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97話
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「ブ、ブヒ?」
モノを摑まれたオークからは驚きの声が上がる。その表情には恐怖の色が浮かんでいた。
オークをも恐れさせマチルダから視線を逸らすゴブオ達ゴブリンズ。
「疲れただろ?先ずは食事をとったらどうだ?」
仕方なくマチルダに声を掛けたがマチルダから返事はなく首を横に振る仕草のみ。
ガタガタと小刻みに震えるオークの視線の先には俺が居る、助けてと目が訴えていた。俺は視線を落とし両手の手の平を上にして“ふうっ”と息を吐き静かに首を左右に動かす。説得は無理だと。
可哀想だがマチルダからの要請には逆らえない、ここで助け船を出すのは自殺行為に成りかねない。誰もが1番大事なのは我が身なのだ。可哀想だが生け贄代表として頑張って欲しい。他にもオス達は居る中、ご指名を受けたんだから意気に感じて貰いたい。
俺は顔を上げ良い笑顔を作りオークに向け言葉を発すると同時に親指を立てた。
「good rack!」
上に向けた俺の親指も心なしか震えていた、本能では理解しているのだ。ここで決めなければ俺が刈られる事を。
(お前の犠牲は無駄にしない)
「……ブ……ヒ?」
オークから非難の視線を浴びた俺は視線を避けるように背を向け森へと歩き出す。
「ゴタ太ぁ、ゴブ太ぁ?」
ゴブ太を捜す振りをする小芝居を俺は始めた、当然ここに居る者達にはバレバレなのは理解しているが俺は演技を続ける。演技力の無いのは仕方ないが周りからの視線が痛い。
マチルダが小屋に向かうまで続ける積もりだった猿芝居は唐突に打ち切られる事になった、突如聞こえだしたマチルダの声と共に新たな展開が始まった。
「勇者様ぁぁぁ!」
「怖かった、あたし怖かったの」
主演女優マチルダによる、まな板ショーの始まりだった。
自分の何倍ものオークをアッサリと地面に仰向けに転がす技術に感嘆した。
既に自分の世界に入り込んでいるらしいマチルダには俺達は存在していないかのように演技が始まっていた。熱が入り過ぎているのだろう、青姦だが気にならないのか
それを固唾を飲んで見守る俺達も俺達だが。
シナリオとしてマチルダは在り来たりな物語を始める、オークを勇者に見立てて自分は姫様役なのだろう、ビッチの姫様とは無理があるが姫様役に憧れているとしたら意外な1面を見た気がした。
「勇者様、抱いて」
自分の事を演技派だと言うマチルダ。救出イベント即本番ですか?
(台本に無理があるな)
助けてくれたお礼に1発どうですか?そんな便利な女性は1人としてこの世に居りませんよと言いたい。
アダルトビデオ並みの展開の速さに他の者達は食い入るように見ていた。
「サキュバスか」
ポツリと呟く魔物の指揮官。
俺は指揮官の背後にまわり両手で乳を揉みながら囁く。
「一応、王女設定だよ」
首だけ後に回し驚く指揮官。
「人族の王女はああなのか?」
ドラマ仕立てだと教えここから勇者と王女のラブロマンスが始まると伝えた。
「グチャグチャ、ネチャネチャ」
言葉ではなく体でマチルダは伝えるようだ、時折「勇者様ぁぁ」と喘ぎ声が聞こえてくる。
「ラブロマンス?」
顔を紅く染めながら呟く指揮官達には勇者プレイの内容は伝わって居ない。俺は親指と人差し指で乳首を弄りながら告げた。
「勇者と王女の物語だ」
俺はズボンを下ろし戦闘態勢を整えた相棒を指揮官の背後から挿入しようと腰を落とす。指揮官もマチルダの演技に感じるものがあったのだろう既に受け入れ準備は整っており
股間から汁が垂れていた。
「俺達も参加しよう」
言葉と同時に指揮官に突き刺した。
モノを摑まれたオークからは驚きの声が上がる。その表情には恐怖の色が浮かんでいた。
オークをも恐れさせマチルダから視線を逸らすゴブオ達ゴブリンズ。
「疲れただろ?先ずは食事をとったらどうだ?」
仕方なくマチルダに声を掛けたがマチルダから返事はなく首を横に振る仕草のみ。
ガタガタと小刻みに震えるオークの視線の先には俺が居る、助けてと目が訴えていた。俺は視線を落とし両手の手の平を上にして“ふうっ”と息を吐き静かに首を左右に動かす。説得は無理だと。
可哀想だがマチルダからの要請には逆らえない、ここで助け船を出すのは自殺行為に成りかねない。誰もが1番大事なのは我が身なのだ。可哀想だが生け贄代表として頑張って欲しい。他にもオス達は居る中、ご指名を受けたんだから意気に感じて貰いたい。
俺は顔を上げ良い笑顔を作りオークに向け言葉を発すると同時に親指を立てた。
「good rack!」
上に向けた俺の親指も心なしか震えていた、本能では理解しているのだ。ここで決めなければ俺が刈られる事を。
(お前の犠牲は無駄にしない)
「……ブ……ヒ?」
オークから非難の視線を浴びた俺は視線を避けるように背を向け森へと歩き出す。
「ゴタ太ぁ、ゴブ太ぁ?」
ゴブ太を捜す振りをする小芝居を俺は始めた、当然ここに居る者達にはバレバレなのは理解しているが俺は演技を続ける。演技力の無いのは仕方ないが周りからの視線が痛い。
マチルダが小屋に向かうまで続ける積もりだった猿芝居は唐突に打ち切られる事になった、突如聞こえだしたマチルダの声と共に新たな展開が始まった。
「勇者様ぁぁぁ!」
「怖かった、あたし怖かったの」
主演女優マチルダによる、まな板ショーの始まりだった。
自分の何倍ものオークをアッサリと地面に仰向けに転がす技術に感嘆した。
既に自分の世界に入り込んでいるらしいマチルダには俺達は存在していないかのように演技が始まっていた。熱が入り過ぎているのだろう、青姦だが気にならないのか
それを固唾を飲んで見守る俺達も俺達だが。
シナリオとしてマチルダは在り来たりな物語を始める、オークを勇者に見立てて自分は姫様役なのだろう、ビッチの姫様とは無理があるが姫様役に憧れているとしたら意外な1面を見た気がした。
「勇者様、抱いて」
自分の事を演技派だと言うマチルダ。救出イベント即本番ですか?
(台本に無理があるな)
助けてくれたお礼に1発どうですか?そんな便利な女性は1人としてこの世に居りませんよと言いたい。
アダルトビデオ並みの展開の速さに他の者達は食い入るように見ていた。
「サキュバスか」
ポツリと呟く魔物の指揮官。
俺は指揮官の背後にまわり両手で乳を揉みながら囁く。
「一応、王女設定だよ」
首だけ後に回し驚く指揮官。
「人族の王女はああなのか?」
ドラマ仕立てだと教えここから勇者と王女のラブロマンスが始まると伝えた。
「グチャグチャ、ネチャネチャ」
言葉ではなく体でマチルダは伝えるようだ、時折「勇者様ぁぁ」と喘ぎ声が聞こえてくる。
「ラブロマンス?」
顔を紅く染めながら呟く指揮官達には勇者プレイの内容は伝わって居ない。俺は親指と人差し指で乳首を弄りながら告げた。
「勇者と王女の物語だ」
俺はズボンを下ろし戦闘態勢を整えた相棒を指揮官の背後から挿入しようと腰を落とす。指揮官もマチルダの演技に感じるものがあったのだろう既に受け入れ準備は整っており
股間から汁が垂れていた。
「俺達も参加しよう」
言葉と同時に指揮官に突き刺した。
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