40 / 76
39話 予知能力
しおりを挟む
僕は、ソフィアさんと首領に連れられ、魔生物の出現が予測される村へと向かった。
移動には、コミュニティの馬車を使った。
御者は、コミュニティの冒険者である。
「なあ。ソフィア嬢ちゃんと聖女ちゃんの間では何があったんだ?」
「その話はやめてください」
ソフィアさんは、首領を睨み付けて言った。怖い……。
「いいじゃないか、教えてくれても」
「プライベートなことですので」
「ひょっとして、好きな男でも取り合ったのか?」
「……酔っ払いみたいですよ?」
ソフィアさんが殺気を放っている。
セリューで盗賊団のメンバーを拷問した時ですら、これほどの圧力は感じなかった。
「まあまあ、そんなに怒るなよ」
「……貴方の部下にならなくて正解でした」
「ルーク、どうしてこの嬢ちゃんと組んだんだ?」
「それは……」
ソフィアさんの様子を窺ったが、特に僕を止めようとする様子はない。
僕は首領に、コミュニティから離れた後の出来事を、簡潔に説明した。
「……それじゃあ、ソフィア嬢ちゃんは、聖女ちゃんが紹介した宿を拠点にして活動してたのか。どうしてだ?」
「……少し興味が湧いただけです。それと、宿の主人が、とてもいい方だったので」
「聖女ちゃんに未練があるんだな」
「いけませんか?」
「いや? その、意外と女々しい感じ、嫌いじゃないぜ?」
「……」
どうやら、この二人の相性は悪いようだ。
僕は話題を変えることにした。
「そういえば、魔生物が次にいつ爆発を起こすが、予測はできますか?」
僕が尋ねると、首領は頷いた。
「今までのペースから考えると、次の爆破まで、あと半日程度だろう」
「それまでに、魔生物を見つけないといけませんね……」
「いざとなったら、多少乱暴な手段を使うしかないかもしれません」
ソフィアさんが怖いことを言う。
セリューでの暴走を思い出して、僕は震えた。
「何だ? 疑わしい奴は、片っ端からぶん殴るのか?」
「それもやむを得ないでしょう」
「ははっ、そりゃいいや!」
こんなところだけ、意見を一致させないでほしい。
そんなことがバレたら、一体どれだけ非難されるか……!
「おいルーク、本気で心配するなよ? ソフィア嬢ちゃんは、相手に触れずに心を読む魔法が使えるんだからな」
「えっ!?」
そんな話は初めて聞いた。
そもそも、そんな魔法が実在するのか……!?
確かに、噂では聞いたことがある。
離れた相手の心を読む魔法が存在する、といった類の話は。
しかし、そういった噂は、世の中で大量に飛び交っている。
中には、荒唐無稽なものもたくさんあるのだ。
そんなものを、イチイチ真に受けているわけにはいかない。
だが、本当にそんな魔法が使えるなら……僕が考えていたことは、全て筒抜けだったのか!?
僕がソフィアさんの方を見ると、彼女は困った様子で言った。
「あの魔法は、精霊を保有している方に気付かれないようには使えませんよ? だから、ルークさんやリーザ達の心を読んだりはしていません」
それを聞いて、僕はとても安心した。
確かに、自分に対して魔法が使われれば、どのようなものであっても精霊が警告してくれる。
新たに開発された魔法であっても、それを防ぐことなど不可能だろう。
「逆に言えば、精霊を保有していない相手には使えるってことだろ?」
「魔生物に対して使ってもバレますよ。相手自身が魔力を保有しているのですから」
「バレても構わねえよ。戦って、勝てばいいだけだ」
「……あの、どうして首領が、ソフィアさんの魔法を知ってるんですか?」
「その魔法を開発したから、ソフィア嬢ちゃんは天才だと言われたのさ。テレパシーは、相手が受けるつもりじゃないと使えないからな。それを、相手の同意がなくても盗み聞き出来るようになったら、戦略が立てやすくなるだろ? 俺も、新しい魔法を開発したことはあるが……あの魔法は別格さ」
「ですが、あの魔法は欠陥品です。結局、使えるのは私自身だけですから。……いえ、精霊はこの魔法と同じような能力を、既に使っているはずです。あの魔法は、それをヒントにして開発しましたので」
「そういえば……」
精霊は、自分や宿主に向けられた感情を正確に読み取る。
だから、純粋な好意で撫でられたのか、下心を込めて撫でられたのか、といったニュアンスを読み取ることも出来るのだ。
そこまで考えて、僕は気付いた。
ソフィアさんは、異常に勘が良かったが……それは、心を読む魔法を使っていたからではないのか?
