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私、どうなっちゃうの?
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「んんーっ……ん、ふ……んん、んーっ」
口の中が王子の舌でいっぱいになってるせいで歯を食いしばって耐える事もできない。広い背中に手を回してふさふさの毛にしがみつく。
テオフィル王子が腰を前後に動かす度にびくびくと足が空中を蹴った。
呼吸すらままならないのに王子は容赦ない。キスも腰の動きも止めてくれる気配がない。
それどころか、ニットすら捲られてブラを下げられた。ぷるんって震えた胸が大きな手に覆われる。
や、だめ。
どこもかしこも刺激が強すぎて、こんなの受け止めきれない。そう思って王子の手を掴んで離そうと思ったのにびくともしない。
「んっ!んんっ、んんんっ!」
王子にゆっくりと胸を揉みしだかれる。柔らかい肉の塊が王子の手にいいように形を変えさせられる。
そして固くて長い爪の先を、先っぽに引っ掛けられた。
びくんって背中が浮く。
飲み込みきれない涎が口の端からまた溢れてる。
お腹の奥に熱の塊があってそれが急速におっきくなってってるのが分かる。そして風船みたいに弾けようとしてるのが。
どこもかしこもぐちゃぐちゃにされてる。私から溢れた粘液で王子のモノが滑り良くなってるのが分かる。摩擦なんてもう全然なくて、それどころかぬちっぐちゅっ、って音が止まらない。
こんなの私、どうなっちゃうの?
抵抗らしい抵抗もできずに、ただ意識がトばされないように片手で背中にしがみつく。
口も胸も下半身も何もかも、テオフィル王子に良いようにされちゃってる。すごいことされちゃってる。
中に入れられたわけではないけど、こんなのもうセックスしてるのと何にも変わらないよう。
わんこなのに。相手、もふもふ耳と尻尾のついたわんこなのに。
私、わんこ王子にキスされて胸揉まれて入り口擦られて、イっちゃ――
「んっ、んんんーっ!!」
何も入ってないのにそれが寂しいって主張してるみたいに、中心が収縮した。身体がきゅうって中心に向かって縮こまって、そして風船みたいに破裂した。
がくがくと足が震える。王子の舌を噛まないように気をつける事しか出来なくて、それ以外はもう何も考えられなかった。
真っ白に塗りつぶされてく。
「はっ!はぁ、はっ……あ、ああっ、は、はぁー」
「……ヤヨイ」
唇をやっと開放されて、大きく呼吸をする。
王子の手に胸を押し付けるみたいに全身で酸素を吸った。
なんか、すごかった。
子供の頃に死んじゃったお父さんとお母さんとお姉ちゃんがみんなで手を振ってた気がする。
そのままそっち側に行ってしまいたいくらい、凄かった。
口の中が王子の舌でいっぱいになってるせいで歯を食いしばって耐える事もできない。広い背中に手を回してふさふさの毛にしがみつく。
テオフィル王子が腰を前後に動かす度にびくびくと足が空中を蹴った。
呼吸すらままならないのに王子は容赦ない。キスも腰の動きも止めてくれる気配がない。
それどころか、ニットすら捲られてブラを下げられた。ぷるんって震えた胸が大きな手に覆われる。
や、だめ。
どこもかしこも刺激が強すぎて、こんなの受け止めきれない。そう思って王子の手を掴んで離そうと思ったのにびくともしない。
「んっ!んんっ、んんんっ!」
王子にゆっくりと胸を揉みしだかれる。柔らかい肉の塊が王子の手にいいように形を変えさせられる。
そして固くて長い爪の先を、先っぽに引っ掛けられた。
びくんって背中が浮く。
飲み込みきれない涎が口の端からまた溢れてる。
お腹の奥に熱の塊があってそれが急速におっきくなってってるのが分かる。そして風船みたいに弾けようとしてるのが。
どこもかしこもぐちゃぐちゃにされてる。私から溢れた粘液で王子のモノが滑り良くなってるのが分かる。摩擦なんてもう全然なくて、それどころかぬちっぐちゅっ、って音が止まらない。
こんなの私、どうなっちゃうの?
抵抗らしい抵抗もできずに、ただ意識がトばされないように片手で背中にしがみつく。
口も胸も下半身も何もかも、テオフィル王子に良いようにされちゃってる。すごいことされちゃってる。
中に入れられたわけではないけど、こんなのもうセックスしてるのと何にも変わらないよう。
わんこなのに。相手、もふもふ耳と尻尾のついたわんこなのに。
私、わんこ王子にキスされて胸揉まれて入り口擦られて、イっちゃ――
「んっ、んんんーっ!!」
何も入ってないのにそれが寂しいって主張してるみたいに、中心が収縮した。身体がきゅうって中心に向かって縮こまって、そして風船みたいに破裂した。
がくがくと足が震える。王子の舌を噛まないように気をつける事しか出来なくて、それ以外はもう何も考えられなかった。
真っ白に塗りつぶされてく。
「はっ!はぁ、はっ……あ、ああっ、は、はぁー」
「……ヤヨイ」
唇をやっと開放されて、大きく呼吸をする。
王子の手に胸を押し付けるみたいに全身で酸素を吸った。
なんか、すごかった。
子供の頃に死んじゃったお父さんとお母さんとお姉ちゃんがみんなで手を振ってた気がする。
そのままそっち側に行ってしまいたいくらい、凄かった。
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