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準備編
第6話 異世界生活 開始
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【起き… ださ…】
突然の声を聴き、一気に覚醒したミチオ、
それもそのはず、女性の声が近くから聞こえたのだ。
状況的に朝チュンだと思われるが、辺りを見渡しても女性が見つからない..
【おはようございます。マスター! このままだと寝過ごすと思い声を掛けました】
「おはよう、レコ.. 起こしてくれてありがとう。ちょっと心臓に悪いけどね..」
【どういたしまして、それと残りのアプリが使用可能となりましたので、起動してみてください】
覚醒したばかりだったが完全に覚醒したミチオは、スマホのカスタマーサービスセンターを起動した。
【こちらのアプリでは、な~んと! 世界の管理人に質問または要望を提出することが出来ます】
「え! なにそのチート!!」
【ただし、返答に時間が掛る上、内容によってはお答えできないとのことです】
「そんなオチかい! まぁ、それでも要望があるんだよね~」
ミチオはとある要望を書き込んでいく..
「送信っと」
ジャジャジャジャーン!と音がなる。
【ご要望が無事に送信されました。回答までお待ちくださいませ】
「まぁ、ゆっくりと待ってみますか..」
外出する仕度をし、部屋から出て1階カウンターへ向かうとモルトの爺さんではなく、
20代のような筋肉質の男性が居た。
「あれ? モルトさんは?」
「支配人でしたら休憩中です。その間は代わりに私、グレーンが請け負っております」
「私はしばらくご厄介になる料理人のミチオです。これから外に出るのですが部屋の鍵はどうすればいいですか?」
「滞在の方でしたら、お持ちになっても大丈夫ですよ。
ただ、お帰りの際にスタッフが清掃している場合がございます。
その場合は申し訳ございませんが外出をお願い致します」
「わかりました。では、出かけてきますね」
「いってらっしゃいませ」
ミチオは鍵をカバンに入れ、露店市場へと向かった。
◆◆
露店市場に近づくにつれて、活気の良い声が行き交ってくる。
よくよく見ると屋台や露店の場所が昨日と違っている場所が所々あり、更には昨日見かけなかった食事の屋台もあった。
美味しそうな匂いを漂わす串焼き屋に向かっていた。
「へい!らっしゃい!! 特製の串焼きだよ~ 一本、200Rだよ~」
「2本ちょうだい」
カバンから1万Rを出す。
「おっと、すまねぇがお釣りがだせねぇ~な.. 両替屋に行ってきな!」
「両替屋? 他じゃダメなのか?」
「おや? あんさん、ここいらの人じゃないな~
まず、露店では1万R札を使用する事態があまりない。
普通は1,000R札で事が済む。
俺ら屋台でも同じで主に100R札で取引をしている」
「ほむほむ、両替屋はどこにあるだい?」
「少し進んだ先に露店管理所がある。その中の窓口の一つが両替屋だ」
「早速、向かってみるよ。串焼きが楽しみでね」
「おう、待っているぜ!」
両替屋があるという管理所に向かい、しばし歩くと管理所の看板を見つける。
協会の建物には劣るが大きめの建物である露店管理所の中に入り、両替屋の窓口に並ぶ..
辺りを観察してみると協会と違い喧騒な感じだ。
やがてミチオの番になり、2枚の1万R札を両替したい旨を伝えた。
「1,000R札を20枚ご希望ですか、申し訳ございませんが両替には手数料がありまして
1,000R札19枚と100R札8枚とお取替えとなります」
(手数料1%か.. 日本でも手数料があるから納得はできるが高いな~
そうだ一つ試してみるか!)
カバンからあるものを取り出して窓口に見せる。
「協会員でも、手数料はかかりますか?」
「ブロンズの協会員の方でしたか、特別支援により手数料は無しになります」
1,000R札20枚をミチオは受け取る。
「他にも支援はあるのか?」
「それにつきましては、あちらの窓口になりますのでご了承ください。次の方!」
ミチオは両替窓口から出ていき、教えられた窓口に赴く。
「商人協会のブロンズランクだと、どのような支援を受けれますか?」
「こちらの露店管理所で受けれる支援につきましては..」
受付嬢から支援について色々と訊ねた。
◆◆
★支援内容
1.両替手数料無料(シルバー以上になると無効)
2.露店の場所予約サービス(有料)
3.商品預かりサービス(有料)
4.共同厨房の貸し出し(有料)
etc..