ドウン氏やスラムの男は、精霊を保有している様子はなかった。
ということは、心を読んでも勘付かれなかったかもしれない。
いや、しかし……魔法を使う時には、精霊を呼び出さなければならないはずだ。
スラムの男はともかく、ドウン氏の前でソフィアさんが精霊を呼び出したことはなかった。
僕の考え過ぎだろうか……?
「ようやく着いたな。ここが、目的の村だ」
首領が言った。
小さな農村だ。おそらく、エントワリエに作物を売って生計を立てているのだろう。
「もし魔生物がここを狙ってるなら、そろそろこの近くに現われるはずだ」
「とりあえず、村長にご挨拶をしてから、この近くで見慣れない人物を見なかったか、村人に聞き込みましょう」
僕達は、村長の家に向かった。
村人達は、僕達を見ると激しく警戒した。
すぐに家に逃げ込んでしまう。
その様子から、彼らは、人の姿をした化け物がいる、という話を知っているようだった。
「木造の家に閉じ籠もっても、爆裂魔法で死ぬことには変わりないんだが……」
首領は、呆れた様子で言った。
「困りましたね。これでは、情報は聞き出せそうにありません」
「小さな村は、元々部外者に対して閉鎖的ですからね……」
群れている魔生物なんているはずがないのだが、彼らにはその程度の知識もないらしい。
群れるほど魔生物が現われたら、それは人類の存亡の危機である。
村長も、僕達のことを疑っている様子だった。
しかし、ソリアーチェを見せると、腰を抜かしそうな様子で僕達を招き入れてくれた。
村長は、こちらの質問に全て答えてくれた。
しかし、その答えは「他所者は最近見たことがない」「正規軍が数日前に来たが、異常が無いことを確認して帰って行った」「とにかく心配だ」といった内容だった。
念のため、最近様子がおかしい村人がいないかも尋ねた。
魔生物が、人間に憑依した事例もあるからだ。
しかし、村長は首を振った。
村人達は、魔生物のせいで気が立ってはいるが、それ以外に変わったところはないらしい。
僕達は、魔生物に関する基本的な知識を伝え、意味のある警戒をするように忠告した。
僕達は、次の目的地として、少し離れた場所にある町を選んだ。
馬車に揺られながら、僕は疑問を口にする。
「あの……新しい魔法は、他にも何か開発したんでしょうか?」
「それは……」
ソフィアさんは、僕の質問に困った様子だ。
まだ、何か隠しているのだろうか?
「そりゃあ、ソフィア嬢ちゃんは本物の天才だからな。他にも、色んな魔法を開発しただろ? 時間を移動したり、人格を入れ替えたり、記憶を操作したり……」
「……!?」
首領の言葉を聞いて、僕の頭は真っ白になった。
そんな馬鹿な……!
「人の失敗談をぶちまけないでいただけませんか? それらは、全て失敗した研究です」
ソフィアさんが、首領をジト目で睨んだ。
今まで見たことのない表情だ。
「いいじゃねえか。色んな挑戦が、成果を生むことだってある。抹消者の魔法を使わなくても、姿を消せる魔法の研究だってしたんだよな?」
「それも失敗しましたよ。光を攪乱しても、姿を消すことはできませんでしたので……」
「そうだ、未来予知は成果があったんだろ? それだけでも、大したもんだ」
僕は、今度こそ驚愕した。
未来予知だって!?
「……成果と呼べるようなものではありませんよ。ほとんど失敗と言ってもいいでしょう」
「いや、充分だろ? 一瞬先の未来を見る……これは、接近戦になったら凄く役に立つはずだ。相手の攻撃を、紙一重で避けられるんだからな」
「一瞬先の……未来が見える?」
「本当に、大したことではないのです。例えば、石を拾った人がいたとして、これからそれを投げようとしている、といったことは状況から推測できるでしょう? あの魔法は、周囲の状況を正確に読み取る魔法です。言い換えれば、少し勘が良くなる、程度の話ですよ」
「!?」
ソフィアさんは自嘲するように言ったが、それは重大な発言だった。
「勘が良くなる」だって!?
ソフィアさんが異常なほど勘がいいのは、その魔法のせいだったのか!
