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23.溢れ出した想い(1)*
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抱き上げられたまま部屋に辿り着くと、一番広い寝室に置かれたベッドの上へ降ろされた。透也はワイシャツのボタンをはずし上半身裸になると、しなやかに鍛えられた体で目の前に現れる。
綾芽の心は透也に支配され、心が縛られたように動けない。
「素直に従わないのなら、奪うしかない。しばらく綾芽を自分のそばに置き、大切に飾っておこうと思ったが、もう限界だ。一晩さえ我慢できない」
透也はベルトを緩めボクサーパンツ姿になると、ベッドへ横たわる綾芽の身体へ馬乗りになった。
綾芽の服を脱がそうとブラウスのボタンを外し、その間にも違う角度から何度もキスを落とす。唇に魔法をかけられているうちに、ブラとショーツだけの姿にされてしまった。
さすがの綾芽も、もう子どもではない。大人の男女が、これからベッドの上で何をするのかくらいは想像がつく。しかし頭の中で理解していても、この揺れ動く不安な気持ちをどう伝えたらいいのか分からない。
このまま抱かれてしまったら、ますます心奪われてしまいそう……。
「……ま、待って透也様……私はまだ、こういうことに不慣れで……そ、それに……シャワーを浴びないと、汚れて……」
ベッドの中央で不安な気持ちに身を縮めていると、透也は綾芽の頬に手を伸ばし、甘く優しい声でそっと囁いた。
「いいんだ。綾芽のすべてが見たいから、俺はそのままがいい。そして、本当の俺を理解して欲しい」
「ほ、本当のって……?」
透也の鋭い視線が綾芽を捕え、身動きできないままでいると、のしかかるように体を重ねてくる。太腿の辺りに何か硬いものが触れる感覚がした。透也は綾芽の様子に気付いたのか、いきなり手を取ると、熱く燃えたぎるような男根へと自ら導いた。綾芽はハッとしたまま、指先の感触を確かめる。それは熱を帯び、とても片手には納まりきらないほどの大きさだった。猛々しく脈を打ち、今にも荒れ狂いそうなほど力強い。
「これが本当の俺だ……。これで綾芽を思い切り貫きたくて、そして切なく泣かせたくて仕方がない。紳士的で節度ある人間のように振る舞ってはいるが……二人で再会したあの夜、思い切り抱きしめて唇を奪いたいと思った。そして、美しく成長した綾芽を隅々まで眺め、俺の物で満たしたくなった。ずっと綾芽のことが欲しくて欲しくて堪らない」
至近距離で視線を捕らえたまま伝えられた言葉が衝撃的で、綾芽の心はドクンドクンと激しく暴れた。
「わっ、私は何も……男性を喜ばせるようなことはできませんし……それに自分の体に自信もないので……そんなに期待されても……ひゃぁっ」
透也の柔らかな舌先が、綾芽の首筋にそっと触れる。
「何も知らないからいいんだ」
唇が首筋を丁寧に伝い、耳元の辺りまで辿り着くと、耳朶を軽く口に含んだ。経験したことのない感覚で体の奥が熱くなり、吐息が漏れ出す。
「はぁぁ……待って……」
「俺は今まで充分待った。だから、もう我慢しないよ」
こちらの要望に耳を貸すゆとりもないほど、透也は情熱的に迫ってくる。耳を責めると同時に、指先を胸元へ滑らせ、覆い隠しているものをそっと剥がした。
透也に胸を晒した瞬間、恥ずかしさに綾芽は歯を食いしばり、顔を両手で覆う。
「肌が上気して淡いピンク色をしている。綺麗だよ、綾芽」
「こんなに貧相な胸を見られてしまうと……。はっ、恥ずかしくて、もうお嫁にいけません!」
羞恥心から咄嗟に叫んだ言葉。混乱して、自分でも何を言っているのか分からない。
綾芽は小柄でやせ型の体型だから、胸もあまり大きくはない。部屋の灯りは薄暗くなってはいても、透也に見られるのは抵抗があった。
「綾芽はまだ子どもだな。そんなことを気にしていたのか。大きさなど関係ないことくらい、こうしてやればすぐに分かる」
透也は突然、顔を胸の辺りへ近づけると、綾芽の白い膨らみの上にツンと尖るものを口へ含んだ。
「はうっ……はぁぁっ……」
とたんに身体の奥に火を点けられたような昂りが湧いてくる。
先端に舌先を強く押しつけ弄んだかと思うと、口の中で硬く膨らんだ蕾を何度も転がし、強く吸い上げる。
「あぁ~……ん……いやぁぁっ」
口の中で弄られているのと同時に、もう片方の尖りを指先で捕えると、粘土でも捏ねるように軽く摘まみ、指先で何度も震わせる。
二つの刺激だけで、全身に電流が流れたようになり、身体をのけ反った。下肢の奥がうねるように収縮し、全身が何度もビクンと跳ねる。
「あぁぁぁん……!」
「これだけイケれば、感度は充分だ」
透也は膨らみを両手で優しく包み込み、さっきより硬く尖らせた先端を刺激しながら、揺らすように揉みしだく。
綾芽は完全に透也によって支配され、心地良さに身を委ねた。半開きになった綾芽の唇を透也が咥え甘噛みする。緩やかに刺激されるうち舌先を捩じり込まれ、荒々しく舐め回された
――こ、これがキス……なの!?
