わたしのどくはく

中学受験

私の家族は仏教校への入学を望んでいました。

そこは面接もあって、その対策をしたのは6年生の秋で自分が面接が苦手ということを自覚するのが遅すぎました。


母はダブルワークをして夜勤をほぼ毎日していて家にいるのは昼間だけでした。

叔母が経営する美容室は、完全に一人で経営していて、ずっと右肩下がりの稼ぎです。
叔母は時間が余っていたのかポケモンGOやスマホゲームに夢中になり、車を運転しながらゲームをして事故を起こし、車の修繕費や支払い命令を全て母に借金していました。

私は叔母のことを恨んでいました。
借金とは言っていましたが、今現在でも返そうともしませんし、稼ごうともしません。
そんな恨みがお天道様に届いたのか、叔母は子宮に腫瘍ができて、ひどい貧血になって最終的に子宮摘出の手術を受けました。


私はもちろん心配もありましたが、その費用を全て母に催促する叔母を殺したくてしょうがなくなりました。




中学受験は結果的に宗教校は落ちてしまいました。
面接の成績がドベくらいだったのではないかと思います。


その代わりに入試の成績が優秀なら授業料が免除される中高一貫校に入学しました。

これは私にとってはベストな選択でした。
合格した中間一貫校は通学も便利だし、なにより6年間授業料はゼロで牛乳費だけ払えばいいという破格の学費です。


宗教校に入れられなかったことで
母は自分自身を責めていました。
仏壇の前で、亡くなった祖母に謝っていました。


それを見て私は医者にならなければ、

とより強く思うようになりました。