……いや、その魔法だって、精霊が姿を現している時しか使えないはずだ。
ソフィアさんの勘がいいのは、魔法とは関係のないことなのだろう。
僕は、必死に動揺を隠した。
勘の良いソフィアさんには、僕が考えていることなんて、魔法など使わなくても筒抜けなのかもしれないが……。
移動には、コミュニティの馬車を使った。
御者は、コミュニティの冒険者である。
「なあ。ソフィア嬢ちゃんと聖女ちゃんの間では何があったんだ?」
「その話はやめてください」
ソフィアさんは、首領を睨み付けて言った。怖い……。
「いいじゃないか、教えてくれても」
「プライベートなことですので」
「ひょっとして、好きな男でも取り合ったのか?」
「……酔っ払いみたいですよ?」
ソフィアさんが殺気を放っている。
セリューで盗賊団のメンバーを拷問した時ですら、これほどの圧力は感じなかった。
「まあまあ、そんなに怒るなよ」
「……貴方の部下にならなくて正解でした」
「ルーク、どうしてこの嬢ちゃんと組んだんだ?」
「それは……」
ソフィアさんの様子を窺ったが、特に僕を止めようとする様子はない。
僕は首領に、コミュニティから離れた後の出来事を、簡潔に説明した。
「……それじゃあ、ソフィア嬢ちゃんは、聖女ちゃんが紹介した宿を拠点にして活動してたのか。どうしてだ?」
「……少し興味が湧いただけです。それと、宿の主人が、とてもいい方だったので」
「聖女ちゃんに未練があるんだな」
「いけませんか?」
「いや? その、意外と女々しい感じ、嫌いじゃないぜ?」
「……」
どうやら、この二人の相性は悪いようだ。
僕は話題を変えることにした。
「そういえば、魔生物が次にいつ爆発を起こすが、予測はできますか?」
僕が尋ねると、首領は頷いた。
「今までのペースから考えると、次の爆破まで、あと半日程度だろう」
「それまでに、魔生物を見つけないといけませんね……」
「いざとなったら、多少乱暴な手段を使うしかないかもしれません」
ソフィアさんが怖いことを言う。
セリューでの暴走を思い出して、僕は震えた。
「何だ? 疑わしい奴は、片っ端からぶん殴るのか?」
「それもやむを得ないでしょう」
「ははっ、そりゃいいや!」
こんなところだけ、意見を一致させないでほしい。
そんなことがバレたら、一体どれだけ非難されるか……!
「おいルーク、本気で心配するなよ? ソフィア嬢ちゃんは、相手に触れずに心を読む魔法が使えるんだからな」
「えっ!?」
そんな話は初めて聞いた。
そもそも、そんな魔法が実在するのか……!?
確かに、噂では聞いたことがある。
離れた相手の心を読む魔法が存在する、といった類の話は。
しかし、そういった噂は、世の中で大量に飛び交っている。
中には、荒唐無稽なものもたくさんあるのだ。
そんなものを、イチイチ真に受けているわけにはいかない。
だが、本当にそんな魔法が使えるなら……僕が考えていたことは、全て筒抜けだったのか!?
僕がソフィアさんの方を見ると、彼女は困った様子で言った。
「あの魔法は、精霊を保有している方に気付かれないようには使えませんよ? だから、ルークさんやリーザ達の心を読んだりはしていません」
それを聞いて、僕はとても安心した。
確かに、自分に対して魔法が使われれば、どのようなものであっても精霊が警告してくれる。
新たに開発された魔法であっても、それを防ぐことなど不可能だろう。
「逆に言えば、精霊を保有していない相手には使えるってことだろ?」
「魔生物に対して使ってもバレますよ。相手自身が魔力を保有しているのですから」
「バレても構わねえよ。戦って、勝てばいいだけだ」
「……あの、どうして首領が、ソフィアさんの魔法を知ってるんですか?」
「その魔法を開発したから、ソフィア嬢ちゃんは天才だと言われたのさ。テレパシーは、相手が受けるつもりじゃないと使えないからな。それを、相手の同意がなくても盗み聞き出来るようになったら、戦略が立てやすくなるだろ? 俺も、新しい魔法を開発したことはあるが……あの魔法は別格さ」
「ですが、あの魔法は欠陥品です。結局、使えるのは私自身だけですから。……いえ、精霊はこの魔法と同じような能力を、既に使っているはずです。あの魔法は、それをヒントにして開発しましたので」
「そういえば……」
精霊は、自分や宿主に向けられた感情を正確に読み取る。
だから、純粋な好意で撫でられたのか、下心を込めて撫でられたのか、といったニュアンスを読み取ることも出来るのだ。
そこまで考えて、僕は気付いた。
ソフィアさんは、異常に勘が良かったが……それは、心を読む魔法を使っていたからではないのか?
