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61話 揺れるおっぱい

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 勘違いでした。
 「欲しいの」とは、相棒ではなくて水が欲しいと。
 喉が渇いて眠れないから水分が欲しかったと睨まれた。
 結果的には水分が取れたから良かったのではないだろうか?多少、ゼリー状の糊っぽい水分だけど。
 運動をした事により体も温まり寒さも和らいだし良い行いだったと思う事にする。
 不満もある、『ビキニアーマー』を下着代わりに着けた事で揉めなかった。
 
 夜が明けるまでは少し時間があるのでラミアには眠って貰う。無駄に体力を消耗させてしまったので。俺には無駄な時間ではなく有意義な時間でもラミアにとっては如何だろうか?楽しかったと言って欲しいが。
 俺の両手が寂しいと嘆いている、相棒だけ贔屓だと。それは俺も思った。それは俺のミスだ、ビキニアーマーがあれ程強固な存在だとは考えて居なかった。隙間から手を滑り込める余裕はなくてガッカリだ。
 
 俺はエミリオを見る、両手で胸を抱えるように半身で横たわっている。
 これでは胸を揉む事は不可能だ。
 「仕方ない」
 エミリオの背中側に腰を下ろして右手で尻を揉む。柔らかく張りのある尻だが胸のような楽しさはなく直ぐに揉むのを止める。
 相棒にも反応がなく大人しい状態だ。
 やはり俺は胸にしか反応出来ないらしい巨乳好きなのは前から解ってたが。
 
 辺りが明るくなってきたので、焚き火の準備を始める。
 パチパチと炎が上がり周りにはマジックバックから取り出したハムやチーズ、パンなどを焼き始めポッドにミルクを注ぎ温める。
 全て盗品なのは少し心苦しいがどうせ燃えてしまうのならば俺が活用しようと持ってきたものだ。
 良い臭いが立ち始めた頃に2人は目を覚ます。
 「おはよう、寒くなかったか?」
 俺は焚き火で温ためたミルクを2人に差し出すし飲むように促す。
 ハムとチーズも焼けて温めたパンに挟み2人に手渡す。

 「食べながら聞いて欲しい」
 今日の行動について2人に話す。

 「もう少し行けば知り合いの小屋に辿り着くから」
 知り合いとは「ゴブオ」の事だ、人間の知り合いとは一言も告げてないので嘘は言っていない。
 まだ、別れてから1週間しか経って居ないゴブオともう1匹とマチルダしか居ない小さな国だ。
 3人で国を興すとか無理も言いとこだが野良ゴブリン達を募れば数は増えているだろう。
 「そろそろ行くか」
 2人が食べ終えたので毛布をマジックバックに仕舞い火を消して俺を先頭に進む。

 「ここ!段差があるから!」
 俺は2人に気を付けても言いい振り返る。
 「ぼよ~ん」
 エミリオが段差を飛び越えた時にそう音が聞こえてきそうな位に上下に揺れた。

 流石はロリ巨乳は違うなと感心する、真面目な顔をしながらも俺の目には2人の胸しか見えていない。
 ラミアがDならエミリオはFかG?
 Gなら凄いなとか考えてるが顔は真面目にしている。

 「足下気を付けてね」
 一番気を付けなければいけないのは俺の視線なんだが!揺れる乳は見逃さない。

 揺れる乳は最高だ!いつ見ても癒やされるな!と顔には出てないと思う。
 歩きながらいつもの妄想に耽る。

 ラミアのおっぱいは見ている。大きさから柔らかさ乳首の色まで。色がピンクなら俺の理想だ。
 問題はエミリオだ!サイズはデカいと思う、柔らかそうだ。しかし、乳輪は?
 大の巨乳好きではあるが乳輪にも拘りがある、ピンク!ピンクは幻想なのは解っている。解ってはいるが期待したい。
 何故ならばここは異世界だから!異世界だからピンクが居ても良いはずだ!
 仮にもし俺が一番嫌いなオバサン乳首ならどうなるか?エミリオへの好意は一瞬で消えてしまうだろう。
 確かめなくては。
 俺は信じたい!エミリオが価値のある女性であると。
 だから確認する為にも水場を探す、年頃の女性達だ、自分の臭いが気になるだろう。流れのある川でも有れば良いのだが。

 ゴブオの小屋に向かって歩きながら水場を探すと直ぐに見付る。方角的にも小屋の近くを流れていた小川だろうと思うが水深が足らないので深場を探す為にも上流を目指した。
 近くから「ゴオー」と水が打ち付けられる音が聞こえた、更に近寄り滝を発見する。

 「ここで休憩する」
 焚き火の準備をしてここで休憩すると告げて、俺が先に川で体を洗う。
 俺は綺麗好きではないが先に俺が体を洗った方が良いだろう。
 2人には何か食べ物を探してくると言いこの場から離れる。
 2人には「ちょっと臭うよ」と言ったので俺が姿を隠せば水浴びを始めるだろう。





 

 
 
 
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