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5 生まれた嫉妬心

新たな目覚め…羞恥

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リミが少し落ち着いた時に
「大丈夫?」と声をかけた

小さな声で
「ありがとう…泣いたらなんかすっきりした…」
目の周りを腫らしてリミが苦笑した

そして、「喉乾いちゃった…喉も乾いた」
と言ったので、水のペットボトルを渡すと

「口移しで飲ませてよ」
と、少しおどけてみせるミリ

二口ほど口移しで飲ませると

2人で起き上がった

そっとリミの下着を手渡すと
「まひろは下半身だけ脱いだんだね…今の姿、ちょっとカッコ悪いと笑った
「確かに…」

俺もパンツを履き2人でソファーに移動しコンビニで買った軽食を2人で食べる…

「美容のために欠かせない野菜」
そう言ってリミに野菜ジュースを渡す

「野菜ジュースでもいいの?」

「ホントは野菜の方がいいけど足りないときは仕方ない…残さず飲むんだよ」
「ちと風呂、入れてくるね」
そう言って立ち上がった

風呂場から出てくると
リミが下着だけの姿、それに首輪をつけたまま野菜ジュースにストローを刺している姿は少し妖艶だ

俺はワイシャツを脱いでハンガーにかけると
「…シワ、延びるかな」
とつぶやく。

「アイロンがないと無理かも…ごめん」
と何故かリミが謝る

「いいよいいよ、後は帰るだけだし」

そう言ってリミの横に座った
すると
「はいっ」と言ってリミが既にストローが刺さったもう一本の野菜ジュースを俺に手渡した

「ありがと」
素直に野菜ジュースを一口飲み

「まだ解除はしてないよ」
リミの首から垂れたリードに手をやると

「あっ!えっと…ごめんなさぃ…」
尻つぼみに謝るリミ

「仕方ない、言葉だけは解放してあげるね」
「でも、まだ命令には素直に服従だよ」

そう言ったら
「なにそれ…なんか悪い顔してるぅ…」



「ハイは?」

「は~い」
そう言ってリミははにかんだ

俺はそんなリミの鎖骨の辺りを指さしながら
「着けちゃったの気づいてた?」

リミが下を向き
「Kissマーク…ここだとバレない…よね?もう秋だし…」

そう言いながら暫く手でさする
「悪い人だね。。。大好きだよ」
と言って急に俺の唇を奪った

「今日は色々と激しかったね…まひろらしくない」
「どうしたの?」

リミが俺の目を見ながら問いかけてくる
俺はリミのストレスが強そうなのでリミの頭を真っ白にする事を優先したことを伝えた
さらに



唇が離れるとリミは
「好きだよ」
そう言って抱きつき
立ち上がった

「トイレ行くね」

そう言ったリミに俺は
「まだダメ…」
そう言って立ち上がり後ろを向いて歩こうとしたリミから延びるリードをちょっとだけ引き
そして俺に飛びつけと言わんばかりに手を広げた

