汚染の国２ 東の山と赤い実

おおあな地下国の出現東の山の事件２

「穴におちないように気をつけよう。まだ、あめも降らないみたいだ。穴にみずでもたまっていたら

大変困るね。おちてぬかるんだ湖のようだ」

えりええは、東の土地がどんな風に肥えているのか考えているようすでした。とてもふかい湖があり

ます。

「みずたまりにちかづかないようにして、みちをはずれないようにしてすすみましょう」
えうは、いくぶん年のえりええを気遣っていました。


そうしていると、大変不思議な様子でした。


道の周りにある草木の様子がかかわり、たちまち、枯れてふせっていって、その枯れ木がすぐに腐敗

しているようでした。
木もくさもなくなってしまって、それによって木がなぎ倒されてしまい、すぐにぼろぼろになりそう

でした。