汚染の国2 東の山と赤い実

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くすりと衛兵

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ものの中にあるということごとのなかでも、その裏にあることを、どうしても、人は、考えてみると

思いました。
物事によっては、その反対がある。
反対は、もしかしたら自分たちが持っているそのものにあるそのすべてに関係しているのかも知れま

せん。


「ずいぶんと、考えているようですが」


と、部屋にきた衛兵は、言いました。

えりええが、そのようなことについて思っていて、それを、どういうふうにして考えるのか、おもっ

ていて、それをいおうと、思いました。

しかし、その複雑なことがあるとすると、もしも、地上とは別の場所が、同じ場所に同時に存在する

としたら、困る。
それによってもっとたくさんあるもののなかから捜しだしたとしたら、それによって見つかるものが

たくさんあると思いました。


「地下に一度いってみたほうがいいかも知れませんよ。もしも見つかるものがあるとしたら、それは

、多くのものに違いないです」

「地下世界にあるとしたら、帝国にある全体の話と同じだと思いますね。もしかしたら、その地下を

、他の場所にある地下の空間がつなげているのかも知れない」



「大穴が、それにつながるものだとおもっています。市民のひとたちも、そんな風にして多くのこと

を思っているかも知れない」


連日、穴が開いた事件については、今も考えていました。
穴が開いた事件によっておきた帝国府や、帝国都、そのまちまちにあること、また、政体の編成の変

換により起こった事件で第二次帝国によっておきたその事件の多くを思いました。

国の変化が起きたことによって変わったのは、その行進などによって現れるそれぞれのことです。
行進していたのは、新しい帝国、また、帝国によって生まれたものだと思いました。
新生国家の誕生と同時に起きた事件である帝国の様子を見て、その新しい世界と融和して生まれたこ

っか群が、その新しい地上に出没した国の姿だと思いました。

国に誕生した世界の様子で、それが、昔はその二次的なものだと思っていて、それから生まれたもの

としてあったとしたら、それは、帝国都に合った新しい階層の出現で、その中から生まれたものだっ

たと思いました。


もっとも、それによって国が変わったかというとそうではなく、もちろんそれぞれの方法がある。

豊かさとはそのようなもので、豊富にある地下から競りあがったものが出てきて、それによって多く

の価値のあるものが見える。
もちろんその国の姿とは別のものとしてみていて、国の姿をかえることによってできたものごとを変

えて自分によってもできるその背景を見たいと思いました。


「あたらしい国家の出現の後にできた市民の様子をみても同じだと思いましたが、前にいたときの様

子も同じだと思いますね」


衛兵がそのようすについてはなしました。


えりええは、それを聴いてしばらくの間静かに考えている様子です。

しばらく部屋をあるいていましたが、その後、話を始めました。

「やはり、そうだとおもうね。東の山におきた事件は、この国に新しく存在することになった、新し

い地上の出現と関係している。・・・・・・もしかしたら、その地下から浮上したものが、その場所

に出現したのかもしれない。ある気球があらわれたように、ある地下から出た塊がそこから噴出して

、その吹き出し口からでたかのようにして外に飛び出した」


えりええは、その様子を、手まねなどをして、やって見せました。

手まねをしているのは、その地底から出現した気泡のようなものが、その移動をして、それよりうえ

へとせりあがるようすです。

手まねをしているのをみて、えうが見たとおなじようにそれを模倣していました。


「それぞれの様子で、多くの手段があると思うが、一度、東の山にあることを調べてみて、もっとよ

くみてみたほうがいいとおもうね。・・・・・・それぞれの気泡が作ったという物事が、世界や、帝

国の国土を覆っていると思うが、・・・・・・それは、どういう風にしておきたのか、考えたほうが

いいかも知れない」





「東の山には、その新規に出上したものがたくさんあると思いますが、その塊が、それそのものなの

でしょうか?」
ろえううぇ。

「それはわからない。もしかするともっと多くのことのようにも思う。外国からの親交もある。外国

から進出を受けることによって新しいなんらかのエネルギーが出現して、それがかたまりとなってひ

がしのやまに、集まったのかもしれない。・・・・・・ちょうど、したの方向へと比重が落ちてあい

た穴が、ある。星の破壊にあったかも知れないが、それによって出自の大穴は、それぞれ多くのこと

のようにして思うね。もしも、そんなことがあるとしたら、ずいぶんだ」
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