「えぇー!」
笑いながら俺に抱きついてきたリミ

リミは何度も何度も俺にKissをしてきた


リミがもう一度立とうとするが俺が離さない

「どうしたの? 寂しい??」

「もう離さないよ…」

俺が言うと、リミがはにかみながら
「甘えんぼぅ」
と言ってリミが俺の頭を撫でた



トイレに行こうとするリミと俺の攻防は何度か続いたが
次第にリミの表情が変わり始める

リミはもう俺に抱きつこうとはせず立ったままの姿勢だ

それでも俺は、リミの首輪に繋がったリードを離そうとしない

「もうダメ…漏れちゃう…トイレに行かせて…ねぇ…」
リミの表情はかなり困り顔だ

「ここでしてもいいよ」

「嫌だ…そんなの」
リミが足ふみのような動きをしながら言う

無言で見ているとリミがリードの範囲で行ったり来たりする

「ダメ…もう我慢できない…お願いします、トイレに行かせてください」
懇願するリミ

俺はそんなリミに
「まだ我慢しようね」
と小悪魔的な笑顔で言った

「お…お願いします…トィレ…」


少し見ていると
リミの肌に鳥肌が浮かび、時折全身が震えるようになる…

「もう我慢できそうにないね?」

俺が言うとリミは足ふみを続けながら首が縦に振る

もう、声も出せないようだ

仕方ないね…
そう言って俺はその場に立つと
リードを持って歩き出す

行先はトイレをスルーしてお風呂場
リミを風呂場に引き入れると風呂のヘリに腰をかけ

「見ていてあげるから」

「む、無理…です、と トイレに…行かせて…くださぃ」

俺は首を横に振り泣きそうな顔のリミを見つめる

「い、いや…ダメ…も、漏れ…ちゃぅ…」

リミが何度も風呂から出ようとするが
俺は手を掴んだりリードを引っ張ったりしてリミを風呂場から出さない

「あぁぁ…お、お願いします…もう無理、です」
「嫌、嫌嫌イヤぃゃ…」

風呂場でジタバタと足ふみをしながら時折震えるリミだったが

急にリミの足ふみが止まった


見ているとリミのパンツから液体がしみ出し脚を伝って落ちていく…

「あぁぁぁぁぁ…み、み…ぃで」
リミが声にならない声で訴える

流れ出す液体がリミの脚を伝って流れ落ちる線が風呂の照明で浮かび上がる

リミが手で顔を隠す

リミの足元には液体が溜まっていき
排水溝に伝っていく

しかし、一定の水たまりを作った

その中心部にリミは立ち尽くす…



俺は風呂のヘリから立ち上げると
リミを抱きしめる

足元の液体が俺の足の裏を濡らす

リミは顔を隠して微動だにしない

「どうだった?恥ずかしかった?」
リミの耳元でそっと囁いた



リミは無言のままだ
もう一度つぶやく…
「本当は気持ちよかったでしょ…我慢して我慢して解放される感覚、さらに暖かいものが脚を伝う感覚…頭の中に刷り込まれた理性や羞恥心とは裏腹に本当は興奮したんじゃない?」

それでも無言のリミの頭を撫でた



「さ、その濡れたパンツは脱ごうか」

そう言ってリミのパンツに手をかけリミの足元まで引きずり下す

さらにシャワーでお湯を出しし、リミの下半身を洗っていく
俺の足の裏も荒い、床を流し、脱がされたパンツにシャワーをかけていく


「ちょっと持って」
リミにシャワーヘッドを渡すとリミのブラを外しさらに首輪を外す
俺も自分の着ていたパンツや白のTシャツを脱ぎ脱衣所にある樹脂の籠に入れてくる

シャワーヘッドをリミからもう一度もらうと
リミの首から下へシャワーを優しくかけていく

シャワーをいったん止めるとボディーソープを掌に取るとリミを優しく洗っていく

そして、リミのえっちな部分も
割れ目に指を滑り込ませるとリミがピクッっと反応した
お尻も洗い、お尻の割れ目にも指を入れながら洗うとリミがモジモジする

そのまま脚の先まで洗うと
もう一度シャワーを出し洗い流す

俺の身体にもシャワーをかけ

「ちょっと浸かろうか」
そう言って湯船にリミを誘導した

リミに背中を向けてこっちに来るように言うと
無言のリミがゆっくりと後ろを向き俺に背中を預けてくる

リミの脇の下からリミを抱きしめた

少し無言の時間が過ぎたころ
「恥ずかしかった」

ポツンとリミが呟く

「うん」

俺が頷くと

「本当に恥ずかしかったんだょ…」

「私、どうなっちゃうの?まひろに飼われてから自分でもおかしなくらい変になっていく…」

「変になるとは?」

「……あのね…その、やっぱり恥ずかしい…」

「言ってみて?」

「ぅん…実はね…実は、、、気持ちよかった…まひろが言うように…漏らしたことの恥ずかしさよりも…き、気持ちよかったの…」
「私…自分が思っているより・・・その。。。変態だったのかな?」

「変態かぁ…変態かどうかは分からないけどリミはMの素質は前からあるよ」
「様々な調教にしっかりと順応し受け入れている」
「そして身体はさらに深いのを望んでいるでしょ?」

「そんなこと…なぃ…と、思う…」
リミの声が尻つぼみになりながら答える

「そう? でも今日なんてデートもなくいきなり首輪をされてドキドキしてたんでしょ?」

「ぅ!うん」

激しく何度も何度も犯されるように生で突かれて興奮していたんでしょ?」

「…うん」

「首絞めで真っ白になっりながら絶頂を迎えた時に怖かった?」

「…もっと、締めてほしかった」

「初めてのおもらしで恥ずかしさより気持ちよさを感じ取った」
「リミはもう俺の大好きなMさんだよ」

「恥ずかしぃ…」
リミは俯きながら呟くと口元まで湯船に浸かった
『コポコポ』と泡を出しながら…

リミが顔を湯船から上げると俺は言った
「そう言えば、本当に生でやってみると…もう生だと騙せないかもね?」

「えー、なんで??」

違いが分かるほど生は気持ちいいんだって…

「え!!! 今でもすっごく気持ちいいよ!」
「それでも、もっと気持ちいいの?」
リミが振り返りながら目を見開いていった

「興味あるみたいだね、女性に聞くところによると直ぐ分かるくらい気持ちいいらしいよ~」
俺は笑いながら言った…

「そっかぁ…生だともっと気持ちいいんだ…」
凄く小さな声でリミが呟いたが俺は聞き逃さなかった…
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