいおちんちんしゅごい、びくびくしてる、あっ、あっ、びくびくしゅごい、きもちいっ……」
「だめだ、ごめん、だめ……奥に出すよ、もう出るっ……」
 一番奥に、これ以上無理と言うほど奥に出すため、出雲の腰を両手でしっかり押さえつけながら結合部にぴったりと寄せ付け、自分は腰を前に突き出してぐりぐりと奥の奥まで男性器をねじ込んで精液をたっぷり流し込んだ。
 ドクンドクンと大きく脈打ちながらかなりの量の精液が吐き出されているのを感じ、その動きに合わせるように出雲の中が痙攣するのがまた快感を引き出してぞわぞわとするほどだった。
「あっ……あっ……出てりゅ……出てるの、わかる……おちんちんドクドクして、おなか、あったかい……」
 出雲の息も荒いが、肩で息をしている自分の方がよほど酷くて笑えるほどだった。ティッシュの用意もなんもせずにとりあえず性器を抜いて、出雲の隣に寝転び、出雲の胸に顔を埋める形で抱きしめた。
「せんせぇ……?」
 語尾をあげながら不思議そうに呼んでくる割には、いいこいいこと頭を撫でてくれるのが出雲らしい。でもこれではただ可愛い出雲とセックスしただけだ。いじめ抜こうって時は入れちゃだめだな。満足感が強くてどうでも良くなってくる。

 
  
 
 
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