ドウン氏やスラムの男は、精霊を保有している様子はなかった。
ということは、心を読んでも勘付かれなかったかもしれない。
いや、しかし……魔法を使う時には、精霊を呼び出さなければならないはずだ。
スラムの男はともかく、ドウン氏の前でソフィアさんが精霊を呼び出したことはなかった。
僕の考え過ぎだろうか……?
「ようやく着いたな。ここが、目的の村だ」
首領が言った。
小さな農村だ。おそらく、エントワリエに作物を売って生計を立てているのだろう。
「もし魔生物がここを狙ってるなら、そろそろこの近くに現われるはずだ」
「とりあえず、村長にご挨拶をしてから、この近くで見慣れない人物を見なかったか、村人に聞き込みましょう」
僕達は、村長の家に向かった。
村人達は、僕達を見ると激しく警戒した。
すぐに家に逃げ込んでしまう。
その様子から、彼らは、人の姿をした化け物がいる、という話を知っているようだった。
「木造の家に閉じ籠もっても、爆裂魔法で死ぬことには変わりないんだが……」
首領は、呆れた様子で言った。
「困りましたね。これでは、情報は聞き出せそうにありません」
「小さな村は、元々部外者に対して閉鎖的ですからね……」
群れている魔生物なんているはずがないのだが、彼らにはその程度の知識もないらしい。
群れるほど魔生物が現われたら、それは人類の存亡の危機である。
村長も、僕達のことを疑っている様子だった。
しかし、ソリアーチェを見せると、腰を抜かしそうな様子で僕達を招き入れてくれた。
村長は、こちらの質問に全て答えてくれた。
しかし、その答えは「他所者は最近見たことがない」「正規軍が数日前に来たが、異常が無いことを確認して帰って行った」「とにかく心配だ」といった内容だった。
念のため、最近様子がおかしい村人がいないかも尋ねた。
魔生物が、人間に憑依した事例もあるからだ。
しかし、村長は首を振った。
村人達は、魔生物のせいで気が立ってはいるが、それ以外に変わったところはないらしい。
僕達は、魔生物に関する基本的な知識を伝え、意味のある警戒をするように忠告した。
僕達は、次の目的地として、少し離れた場所にある町を選んだ。
馬車に揺られながら、僕は疑問を口にする。
「あの……新しい魔法は、他にも何か開発したんでしょうか?」
「それは……」
ソフィアさんは、僕の質問に困った様子だ。
まだ、何か隠しているのだろうか?
「そりゃあ、ソフィア嬢ちゃんは本物の天才だからな。他にも、色んな魔法を開発しただろ? 時間を移動したり、人格を入れ替えたり、記憶を操作したり……」
「……!?」
首領の言葉を聞いて、僕の頭は真っ白になった。
そんな馬鹿な……!
「人の失敗談をぶちまけないでいただけませんか? それらは、全て失敗した研究です」
ソフィアさんが、首領をジト目で睨んだ。
今まで見たことのない表情だ。
「いいじゃねえか。色んな挑戦が、成果を生むことだってある。抹消者の魔法を使わなくても、姿を消せる魔法の研究だってしたんだよな?」
「それも失敗しましたよ。光を攪乱しても、姿を消すことはできませんでしたので……」
「そうだ、未来予知は成果があったんだろ? それだけでも、大したもんだ」
僕は、今度こそ驚愕した。
未来予知だって!?
「……成果と呼べるようなものではありませんよ。ほとんど失敗と言ってもいいでしょう」
「いや、充分だろ? 一瞬先の未来を見る……これは、接近戦になったら凄く役に立つはずだ。相手の攻撃を、紙一重で避けられるんだからな」
「一瞬先の……未来が見える?」
「本当に、大したことではないのです。例えば、石を拾った人がいたとして、これからそれを投げようとしている、といったことは状況から推測できるでしょう? あの魔法は、周囲の状況を正確に読み取る魔法です。言い換えれば、少し勘が良くなる、程度の話ですよ」
「!?」
ソフィアさんは自嘲するように言ったが、それは重大な発言だった。
「勘が良くなる」だって!?
ソフィアさんが異常なほど勘がいいのは、その魔法のせいだったのか!
……いや、その魔法だって、精霊が姿を現している時しか使えないはずだ。
ソフィアさんの勘がいいのは、魔法とは関係のないことなのだろう。
僕は、必死に動揺を隠した。
勘の良いソフィアさんには、僕が考えていることなんて、魔法など使わなくても筒抜けなのかもしれないが……。
0
お気に入りに追加
59
あなたにおすすめの小説
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
亮亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる