汚染の国２ 赤い実の伝説

赤い薬草の国夜２

富豪の家の人でしょうか？
そのひとりが、列の一人につかまって、そのまま列に加えられて、まるで押しのけるように移動して

いる様子でした。



その後、移動している人影がありましたが、ふごうの家のまえをはなれようとはしないで、なにかの

警備でもしている様子で立ち止まっていました。



家から出た人影がなにをしているのかわかりません。
そのもんの前でまだ、なかからひとがでてくるのをまっている見たいでした。



「こっちだ」


といって、そのとき、後ろからでてきたのは、富豪でした。
富豪が、その様子を見ていると、まるで、不思議な様子をしていて、富豪がどこの家からでてきたの

かわかりませんでした。


どうして出現したのか、家には別の勝手口があってそこからでてきたのかも知れませんでした。


まるで不思議なようです。
そとにいる人影がだれなのかもわからなくて、その後出た人の様子をみることができました。


そとにいる人の列をみて、それによって見えた人影が、その後、もっと多数見えました。



富豪がいったので、そっちに従って、そのあとについていきました。



富豪がたどったのは路地で、その後、別々の寝室に寝ていたえうと出会いました。



であったのはいいのですが、すでに、寝る様子をしているので、その寝方をしていて、まるで、服が

汚れてしまうのを心配するかのように、すそでももって歩いていました。


その後、かどをいくつも曲がって、町のどろみちを進むと、その後、一軒の家にたどり着きました。


中に早速あかりがつくと、その外いる人影を見ることができ、その外にどのようなことがあったのか

わかるみたいでした。


そとから富豪が、ドアをたたきました。
中から薄暗い様子のあかりが移動して、扉がちいさなおとをたててうごいている様子でした。



うごくとがひらくとそのなかから出たいえの人物は富豪を迎え入れました。

富豪は、その後、二人をなかに引き連れるようにして、戸を閉じると、戸が強く閉まって中にすすみ

ました。



部屋のなかは狭く、大変こじんまりとしていました。

まるで不思議な光景だった外の様子とは対象的でした。



外でまちのものにであってしまった。


「家に出現したのはそんな人で、大変だったと思うね。町のものがまた、不思議な様子で現れて困っ

たね」


「まったく、この国はどうなってしまったのだ。・・・・・・」



中にいたのは宿のおかみで、宿を一人でやっているみたいに、みえました。

宿やも多い町でしたが、まちでは富豪のいえにしゅくはくすることをいわれていて、帝国都を出ると

きにそのようにしていました。


そのため富豪の家にとまることになっていましたが、宿のほうが安全だということがわかると、大変

驚きました。



町では暴動がひどく続いている様子でした。


帝国都がひらけてその交通がかいほうされると、いろいろなものが交易されたものをいききすること

がおおくなりました。それとともに、もの以外にさまざまなものがとりひきされていき、ものが外に

出現することが多くなりました。



ものが増えると、大変それに付随する帝国都にある負の部分も移入されて周りの土地にばら撒かれま

した。


町にものが増えると、それがいきわたり、大変な汚濁の原因になりました。

汚濁された町は多く、遠くの帝国の周縁権国々の町にも同じような現象がおきました。



そうしていると大変なことがあります。


宿のひとが、富豪にしたくをして、宿の戸を全部閉めると、それにうちこんでいってきの板でとめて

いきました。


板がしまって窓も、また、ともしまると、それから明かりをうつして暗くすると、そとにひかりがも

れないようにしていきました。


そとから、ひとが歩く音がしていって、それが音がとまると、家の前にとまったようすで、おとがし

ていって、音がとまったりまたなったりしました。



まえにひとがいるか、富豪も、宿のおんなのひともみていって、そのあと、音やひかりがそとから聞

こえなくなると、外から部屋の中にうつって、しばらくいまのような、宿の一階で休憩しました。


宿のなかから出ないので、しばらく休んでお茶などので休んでいましたが、ろえううぇも、えうもつ

かれてきて、富豪もしきりとやすみたいらしくあくびをしていました。


あくびをやめて、しばらくしていると、どうやら外からのおともすくなくなり、町にいた、列は、そ

の後どこかに消えて、帰ったのでしょうか？



そのあとも、しかし、宿をでることがなく、そのままその宿にいました。


宿の二階に移動して、富豪もろえううぇやえうも、部屋の中に移りました。


部屋には人がいない様子でその外から来たのとは反対側の階段をとおって、二階に移動しました。



二階には、数個の部屋があり一人部屋がいくつもあって宿にきた旅人がとまるような仕組みになって

いるみたいでした。



外から来た時間は遅かったですが、そのまた部屋に移って部屋のなかでばらばらになってやすみまし

た。