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6 歓迎会。ゲームは無視してここで私は婚約者を見つけますわ。
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もうすぐ生徒会主催の新入生の歓迎会だ。毎年の事らしいが今までのんびりと過ごしていたお坊ちゃま、お嬢様には刺激になる。
第一部は学園内の紹介。各サークルの活動紹介など。(前世の部活紹介だ。)
第二部は学園側の講師陣がいなくなり生徒だけの歓迎会。
立食パーティーでダンスホールの開放があり学年関係なく交流することができる。
学年ごとに決まった色のクラバットやスカーフの制服を身につけているのでそこまで無礼講にはならない。
婚約者がいない者達の出会いの場にもなっているので、婚約者がいる者は婚約者と連れだっている。
まあ、そこに無謀にもアタックしに行く者も後をたたず揉め事が起こらないように監視するために生徒会メンバーは腕章をつけて巡回している。
開会し、皆が落ち着いた頃合いを見て生徒会のメンバーとなっているフローリアは義兄のシュナイザーに手を繋がれ会場内で食事をしている。
今日は一日ずっとシュナイザーが側にいる。
そんなに私って頼りないかなぁ?
婚約者のいないフローリアはシュナイザーに構ってないでこの交流会で婚約者を見つけようとしているのだが、うまくいかない。
自分を見る男性の視線に気付くが横にいるシュナイザーを見て諦めたように他の女性へ視線を向ける。
いやいやいや、シュナイザーは義兄ですから。私には婚約者いないんですからね。手を繋がれているのがダメなのか?大事な出会いが消えていく。
更にフローリアが周りの男性陣に目を向けようとするとシュナイザーに手を引かれて移動させられる。これは故意ではないかと思い、やんわりと断ろうとしたが、生徒会にとって見回りも大事な仕事だ。と言われれば仕方ない。いえ、手を離してくれるだけでも良いのですが。
生徒会の仕事も大事だとはいえ、婚約者のいない私にとってここで婚約者を見つけることもとても大事なことだと私は思う。
「ねえ、お義兄様。他のメンバーもそれぞれ個々で動いてますし、私1人でも大丈夫ですよ。それに生徒会メンバーとはいえ他の方々との交流も必要なのではないでしょうか?」
他の生徒会メンバーを見てもそれぞれ一人で回りその際に周囲の方々と交流している。まあ、ルルシュ兄妹はシスコンブラコン兄妹なのであの二人は除外だ。
「ああ、確かに周りとの交流も必要だね。それじゃ、交流に行こうか?」
と、手を離さずどこかへ連れて行こうとする。
「お義兄様、ですから一人で…」
反論するもやはり手を繋がれたまま連れて行かれたのはシュナイザーの友人のところだ。
「こちらは私の可愛いフローリア。」
と、シスコン丸出しで紹介する。まあ、義兄と一緒なのはいただけないが義兄の友人ならきっと優秀な人だろう。自分一人で相手を見極めるより良いか?と思ったのだが、紹介される方される方皆様婚約者持ち。
確かに優秀な人がそうそう売れ残っているはずないわよね。
むしろ義兄が売れ残っているのがおかしいのよ。
ここは私が素敵な女性を紹介するべきなのかもしれない。誰か周りにいるかしら?と考えて、はっと気づく。これはヒロインがいるから必要ないということなのか?
第一部は学園内の紹介。各サークルの活動紹介など。(前世の部活紹介だ。)
第二部は学園側の講師陣がいなくなり生徒だけの歓迎会。
立食パーティーでダンスホールの開放があり学年関係なく交流することができる。
学年ごとに決まった色のクラバットやスカーフの制服を身につけているのでそこまで無礼講にはならない。
婚約者がいない者達の出会いの場にもなっているので、婚約者がいる者は婚約者と連れだっている。
まあ、そこに無謀にもアタックしに行く者も後をたたず揉め事が起こらないように監視するために生徒会メンバーは腕章をつけて巡回している。
開会し、皆が落ち着いた頃合いを見て生徒会のメンバーとなっているフローリアは義兄のシュナイザーに手を繋がれ会場内で食事をしている。
今日は一日ずっとシュナイザーが側にいる。
そんなに私って頼りないかなぁ?
婚約者のいないフローリアはシュナイザーに構ってないでこの交流会で婚約者を見つけようとしているのだが、うまくいかない。
自分を見る男性の視線に気付くが横にいるシュナイザーを見て諦めたように他の女性へ視線を向ける。
いやいやいや、シュナイザーは義兄ですから。私には婚約者いないんですからね。手を繋がれているのがダメなのか?大事な出会いが消えていく。
更にフローリアが周りの男性陣に目を向けようとするとシュナイザーに手を引かれて移動させられる。これは故意ではないかと思い、やんわりと断ろうとしたが、生徒会にとって見回りも大事な仕事だ。と言われれば仕方ない。いえ、手を離してくれるだけでも良いのですが。
生徒会の仕事も大事だとはいえ、婚約者のいない私にとってここで婚約者を見つけることもとても大事なことだと私は思う。
「ねえ、お義兄様。他のメンバーもそれぞれ個々で動いてますし、私1人でも大丈夫ですよ。それに生徒会メンバーとはいえ他の方々との交流も必要なのではないでしょうか?」
他の生徒会メンバーを見てもそれぞれ一人で回りその際に周囲の方々と交流している。まあ、ルルシュ兄妹はシスコンブラコン兄妹なのであの二人は除外だ。
「ああ、確かに周りとの交流も必要だね。それじゃ、交流に行こうか?」
と、手を離さずどこかへ連れて行こうとする。
「お義兄様、ですから一人で…」
反論するもやはり手を繋がれたまま連れて行かれたのはシュナイザーの友人のところだ。
「こちらは私の可愛いフローリア。」
と、シスコン丸出しで紹介する。まあ、義兄と一緒なのはいただけないが義兄の友人ならきっと優秀な人だろう。自分一人で相手を見極めるより良いか?と思ったのだが、紹介される方される方皆様婚約者持ち。
確かに優秀な人がそうそう売れ残っているはずないわよね。
むしろ義兄が売れ残っているのがおかしいのよ。
ここは私が素敵な女性を紹介するべきなのかもしれない。誰か周りにいるかしら?と考えて、はっと気づく。これはヒロインがいるから必要ないということなのか?
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