◆◆
この内容を聞いた時、税金は? っと疑問に思い質問したら、
なんと! この管理所における利用に対しては無税とされているとのことだった。
それとここはどうやら商人協会の支部みたいだ。
説明を受けたミチオは管理所を出て、串焼き屋に向かうのであった。
目標に向かい歩き続けると、またもや食欲を掻き立てる香ばしい匂いが徐々に強くなってくる。
目標の屋台が見えてくると屋台の店主がミチオに気付いた。
「おう! 串焼き2本でいいんだな!!」
「先に1本くれ!」
カバンの中から財布を出し、400Rを取り出す。
「まいど! 先にこれを喰いな!!」
渡された串を眺めると鶏肉のような大ぶりな肉が3つ刺さっており、特製の塩ダレらしきものをまとい、
焼かれた肉からは暴力的な匂いがする。
たまらず、肉をほおばった。
肉質的には合鴨に近く、肉はやや硬いが?みきれない程ではない。
ミチオは悪くないと思いながら1本を食べた。
「2本目を頼む」
2本目を受け取り、今度はじっくり味わう様に肉を味わった。
肉から臭いがするので恐らく血抜きが上手くいっていないだろう。
そして、塩ダレのようなものは塩をベースに植物油に何らかのハーブにニンニクを混ぜ込んでいるものだろう。
まぁ、日本での串焼きと比べると申し訳ないが、旨くもなければ不味くもないレベルだ。
「ごちそうさん」
「どうだい? うちの串焼きは!」
「何点か気になるが、まぁ、美味しかったよ」
「一体、何が気になったんだ!!」
串焼き屋の店主が串を焼くのを止めて、鋭い眼光でこちらを睨む。
「個人的なものになるが、まず、肉が臭い。
恐らく血抜きが充分ではなかったのでしょう。
それにこの肉質ならば串焼きよりも燻製の方が良いかと思うし、塩ダレもこの肉ではなくもっと脂が載った肉が好ましいでしょう。
そして手軽に味が良くなる方法もありますよ」
「!! あんさん一体、何者だ?」
「料理人のミチオです」
「お、おう! 俺はピートだ」
「とは言え、先程のやりとりでお解りの通り、昨日こちらに来たばかりです。ピートさんの串焼きがどれくらいの地位にあるか、わかりません。なので、屋台を見て回ってから詳しい話でよろしいでしょうか?」
「わかった。俺は夕方までは屋台をやっているから待っているぞ」
それから、ミチオは屋台巡りを敢行し、気になる料理を次々と買っては試食していった。
すると見えて来たものがあった。
まず、味付けがコクも深みもない、ただの塩味がメインでハーブを入れている所があるが全体的には少数派だ。
それと調理法も焼く・煮るだけだった。
「基本は穀物にスープと焼いた肉か焼いた魚ぐらいかな? 屋台でこれならレストランとかは期待できないな..」
【マスター、この世界ではレストランと呼べる店は希少となっております。】
「ありゃ、そうなんだ..」
時折、レコ先生の歴史授業を受けながらピートの屋台に着いたのは昼を大いに過ぎていた。
「ピートさん、先程ぶりです。屋台巡りしましたがピートさんの串焼きが一番美味かったですね。その分、値段も高いですけど..」
「ほう、うちが一番か.. だが、あんさんは俺の串焼きに不満がある訳だ」
「そうですね。肉とタレのバランスが合わないので、どちらかを変更した方がいいでしょう。
恐らくは肉を変更した方が良いでしょう。
ですが、タレ作りの方が材料費を掛けているのでしょうから、更に値段が上がって商売は難しいですよね」
「お! 流石だな料理人.. もしかして、このタレのレシピはわかるのか?」
「おおよそはわかりますよ。塩・ニンニク・植物油・ハーブ…」
「やっぱり、わかるのか..」
ピートは幾日もかけて完成させたタレがいきなり現れた料理人にレシピを看破された事実に衝撃を受けた。
そして、この料理人は串焼きに対して不満を持っていると、
ならば、もっと美味しくできる算段があるのだろう。
ゴクリと喉がなった。
「では、あんさんならどうする?」
恥も誇りも投げ捨ててミチオに聞いてみた。
「それなら、これで肉を焼いてみな」
と黒い物体を袋から出してきた。
「ん? こりゃあ炭かい?」
「そうだ。火力に気を付けて焼くと味がよくなるぞ~ 」
その言葉を聞いて、半信半疑状態に陥ったピートだった。
「あ! ピートさんすまない。協会に行かないとまずいんだ。結果はまた明日!」
一瞬、驚いた表情してから早口で協会へ行くと言った途端、
飛んでいくように屋台から消えていった。ピートは屋台で唖然としていた。
突然の声を聴き、一気に覚醒したミチオ、
それもそのはず、女性の声が近くから聞こえたのだ。
状況的に朝チュンだと思われるが、辺りを見渡しても女性が見つからない..
