17 / 98
17話 必殺技
しおりを挟む
火を点けて暫く炎を見つめて過ごす。
改めて横たわる女性に目を遣ると規則正しい寝息が聞こえてくる。
どうやら落ちついたようだ。
女性は整った顔立ちをしていた、夕方に覗き見た女性よりも幾分年上にみえる。
更に胸元には強力な武器を隠し持っているのは膨らみから容易に想像が出来た。
「ゴクン」
唾を飲み込む、何を考えているのか。今はそれどころじゃないだろ!と、自分のやましい心に恥じた。
濡れた衣装のままでは体力の回復の妨げになるだろう。女性に近付き服を掴む。
女性の服は修道女のような格好だ。どうやって脱がそうかと。
スケベ心は無くは無いが純粋に女性の躰を心配しての行動だ。現に俺のモノに変化はない。どうやら俺のモノは主とは違い空気を読めるようだ。
決まった順番があるかも知れないが解らないので上着からどんどん脱がしてゆく。
脱がした衣類を乾かす為に石と木材を使った簡易な物干し台に広げて載せていく。
上着を脱がすと膝までのワンピース的な衣装になりその下にもう1枚シャツを着て居るようだ。俺はワンピースを膝からゆっくりとまくり上げようとしたが水分を多く吸っている為か何かに引っ掛かった。
引っ掛かったがあとすこしなので多少強引だがそのまままくり上げた。
「ポロリん」
効果音が聞こえてきそうなソレが目に飛び込んできた。
俺のモノは即座に反応した。
「フル勃起」である。
その破壊的に整った形、大きさもさることながら上向きの其れは見た事もない美しさだった。
「お椀型」
つい呟いてしまった。
俺の中にいる悪魔が囁く。
「命を助けたんだからさあ。」
「胸を揉む位は大丈夫。」
「寝てる今こそチャンス。」
「躰を拭いたら偶然触れた、そう偶然だよ。偶然って事にしたら。」
俺の心は激しく揺れた。
登山家は何故に山を登るのか?
「其処に山があるから」だと聞いた事がある。
男は何故に胸を揉みたがるのか?
答えは決まっている。
「其処に胸があるから」だと。
自分の理性が崩れ落ちていくのが解る。俺はなんて情けないのだろうと。
だが、俺の精神力では抗らう事は出来なかった。寧ろ胸の方から魔力が放たれて要るかのように自然に両手で包み込むように添えた。
「柔らけぇー」
それはとても柔らかく弾力があった。触り心地も良く癖になりそうだ。もうなっていた。
「モミモミ、モミモミ」
何時までも飽きないが気になる部位がある。乳首だ。
俺はとんでもない男だ寝ている身も知らぬ女性の胸を揉みしだしておきながら自分の欲に負け乳首まで弄ろうとは。
悪魔がまた囁く。
「躰をマッサージしてるだけ」
「血行を良くしてあげてる」
「寒さは女性の敵だから」
俺こそが女性の敵であるのは間違いでない。冷えから体調を崩し命を落とす事もあるだろうと、自分の都合が良い解釈をし。また揉みだす。胸を揉みなが乳首も弄り始めた。摘まんだり引っ張ったりしながら弄ぶ。
「おおっ!」
乳首が立った!
どうして乳首が立つだけでこんなに嬉しい気持ちになるのだろう。
俺は立った乳首に思わず吸い付いてしまった。
「う…う…ん…。」
女性の声だ。
ヤバい!俺の背ずじが凍った。
俺は善行をしたはずなのに。調子に乗ってしまった。
今女性が目を覚ましたらどう思う?
