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第1章 群青の騎士団と謎の佳人
30 飛竜レース5
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太陽はそろそろ真上に差し掛かる。一番手の竜騎士がもうそろそろ帰ってくる時刻だった。既に大道芸人は広場から退出しており、会場はいつの間にか緊張感に包まれていた。
実はこのレース、当然のことながら公然と賭けが行われている。今回も当然のことながら第1騎士団に所属する竜騎士が上位をしめていて、速いと言われていてもルークは5番人気だった。立場上、賭けに参加できないのだが、それでもエドワルドは密かにリーガスを通じてルークに賭けていた。もちろん彼だけでない。アスターもジーンも当然リーガスもルークに賭けている。
まだ療養中の国主には暑さは大敵だった。少しの間とはいえ体に負担がかからないよう、ハルベルトもエドワルドも父親に冷たい飲み物を用意させ、少しでも風を通るように配慮した。それに案外貢献したのが小竜で、羽ばたいて風をおこし、国主から直々にお褒めの言葉を頂戴していた。
「あそこ……」
貴賓席の正面から最初の騎影が見えた。高度を落としてこちらを目指している。会場から大きな歓声が沸き起こる。
「あの方だわ」
姿がはっきりしてくると、アルメリアは弾んだ声を上げる。どうやら今回の一番人気、ブランドル家の子息のようだ。
「ユリウスか? この距離でわかるか?」
エドワルドが冷やかすと、アルメリアは頬を染めた。
「あ……」
誰かが上空を指す。つられて見上げると、もう1騎が錐揉みする程の勢いで急降下してくる。
「あれは…エアリアル! 無茶しやがって……」
会場からは悲鳴に似た叫びが聞こえる。周囲の心配をよそに、エアリアルは地面すれすれで翼を広げて制動をかけ、ルークがその背から飛び降りた。その左側にブランドル家のユリウスもちょうど同じタイミングで飛竜の背中から飛び降りている。2人は鐘を目指して駆け出し、滑り込むようにして鐘の紐に手を伸ばす。エドワルドは思わず腰を浮かせていた。
カラーン……
一同が固唾を飲んで見守り、シーンと静まり返った広場に鐘の音が響く。紐を握っていたのはルークだった。彼は自分でも信じられず、自分の手元を見ていた。そして2度3度と紐を引いて鐘を鳴らすと、会場がドッと揺れるほどの大声援が沸き起こる。
「そろそろ私も鳴らしていいかな?」
「あ、すみません」
ユリウスに言われてルークはやっと握っていた鐘の紐を彼に渡した。今度はユリウスが鐘を鳴らし、2番手で帰着した。
「素晴らしい追込みだった。私は第1騎士団のユリウス」
「ありがとう。俺…私は第3騎士団のルークと言います」
ユリウスが差し出した手をルークは握り、がっちりと握手する。すると会場からは大きな拍手が起こった。
「2人ともこちらへ」
係りの案内に従い、2人は2階のテラスに続く特設の階段を上ってハルベルトの前に跪く。慣例に従って襷をハルベルトに差し出し、5つの印章がきちんと押されていることを確認されて2人とも帰着が認められた。
「無事に帰着出来たはいいが、無茶をしたな」
エドワルドが小声で部下に苦言する。
「最後まで諦めたくなかったので。すみません」
「失敗は考えなかったのか?」
「はい。できると思ったからやりました」
更にエドワルドが何か言おうとすると、国主が片手を上げてそれを止める」
「良き、心構えじゃ」
「父上?」
「先ほどの……彼は雷光の様であった」
国主が目を細めてルークに頷くと、「恐れ入ります」と恐縮して頭を下げた。
「まあいい。エアリアルを休ませてやれ」
「はい」
ルークは貴賓席の一同に頭を下げると、階段を下りて地面に座り込んでいるエアリアルに駆け寄る。労うように頭を撫でてから再びその背に乗り、西棟の着場へと飛んでいく。ユリウスも同様に自分の愛竜を休ませる為に後に続き、そんな2人は再び起こった会場からの大きな拍手で送られた。
その後、次々と若い竜騎士達が帰ってきて、今年は誰も棄権することなく、10人とも帰着することができた。レース後の式典でゴールした若い竜騎士達を称え、順位に関係なく全員に飛竜を象った記章が与えられた。
