汚染の国２ 赤い実の伝説

富豪の家のよる２

「野草というと近所にあるものだ」

富豪がいいました。

ろえううぇは、そんな風に思って食べていましたが、不思議と食事をとっても別に同ともしないで、

自分の体になにかたいおんや、汗が増えたりしないようで、普通の草か野菜の自生しているものだと

おもっていました。



ぜんぜん、やくひんに利用されて科学向上などで転用される薬とは異なり、べつのもののようにして

思いましたが、不思議なものだとおもってみていました。




「まあ、この町もまたおなじだ。帝国府の病害と同じでこまっている・・・・・・」





「？」



不思議なことだとおもってみていましたが、富豪は同じように草を運んで、煮たものを、自分のさら

のうえでかわったいろの汁をつけて食べます。



ふしぎなようで、まるで同じものをたべているようで、違うもののように思いました。



「道にはいろいろな危険がつきものだ。もしも通ろうとすると、この国にはもう何もない。もうなに

もうしなうことがあるということになる」


「？」
ろえううぇにはなんのことかよくわかりません。



えうが、わからないように、ふしぎな富豪がとったものとおなじやさいをとってそれをはこんでみて

、たれをつけてみました。さらのうえで、そのいろがかわり、それが色を変えて緑から白いいろの様

子をしているのが不思議でそれをまたたべました。






「みちを通るときに危険があるというのは、どうして自分によってもわかるかということだと思うね

。きみみたいなのが、みちをとおっていたらおかしいだろう？　もしかすると、道を通るときにおき

たのは、そのじけんで、それによっているんだ。・・・・・・道を通るときに必要となるものでは、

特に不思議なことがあると思いましたが、道に道を通る人がいるとすると、どれくらいの人だと思う

ね？　そんな風にいってから、不思議な自分のしていることのようにおもうことができるとすると、

道についていっていたが」



富豪が言いました。





「許可をとるというと、それは大変だということだ」




実に、帝国が嫌いで、その許可が出ない。



もしかすると別の理由があるのかと思いました。





帝国にあったこととして多くのことがありましたが、それによっておきた事件のひとつとしてたぶん

、そのいろいろなことをいっているのだと、思いました。


事件がおきてからというもの、国情は荒れてしまっていて、どのようにして回復したらいいのかわか

らないとおもっていました。