頭の中がじんわりと溶け、全身の力が抜けてふわふわと浮き上がりそうになった。
綾芽の心は透也に支配され、心が縛られたように動けない。
「素直に従わないのなら、奪うしかない。しばらく綾芽を自分のそばに置き、大切に飾っておこうと思ったが、もう限界だ。一晩さえ我慢できない」
透也はベルトを緩めボクサーパンツ姿になると、ベッドへ横たわる綾芽の身体へ馬乗りになった。
綾芽の服を脱がそうとブラウスのボタンを外し、その間にも違う角度から何度もキスを落とす。唇に魔法をかけられているうちに、ブラとショーツだけの姿にされてしまった。
さすがの綾芽も、もう子どもではない。大人の男女が、これからベッドの上で何をするのかくらいは想像がつく。しかし頭の中で理解していても、この揺れ動く不安な気持ちをどう伝えたらいいのか分からない。
このまま抱かれてしまったら、ますます心奪われてしまいそう……。
「……ま、待って透也様……私はまだ、こういうことに不慣れで……そ、それに……シャワーを浴びないと、汚れて……」
ベッドの中央で不安な気持ちに身を縮めていると、透也は綾芽の頬に手を伸ばし、甘く優しい声でそっと囁いた。
「いいんだ。綾芽のすべてが見たいから、俺はそのままがいい。そして、本当の俺を理解して欲しい」
「ほ、本当のって……?」
透也の鋭い視線が綾芽を捕え、身動きできないままでいると、のしかかるように体を重ねてくる。太腿の辺りに何か硬いものが触れる感覚がした。透也は綾芽の様子に気付いたのか、いきなり手を取ると、熱く燃えたぎるような男根へと自ら導いた。綾芽はハッとしたまま、指先の感触を確かめる。それは熱を帯び、とても片手には納まりきらないほどの大きさだった。猛々しく脈を打ち、今にも荒れ狂いそうなほど力強い。
「これが本当の俺だ……。これで綾芽を思い切り貫きたくて、そして切なく泣かせたくて仕方がない。紳士的で節度ある人間のように振る舞ってはいるが……二人で再会したあの夜、思い切り抱きしめて唇を奪いたいと思った。そして、美しく成長した綾芽を隅々まで眺め、俺の物で満たしたくなった。ずっと綾芽のことが欲しくて欲しくて堪らない」
至近距離で視線を捕らえたまま伝えられた言葉が衝撃的で、綾芽の心はドクンドクンと激しく暴れた。
「わっ、私は何も……男性を喜ばせるようなことはできませんし……それに自分の体に自信もないので……そんなに期待されても……ひゃぁっ」
透也の柔らかな舌先が、綾芽の首筋にそっと触れる。
「何も知らないからいいんだ」
唇が首筋を丁寧に伝い、耳元の辺りまで辿り着くと、耳朶を軽く口に含んだ。経験したことのない感覚で体の奥が熱くなり、吐息が漏れ出す。
「はぁぁ……待って……」
「俺は今まで充分待った。だから、もう我慢しないよ」
こちらの要望に耳を貸すゆとりもないほど、透也は情熱的に迫ってくる。耳を責めると同時に、指先を胸元へ滑らせ、覆い隠しているものをそっと剥がした。
透也に胸を晒した瞬間、恥ずかしさに綾芽は歯を食いしばり、顔を両手で覆う。
「肌が上気して淡いピンク色をしている。綺麗だよ、綾芽」
「こんなに貧相な胸を見られてしまうと……。はっ、恥ずかしくて、もうお嫁にいけません!」
羞恥心から咄嗟に叫んだ言葉。混乱して、自分でも何を言っているのか分からない。
綾芽は小柄でやせ型の体型だから、胸もあまり大きくはない。部屋の灯りは薄暗くなってはいても、透也に見られるのは抵抗があった。
「綾芽はまだ子どもだな。そんなことを気にしていたのか。大きさなど関係ないことくらい、こうしてやればすぐに分かる」
透也は突然、顔を胸の辺りへ近づけると、綾芽の白い膨らみの上にツンと尖るものを口へ含んだ。
「はうっ……はぁぁっ……」
とたんに身体の奥に火を点けられたような昂りが湧いてくる。
先端に舌先を強く押しつけ弄んだかと思うと、口の中で硬く膨らんだ蕾を何度も転がし、強く吸い上げる。
「あぁ~……ん……いやぁぁっ」
口の中で弄られているのと同時に、もう片方の尖りを指先で捕えると、粘土でも捏ねるように軽く摘まみ、指先で何度も震わせる。
二つの刺激だけで、全身に電流が流れたようになり、身体をのけ反った。下肢の奥がうねるように収縮し、全身が何度もビクンと跳ねる。
「あぁぁぁん……!」
「これだけイケれば、感度は充分だ」
透也は膨らみを両手で優しく包み込み、さっきより硬く尖らせた先端を刺激しながら、揺らすように揉みしだく。
綾芽は完全に透也によって支配され、心地良さに身を委ねた。半開きになった綾芽の唇を透也が咥え甘噛みする。緩やかに刺激されるうち舌先を捩じり込まれ、荒々しく舐め回された
――こ、これがキス……なの!?
頭の中がじんわりと溶け、全身の力が抜けてふわふわと浮き上がりそうになった。
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