ちなみに、ルークに敵意を向けていた上司を持つ竜騎士は最下位こそ免れたが9番目に帰着した。ルークの後ろをついて飛び、最後に追い抜かすという作戦を押し付けられ、ついていくどころか自分のペースを乱してしまい、その着順となってしまった。彼が上司を恨んだのは言うまでもない。
夜になり、国主主催の晩餐会が始まった。竜騎士礼装に身を包んだルークは侍官に案内され、ユリウスや3位に入った彼の同僚と共に城の大広間に向かった。大広間に入ると、大きな拍手で迎えられ、教えられた作法通りに国主の前に進み出て跪いた。
「ルーク・ディ・ビレア、本日の飛竜レースに於いて、飛竜エアリアルと共にその持てる技を駆使し、見事一位で帰着した事を称えるものである。ここに褒賞を与え、本日この時より上級騎士に任ずる」
玉座に座る国主の脇に立つハルベルトが、重々しく口上を述べて褒賞の金貨と上級騎士の記章を渡そうとするが、ルークはその場に跪いたままである。
「すみません、ハルベルト殿下」
「どうした?」
彼は少し躊躇ったが、意を決して口を開く。
「私は平民の出で、父は職人をしております。申し訳ありませんが、私の名には敬称である『ディ』がつかないのです」
ルークの言葉に会場がざわめく。あからさまにルークを批判する声も出るが、ハルベルトはそれを片手で制した。
「そなたは正直者だな。だがなルーク、先程も述べたとおり、今日のそなたは己の技で飛竜レースに勝ち、上級騎士の称号を得たのだ。敬称を付けて呼ぶにふさわしい活躍だったのだぞ? 堂々と名乗るがよい、ルーク・ディ・ビレアと」
ハルベルトが言い含めるように諭す。
「は……はい」
返事は震えていた。
「雷光の騎士よ……」
横からアロンが声をかける。ルークはすぐに自分の事だとは思わなかったが、国主は自分を見つめている。彼はあわてて頭を下げた。
「今日のそなたは…見事であった。……敬称を持つ身に相応しい。これからも国民の為に……尽くすのだぞ」
国主は不自由ながらもゆっくりと、そしてはっきりとルークに声をかける。彼の総身が震える。
「はい。……もったいないお言葉、ありがとうございます」
ルークは震える声で返事をした。
「さあ、受け取れ。ルーク・ディ・ビレア、そなたへの褒賞だ」
ハルベルトが褒賞を差し出すと、ルークは震える手でそれを受け取った。最初は冷ややかだった会場も割れんばかりの拍手が起こる。彼はもう一度深々と頭を下げてそのまま下がり、居並ぶ列席者にも頭を下げた。続けてユリウスと3位の竜騎士にも同様に褒賞が手渡され、宴が始まった。
実はこのレース、当然のことながら公然と賭けが行われている。今回も当然のことながら第1騎士団に所属する竜騎士が上位をしめていて、速いと言われていてもルークは5番人気だった。立場上、賭けに参加できないのだが、それでもエドワルドは密かにリーガスを通じてルークに賭けていた。もちろん彼だけでない。アスターもジーンも当然リーガスもルークに賭けている。
まだ療養中の国主には暑さは大敵だった。少しの間とはいえ体に負担がかからないよう、ハルベルトもエドワルドも父親に冷たい飲み物を用意させ、少しでも風を通るように配慮した。それに案外貢献したのが小竜で、羽ばたいて風をおこし、国主から直々にお褒めの言葉を頂戴していた。
「あそこ……」
貴賓席の正面から最初の騎影が見えた。高度を落としてこちらを目指している。会場から大きな歓声が沸き起こる。
「あの方だわ」
姿がはっきりしてくると、アルメリアは弾んだ声を上げる。どうやら今回の一番人気、ブランドル家の子息のようだ。
「ユリウスか? この距離でわかるか?」
エドワルドが冷やかすと、アルメリアは頬を染めた。
「あ……」
誰かが上空を指す。つられて見上げると、もう1騎が錐揉みする程の勢いで急降下してくる。
「あれは…エアリアル! 無茶しやがって……」
会場からは悲鳴に似た叫びが聞こえる。周囲の心配をよそに、エアリアルは地面すれすれで翼を広げて制動をかけ、ルークがその背から飛び降りた。その左側にブランドル家のユリウスもちょうど同じタイミングで飛竜の背中から飛び降りている。2人は鐘を目指して駆け出し、滑り込むようにして鐘の紐に手を伸ばす。エドワルドは思わず腰を浮かせていた。
カラーン……
一同が固唾を飲んで見守り、シーンと静まり返った広場に鐘の音が響く。紐を握っていたのはルークだった。彼は自分でも信じられず、自分の手元を見ていた。そして2度3度と紐を引いて鐘を鳴らすと、会場がドッと揺れるほどの大声援が沸き起こる。
「そろそろ私も鳴らしていいかな?」
「あ、すみません」
ユリウスに言われてルークはやっと握っていた鐘の紐を彼に渡した。今度はユリウスが鐘を鳴らし、2番手で帰着した。
「素晴らしい追込みだった。私は第1騎士団のユリウス」
「ありがとう。俺…私は第3騎士団のルークと言います」
ユリウスが差し出した手をルークは握り、がっちりと握手する。すると会場からは大きな拍手が起こった。
「2人ともこちらへ」
係りの案内に従い、2人は2階のテラスに続く特設の階段を上ってハルベルトの前に跪く。慣例に従って襷をハルベルトに差し出し、5つの印章がきちんと押されていることを確認されて2人とも帰着が認められた。
「無事に帰着出来たはいいが、無茶をしたな」
エドワルドが小声で部下に苦言する。
「最後まで諦めたくなかったので。すみません」
「失敗は考えなかったのか?」
「はい。できると思ったからやりました」
更にエドワルドが何か言おうとすると、国主が片手を上げてそれを止める」
「良き、心構えじゃ」
「父上?」
「先ほどの……彼は雷光の様であった」
国主が目を細めてルークに頷くと、「恐れ入ります」と恐縮して頭を下げた。
「まあいい。エアリアルを休ませてやれ」
「はい」
ルークは貴賓席の一同に頭を下げると、階段を下りて地面に座り込んでいるエアリアルに駆け寄る。労うように頭を撫でてから再びその背に乗り、西棟の着場へと飛んでいく。ユリウスも同様に自分の愛竜を休ませる為に後に続き、そんな2人は再び起こった会場からの大きな拍手で送られた。
その後、次々と若い竜騎士達が帰ってきて、今年は誰も棄権することなく、10人とも帰着することができた。レース後の式典でゴールした若い竜騎士達を称え、順位に関係なく全員に飛竜を象った記章が与えられた。
ちなみに、ルークに敵意を向けていた上司を持つ竜騎士は最下位こそ免れたが9番目に帰着した。ルークの後ろをついて飛び、最後に追い抜かすという作戦を押し付けられ、ついていくどころか自分のペースを乱してしまい、その着順となってしまった。彼が上司を恨んだのは言うまでもない。
夜になり、国主主催の晩餐会が始まった。竜騎士礼装に身を包んだルークは侍官に案内され、ユリウスや3位に入った彼の同僚と共に城の大広間に向かった。大広間に入ると、大きな拍手で迎えられ、教えられた作法通りに国主の前に進み出て跪いた。
「ルーク・ディ・ビレア、本日の飛竜レースに於いて、飛竜エアリアルと共にその持てる技を駆使し、見事一位で帰着した事を称えるものである。ここに褒賞を与え、本日この時より上級騎士に任ずる」
玉座に座る国主の脇に立つハルベルトが、重々しく口上を述べて褒賞の金貨と上級騎士の記章を渡そうとするが、ルークはその場に跪いたままである。
「すみません、ハルベルト殿下」
「どうした?」
彼は少し躊躇ったが、意を決して口を開く。
「私は平民の出で、父は職人をしております。申し訳ありませんが、私の名には敬称である『ディ』がつかないのです」
ルークの言葉に会場がざわめく。あからさまにルークを批判する声も出るが、ハルベルトはそれを片手で制した。
「そなたは正直者だな。だがなルーク、先程も述べたとおり、今日のそなたは己の技で飛竜レースに勝ち、上級騎士の称号を得たのだ。敬称を付けて呼ぶにふさわしい活躍だったのだぞ? 堂々と名乗るがよい、ルーク・ディ・ビレアと」
ハルベルトが言い含めるように諭す。
「は……はい」
返事は震えていた。
「雷光の騎士よ……」
横からアロンが声をかける。ルークはすぐに自分の事だとは思わなかったが、国主は自分を見つめている。彼はあわてて頭を下げた。
「今日のそなたは…見事であった。……敬称を持つ身に相応しい。これからも国民の為に……尽くすのだぞ」
国主は不自由ながらもゆっくりと、そしてはっきりとルークに声をかける。彼の総身が震える。
「はい。……もったいないお言葉、ありがとうございます」
ルークは震える声で返事をした。
「さあ、受け取れ。ルーク・ディ・ビレア、そなたへの褒賞だ」
ハルベルトが褒賞を差し出すと、ルークは震える手でそれを受け取った。最初は冷ややかだった会場も割れんばかりの拍手が起こる。彼はもう一度深々と頭を下げてそのまま下がり、居並ぶ列席者にも頭を下げた。続けてユリウスと3位の竜騎士にも同様に褒賞が手渡され、宴が始まった。
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