「命を助けて頂いたお礼にどうぞ好きなだけ揉み吸って下さい💖」と言うだろうか。
言うか!最初にキャアーから始まって獣とか人でなしとか言われてダメージになる言葉を浴びせられるに違いない。
終わった、終わってしまった。
真っ白な灰のように。
何時も自分に言い聞かせたじゃないか、がっついて直ぐに手を出し一度でバイバイするなら時間を掛けて仲良くなったら何度でも出来るじゃないかと。
俺は異世界に来て普段の心掛けを忘れてしまっていた。過ぎ去った時間はもう戻ってはこない。後悔先に立たずとは今の状態の事だと項垂れた。
だが、神は俺を見捨てない。
女性は再び寝息を立て始めた。
俺は天に向かって呟いた。
「神様、この奇跡に感謝します」
「なれど今暫くの猶予を下さい」
俺は手を止めて静かに女性を横たえた。
俺は立ち上がりこの空間から外に出てズボンを下げた。
もうカッチカチで臨海寸前。
あんな密室で発射する訳にも行かず外に出れて安堵する。そして手を上下に動かす。
某アニメの必殺技を意識した。
「出力充填120%!」
「発射!!」
溜に溜まったものが勢いよく飛び出してゆく。
「うん、イメージは大事だな」
イメージ通りの出来に満足感を得た。
俺の『スペルマ波動砲』と名付けよう。
ーーーーーーーーー
時間がある時に適当に書いています。
「なろう」にも同じタイトルがあるそうですが、私ではありません。
タイトルは最初はのんびりしたのを書いて見ようと思いつけたんですが。
自分で書いていて、つまらんなあと思いタイトルとは内容が違ってきています。
読んでいて笑える内容にしたいとは思っていますが。表現も語彙力も足りてないので上手く書けないのが現状であります。
改めて横たわる女性に目を遣ると規則正しい寝息が聞こえてくる。
どうやら落ちついたようだ。
女性は整った顔立ちをしていた、夕方に覗き見た女性よりも幾分年上にみえる。
更に胸元には強力な武器を隠し持っているのは膨らみから容易に想像が出来た。
「ゴクン」
唾を飲み込む、何を考えているのか。今はそれどころじゃないだろ!と、自分のやましい心に恥じた。
濡れた衣装のままでは体力の回復の妨げになるだろう。女性に近付き服を掴む。
女性の服は修道女のような格好だ。どうやって脱がそうかと。
スケベ心は無くは無いが純粋に女性の躰を心配しての行動だ。現に俺のモノに変化はない。どうやら俺のモノは主とは違い空気を読めるようだ。
決まった順番があるかも知れないが解らないので上着からどんどん脱がしてゆく。
脱がした衣類を乾かす為に石と木材を使った簡易な物干し台に広げて載せていく。
上着を脱がすと膝までのワンピース的な衣装になりその下にもう1枚シャツを着て居るようだ。俺はワンピースを膝からゆっくりとまくり上げようとしたが水分を多く吸っている為か何かに引っ掛かった。
引っ掛かったがあとすこしなので多少強引だがそのまままくり上げた。
「ポロリん」
効果音が聞こえてきそうなソレが目に飛び込んできた。
俺のモノは即座に反応した。
「フル勃起」である。
その破壊的に整った形、大きさもさることながら上向きの其れは見た事もない美しさだった。
「お椀型」
つい呟いてしまった。
俺の中にいる悪魔が囁く。
「命を助けたんだからさあ。」
「胸を揉む位は大丈夫。」
「寝てる今こそチャンス。」
「躰を拭いたら偶然触れた、そう偶然だよ。偶然って事にしたら。」
俺の心は激しく揺れた。
登山家は何故に山を登るのか?
「其処に山があるから」だと聞いた事がある。
男は何故に胸を揉みたがるのか?
答えは決まっている。
「其処に胸があるから」だと。
自分の理性が崩れ落ちていくのが解る。俺はなんて情けないのだろうと。
だが、俺の精神力では抗らう事は出来なかった。寧ろ胸の方から魔力が放たれて要るかのように自然に両手で包み込むように添えた。
「柔らけぇー」
それはとても柔らかく弾力があった。触り心地も良く癖になりそうだ。もうなっていた。
「モミモミ、モミモミ」
何時までも飽きないが気になる部位がある。乳首だ。
俺はとんでもない男だ寝ている身も知らぬ女性の胸を揉みしだしておきながら自分の欲に負け乳首まで弄ろうとは。
悪魔がまた囁く。
「躰をマッサージしてるだけ」
「血行を良くしてあげてる」
「寒さは女性の敵だから」
俺こそが女性の敵であるのは間違いでない。冷えから体調を崩し命を落とす事もあるだろうと、自分の都合が良い解釈をし。また揉みだす。胸を揉みなが乳首も弄り始めた。摘まんだり引っ張ったりしながら弄ぶ。
「おおっ!」
乳首が立った!
どうして乳首が立つだけでこんなに嬉しい気持ちになるのだろう。
俺は立った乳首に思わず吸い付いてしまった。
「う…う…ん…。」
女性の声だ。
ヤバい!俺の背ずじが凍った。
俺は善行をしたはずなのに。調子に乗ってしまった。
今女性が目を覚ましたらどう思う?
