【完結】取り違えたのは?
仮面舞踏会でなし崩し的に身体を繋げた想い人は朝、眼が覚めると双子の姉の名前で求婚してきた。
ああ、まただ。
姿形で好意的に声をかけて姉ではないと気づくと掌を返すように離れていく。余りに慣れすぎて傷つく事などなくなっていた。
体型や顔はそっくりだがまとう雰囲気のせいで似ていない双子の姉妹。
姉は溌剌としていながらも淑女の鏡と称され誰もが彼女に恋をする。
だけど、昔些細なことで恋に落ちずっと好きだった。だから貴方に抱かれたのに。
夢のような天国から突然の転落。
もうここにもいられない。だって貴方と姉が仲睦まじく暮らすのなんて見たくない。
ああ、まただ。
姿形で好意的に声をかけて姉ではないと気づくと掌を返すように離れていく。余りに慣れすぎて傷つく事などなくなっていた。
体型や顔はそっくりだがまとう雰囲気のせいで似ていない双子の姉妹。
姉は溌剌としていながらも淑女の鏡と称され誰もが彼女に恋をする。
だけど、昔些細なことで恋に落ちずっと好きだった。だから貴方に抱かれたのに。
夢のような天国から突然の転落。
もうここにもいられない。だって貴方と姉が仲睦まじく暮らすのなんて見たくない。
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せめて抱く前に心を通わせていれば、話も簡単なのに。姉も好きな人と幸せになってほしいですね。
もう一作の方とこちらの作品と、どちらもとても素敵なお話で、楽しく読ませていただきました!
勘違いに起因するすれ違いものって、途中まで切ないながらも安心して読めるところが良いですね(^^)
作者様の作品は描写も丁寧で、「一夜の過ち」が二人の心情的に軽い気持ちではないところが、特に素敵だと感じました。今後の更なる溺愛展開も目に浮かぶようで、理想的な夫婦ですね!
良質な作品をありがとうございました♡
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