【おはようございます。マスター! このままだと寝過ごすと思い声を掛けました】
「おはよう、レコ.. 起こしてくれてありがとう。ちょっと心臓に悪いけどね..」
【どういたしまして、それと残りのアプリが使用可能となりましたので、起動してみてください】
覚醒したばかりだったが完全に覚醒したミチオは、スマホのカスタマーサービスセンターを起動した。
【こちらのアプリでは、な~んと! 世界の管理人に質問または要望を提出することが出来ます】
「え! なにそのチート!!」
【ただし、返答に時間が掛る上、内容によってはお答えできないとのことです】
「そんなオチかい! まぁ、それでも要望があるんだよね~」
ミチオはとある要望を書き込んでいく..
「送信っと」
ジャジャジャジャーン!と音がなる。
【ご要望が無事に送信されました。回答までお待ちくださいませ】
「まぁ、ゆっくりと待ってみますか..」
外出する仕度をし、部屋から出て1階カウンターへ向かうとモルトの爺さんではなく、
20代のような筋肉質の男性が居た。
「あれ? モルトさんは?」
「支配人でしたら休憩中です。その間は代わりに私、グレーンが請け負っております」
「私はしばらくご厄介になる料理人のミチオです。これから外に出るのですが部屋の鍵はどうすればいいですか?」
「滞在の方でしたら、お持ちになっても大丈夫ですよ。
ただ、お帰りの際にスタッフが清掃している場合がございます。
その場合は申し訳ございませんが外出をお願い致します」
「わかりました。では、出かけてきますね」
「いってらっしゃいませ」
ミチオは鍵をカバンに入れ、露店市場へと向かった。
◆◆
露店市場に近づくにつれて、活気の良い声が行き交ってくる。
よくよく見ると屋台や露店の場所が昨日と違っている場所が所々あり、更には昨日見かけなかった食事の屋台もあった。
美味しそうな匂いを漂わす串焼き屋に向かっていた。
「へい!らっしゃい!! 特製の串焼きだよ~ 一本、200Rだよ~」
「2本ちょうだい」
カバンから1万Rを出す。
「おっと、すまねぇがお釣りがだせねぇ~な.. 両替屋に行ってきな!」
「両替屋? 他じゃダメなのか?」
「おや? あんさん、ここいらの人じゃないな~
まず、露店では1万R札を使用する事態があまりない。
普通は1,000R札で事が済む。
俺ら屋台でも同じで主に100R札で取引をしている」
「ほむほむ、両替屋はどこにあるだい?」
「少し進んだ先に露店管理所がある。その中の窓口の一つが両替屋だ」
「早速、向かってみるよ。串焼きが楽しみでね」
「おう、待っているぜ!」
両替屋があるという管理所に向かい、しばし歩くと管理所の看板を見つける。
協会の建物には劣るが大きめの建物である露店管理所の中に入り、両替屋の窓口に並ぶ..
辺りを観察してみると協会と違い喧騒な感じだ。
やがてミチオの番になり、2枚の1万R札を両替したい旨を伝えた。
「1,000R札を20枚ご希望ですか、申し訳ございませんが両替には手数料がありまして
1,000R札19枚と100R札8枚とお取替えとなります」
(手数料1%か.. 日本でも手数料があるから納得はできるが高いな~
そうだ一つ試してみるか!)
カバンからあるものを取り出して窓口に見せる。
「協会員でも、手数料はかかりますか?」
「ブロンズの協会員の方でしたか、特別支援により手数料は無しになります」
1,000R札20枚をミチオは受け取る。
「他にも支援はあるのか?」
「それにつきましては、あちらの窓口になりますのでご了承ください。次の方!」
ミチオは両替窓口から出ていき、教えられた窓口に赴く。
「商人協会のブロンズランクだと、どのような支援を受けれますか?」
「こちらの露店管理所で受けれる支援につきましては..」
受付嬢から支援について色々と訊ねた。
◆◆
★支援内容
1.両替手数料無料(シルバー以上になると無効)
2.露店の場所予約サービス(有料)
3.商品預かりサービス(有料)
4.共同厨房の貸し出し(有料)
etc..
◆◆
この内容を聞いた時、税金は? っと疑問に思い質問したら、
なんと! この管理所における利用に対しては無税とされているとのことだった。
それとここはどうやら商人協会の支部みたいだ。
説明を受けたミチオは管理所を出て、串焼き屋に向かうのであった。
目標に向かい歩き続けると、またもや食欲を掻き立てる香ばしい匂いが徐々に強くなってくる。
目標の屋台が見えてくると屋台の店主がミチオに気付いた。
「おう! 串焼き2本でいいんだな!!」
「先に1本くれ!」
カバンの中から財布を出し、400Rを取り出す。
「まいど! 先にこれを喰いな!!」
渡された串を眺めると鶏肉のような大ぶりな肉が3つ刺さっており、特製の塩ダレらしきものをまとい、
焼かれた肉からは暴力的な匂いがする。
たまらず、肉をほおばった。
肉質的には合鴨に近く、肉はやや硬いが?みきれない程ではない。
ミチオは悪くないと思いながら1本を食べた。
「2本目を頼む」
2本目を受け取り、今度はじっくり味わう様に肉を味わった。
肉から臭いがするので恐らく血抜きが上手くいっていないだろう。
そして、塩ダレのようなものは塩をベースに植物油に何らかのハーブにニンニクを混ぜ込んでいるものだろう。
まぁ、日本での串焼きと比べると申し訳ないが、旨くもなければ不味くもないレベルだ。
「ごちそうさん」
「どうだい? うちの串焼きは!」
「何点か気になるが、まぁ、美味しかったよ」
「一体、何が気になったんだ!!」
串焼き屋の店主が串を焼くのを止めて、鋭い眼光でこちらを睨む。
「個人的なものになるが、まず、肉が臭い。
恐らく血抜きが充分ではなかったのでしょう。
それにこの肉質ならば串焼きよりも燻製の方が良いかと思うし、塩ダレもこの肉ではなくもっと脂が載った肉が好ましいでしょう。
そして手軽に味が良くなる方法もありますよ」
「!! あんさん一体、何者だ?」
「料理人のミチオです」
「お、おう! 俺はピートだ」
「とは言え、先程のやりとりでお解りの通り、昨日こちらに来たばかりです。ピートさんの串焼きがどれくらいの地位にあるか、わかりません。なので、屋台を見て回ってから詳しい話でよろしいでしょうか?」
「わかった。俺は夕方までは屋台をやっているから待っているぞ」
それから、ミチオは屋台巡りを敢行し、気になる料理を次々と買っては試食していった。
すると見えて来たものがあった。
まず、味付けがコクも深みもない、ただの塩味がメインでハーブを入れている所があるが全体的には少数派だ。
それと調理法も焼く・煮るだけだった。
「基本は穀物にスープと焼いた肉か焼いた魚ぐらいかな? 屋台でこれならレストランとかは期待できないな..」
【マスター、この世界ではレストランと呼べる店は希少となっております。】
「ありゃ、そうなんだ..」
時折、レコ先生の歴史授業を受けながらピートの屋台に着いたのは昼を大いに過ぎていた。
「ピートさん、先程ぶりです。屋台巡りしましたがピートさんの串焼きが一番美味かったですね。その分、値段も高いですけど..」
「ほう、うちが一番か.. だが、あんさんは俺の串焼きに不満がある訳だ」
「そうですね。肉とタレのバランスが合わないので、どちらかを変更した方がいいでしょう。
恐らくは肉を変更した方が良いでしょう。
ですが、タレ作りの方が材料費を掛けているのでしょうから、更に値段が上がって商売は難しいですよね」
「お! 流石だな料理人.. もしかして、このタレのレシピはわかるのか?」
「おおよそはわかりますよ。塩・ニンニク・植物油・ハーブ…」
「やっぱり、わかるのか..」
ピートは幾日もかけて完成させたタレがいきなり現れた料理人にレシピを看破された事実に衝撃を受けた。
そして、この料理人は串焼きに対して不満を持っていると、
ならば、もっと美味しくできる算段があるのだろう。
ゴクリと喉がなった。
「では、あんさんならどうする?」
恥も誇りも投げ捨ててミチオに聞いてみた。
「それなら、これで肉を焼いてみな」
と黒い物体を袋から出してきた。
「ん? こりゃあ炭かい?」
「そうだ。火力に気を付けて焼くと味がよくなるぞ~ 」
その言葉を聞いて、半信半疑状態に陥ったピートだった。
「あ! ピートさんすまない。協会に行かないとまずいんだ。結果はまた明日!」
一瞬、驚いた表情してから早口で協会へ行くと言った途端、
飛んでいくように屋台から消えていった。ピートは屋台で唖然としていた。
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