「命を助けて頂いたお礼にどうぞ好きなだけ揉み吸って下さい💖」と言うだろうか。
言うか!最初にキャアーから始まって獣とか人でなしとか言われてダメージになる言葉を浴びせられるに違いない。
終わった、終わってしまった。
真っ白な灰のように。
何時も自分に言い聞かせたじゃないか、がっついて直ぐに手を出し一度でバイバイするなら時間を掛けて仲良くなったら何度でも出来るじゃないかと。
俺は異世界に来て普段の心掛けを忘れてしまっていた。過ぎ去った時間はもう戻ってはこない。後悔先に立たずとは今の状態の事だと項垂れた。
だが、神は俺を見捨てない。
女性は再び寝息を立て始めた。
俺は天に向かって呟いた。
「神様、この奇跡に感謝します」
「なれど今暫くの猶予を下さい」
俺は手を止めて静かに女性を横たえた。
俺は立ち上がりこの空間から外に出てズボンを下げた。
もうカッチカチで臨海寸前。
あんな密室で発射する訳にも行かず外に出れて安堵する。そして手を上下に動かす。
某アニメの必殺技を意識した。
「出力充填120%!」
「発射!!」
溜に溜まったものが勢いよく飛び出してゆく。
「うん、イメージは大事だな」
イメージ通りの出来に満足感を得た。
俺の『スペルマ波動砲』と名付けよう。
ーーーーーーーーー
時間がある時に適当に書いています。
「なろう」にも同じタイトルがあるそうですが、私ではありません。
タイトルは最初はのんびりしたのを書いて見ようと思いつけたんですが。
自分で書いていて、つまらんなあと思いタイトルとは内容が違ってきています。
読んでいて笑える内容にしたいとは思っていますが。表現も語彙力も足りてないので上手く書けないのが現状であります。
0
お気に入りに追加
250
あなたにおすすめの小説
私のお父様とパパ様
棗
ファンタジー
非常に過保護で愛情深い二人の父親から愛される娘メアリー。
婚約者の皇太子と毎月あるお茶会で顔を合わせるも、彼の隣には幼馴染の女性がいて。
大好きなお父様とパパ様がいれば、皇太子との婚約は白紙になっても何も問題はない。
※箱入り娘な主人公と娘溺愛過保護な父親コンビのとある日のお話。
追記(2021/10/7)
お茶会の後を追加します。
更に追記(2022/3/9)
連載として再開します。
妹に傷物と言いふらされ、父に勘当された伯爵令嬢は男子寮の寮母となる~そしたら上位貴族のイケメンに囲まれた!?~
サイコちゃん
恋愛
伯爵令嬢ヴィオレットは魔女の剣によって下腹部に傷を受けた。すると妹ルージュが“姉は子供を産めない体になった”と嘘を言いふらす。その所為でヴィオレットは婚約者から婚約破棄され、父からは娼館行きを言い渡される。あまりの仕打ちに父と妹の秘密を暴露すると、彼女は勘当されてしまう。そしてヴィオレットは母から託された古い屋敷へ行くのだが、そこで出会った美貌の双子からここを男子寮とするように頼まれる。寮母となったヴィオレットが上位貴族の令息達と暮らしていると、ルージュが現れてこう言った。「私のために家柄の良い美青年を集めて下さいましたのね、お姉様?」しかし令息達が性悪妹を歓迎するはずがなかった――
【完結】あなたに知られたくなかった
ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。
5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。
そんなセレナに起きた奇跡とは?
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ボッチはハズレスキル『状態異常倍加』の使い手
Outlook!
ファンタジー
経緯は朝活動始まる一分前、それは突然起こった。床が突如、眩い光が輝き始め、輝きが膨大になった瞬間、俺を含めて30人のクラスメイト達がどこか知らない所に寝かされていた。
俺達はその後、いかにも王様っぽいひとに出会い、「七つの剣を探してほしい」と言われた。皆最初は否定してたが、俺はこの世界に残りたいがために今まで閉じていた口を開いた。
そしてステータスを確認するときに、俺は驚愕する他なかった。
理由は簡単、皆の授かった固有スキルには強スキルがあるのに対して、俺が授かったのはバットスキルにも程がある、状態異常倍加だったからだ。
※不定期更新です。ゆっくりと投稿していこうと思いますので、どうかよろしくお願いします。
カクヨム、小説家になろう、エブリスタにも投稿しています。
悪役令嬢は大好きな絵を描いていたら大変な事になった件について!
naturalsoft
ファンタジー
『※タイトル変更するかも知れません』
シオン・バーニングハート公爵令嬢は、婚約破棄され辺境へと追放される。
そして失意の中、悲壮感漂う雰囲気で馬車で向かって─
「うふふ、計画通りですわ♪」
いなかった。
これは悪役令嬢として目覚めた転生少女が無駄に能天気で、好きな絵を描いていたら周囲がとんでもない事になっていったファンタジー(コメディ)小説である!
最初は幼少期から始まります。婚約破棄は後からの話になります。
婚約破棄されたので王子様を憎むけど息子が可愛すぎて何がいけない?
tartan321
恋愛
「君との婚約を破棄する!!!!」
「ええ、どうぞ。そのかわり、私の大切な子供は引き取りますので……」
子供を溺愛する母親令嬢の物語です。明日に完結します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる