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Story 33
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溶けてしまう。触られているところが、全部、今にもとろとろに溶けてしまいそう。彩は、眉根を寄せてシーツを握る手に力を入れる。
「ぁんっ、あ……んんっ」
指がちゅぷんと中に沈んで膣壁を擦ると、これまでとは違う快感に襲われて背中が弓なりにしなり、指をぎゅうっと食い締めるのが分かった。恥ずかしい。でも、もっとしてほしい。
「はぁ……っ、んぅ、あぁ……っ」
中をかき回されて、蜜口からじゅぷじゅぷと露が飛び散る。体が燃えてしまいそうなほど熱い。呼吸が激しく乱れて、気怠さに身悶える。
――声、出さないようにしなくちゃ。
でも、我慢できない。どうしよう。わたしの声、変なのに……。
彩は、鼻から必死に酸素を吸いながら、声を殺すように唇を噛む。
「彩さん、噛んじゃだめ」
「……あ、でも」
「変じゃないよ、彩さんの声。かわいいから、すごく興奮する」
彩の目尻から、こめかみに向かってほろりと涙が流れた。
「……ほん……と……?」
「うん、本当」
もっと聞かせてよ。仁寿が優しくキスをする。赤く焼けただれた記憶のスクリーンが、バチッと電熱線が切れるような音と共にチカチカと点滅して真っ黒になった。
代わりに目に飛び込んで来たのは、じゃれる仔犬みたいにかわいい仁寿の笑顔と無数の流れ星を束にしたような花火の閃光だ。
こんな幸せ、今までにあったかな。
彩は、多幸感に堰が切れそうになる涙を必死にこらえる。
「挿れてもいい?」
彩が頷くと、仁寿がポケットから避妊具を取り出してバスローブを脱ぎ捨てた。
愛液でぐっしょりと濡れた秘裂に押しつけられた硬い熱塊の先が、肉をえぐるように行ったり来たりする。それが蜜口を擦過するたびに、そこはひくひくと物欲しそうに蜜を垂らした。
「あぁ……んっ……はや、く……ぅ、んんッ」
散々じらされて、彩の腰がくねる。仁寿が、ぐちょぐちょに濡れそぼった秘処に屹立をあてがって体重をかけた。ずぷりと一気に奥まで貫かれて、苦悶の表情を浮かべた彩の白い喉が反り返る。
「あ……、ああ――ッ!」
あまりの気持ちよさに、軽く意識が白んだ。仁寿が、中をなじませるように何度かゆっくりと腰を前後させながら、甘く喘ぐような息を漏らす。彩の肉襞がまとわりつくと、徐々にその動きが速くなった。
「あ……っんんッ……、あっ……んっ、んッ、ぅん……あぁ……んっ」
ぐちゅぐちゅと卑猥な音を響かせながら、奥を突き、淫口に雄茎のくびれを引っ掛けるように腰を引く。ぬるぬると滑るように隘路をかき回れて、頭も体も自分のものではなくなっていくように快楽の波に飲まれる。
「彩さん」
彩の意識が遠のく寸前、仁寿の声がそれを引き止めた。彩に覆いかぶさり、仁寿がシーツと背中の間に腕を入れて、線が細くて柔らかい体を抱きしめる。
大切な宝物を抱きしめるように、優しく、強く――。
「好きだよ」
目を見つめて、仁寿が言う。胸が張り裂けそうなほどの幸福で満たされると、それを伝えたくても言葉にならないのだと知った。
この世の中に、こんなにもわたしに幸せをくれる人がいるかしら。きっと、仁寿さんしかいない。
彩は、しがみつくように仁寿に抱きついた。仁寿が、彩の首元に顔をうずめて抽挿する。腰を打ちつけられるたびに仁寿のざらりとした陰毛がむくれたクリトリスを擦る。
「……ぅあぁ……っん、んんっ、あ……っ……」
お互いの肌を密着させて、お互いの心音を感じると、セックスは愛の行為なのだと実感できる。不眠を解消するための手段なんかじゃない。
彩は、仁寿を抱きしめる腕に力を入れる。奥を何度も突きあげられて、なにかの糸が切れたように体ががくがくと震えた。
「……っ、彩さん」
彩の頬にキスをして、仁寿が体を起こす。
太腿の裏側を押さえつけられて、激しく体を揺さぶられる。彩の蜜孔はじゅぷじゅぷと愛汁を吹きこぼし、中では膣襞がぎゅうっと絞るように仁寿を締めつけた。
「じん……っじゅさ……ん……ああぁあッ!」
背中をしならせて痙攣するように体を震わす彩に、仁寿が楔を打ち続ける。苦しいほどの快楽に溺れて沈んでいくようだった。
短い喘ぎ声が聞こえて、中で仁寿がどくどくと脈打つ。
体の中に二個も三個も心臓があるみたいに、体中から鼓動の音が聞こえる。自分が息をしているのかどうかも分からない。
意識がほわっと浮遊してそれっきり。彩は混沌として、目を閉じたまま気をやってしまった。
◆◇◆
彩がぼんやりと目を開けると、窓から見える景色は一面真っ暗だった。もう花火は終わってしまったのだろう。静かで、なにも聞こえない。
何時なのだろうと時計を探して目を動かす。すると、サイドテーブルにデジタルの時計が置いてあった。
二十三時五十六分。
日付が変わる直前。今日が終わる時刻だ。
起きあがろうとして、背中に仁寿がくっついているのに気づく。さらに、腹部に腕が巻きついていたので、このまま横になっておくことにした。
長距離を移動して、そのあともいろいろとあって疲れているだろうし、明日は研修医会を控えている。大事な休眠を邪魔したくない。
彩は、腹部に巻きついている仁寿の腕をたどって、その先についている左手をそっと握って顔に近づけた。
人体に管を入れたり切ったり、他にも様々な処置や手術をするから、特に外科医はこまめに爪を切る。仁寿の爪も、指先から出ない長さに切りそろえられていた。
――きれいな手だなぁ。
骨格や血管が浮き出ていて、いかにも男性らしい手をしているのに、肌が白くてつるつるしている。最近は男性もスキンケアをすると聞くから、もしかしたら彼もしているのかもしれない。
そうでなければ、頻回の手洗いとアルコール消毒を繰り返す仕事でこんなにきれいな肌は保てないと思う。顔の肌もきれいにしてるもんなぁ、と少しうらやましい気持ちになる。
彩は、もう一度サイドテーブルの時計に目をやった。まもなく、午前零時。日付が変われば、仁寿の誕生日だ。息をひそめて、じっとその時を待つ。
ぱっとデジタルの表示が切り替わり、ゼロが並んだ。
「おめでとうございます、仁寿さん」
彩は、小さな声でつぶやいて仁寿の手にキスをした。仁寿がしてくれたように、薬指に二回そっとくちづける。そして、仁寿の手を布団の中に戻して目を閉じた。
スマートフォンはハンドバッグの中だ。マナーモードにしているから、セットしている目覚ましのアラームも鳴らない。目覚ましがないのは不安だが、あの大きな窓から朝日が差し込めば、嫌でも目が覚めるだろう。
――ああ、このクッションすごく柔らかくて気持ちいい。
リゾートホテルのクッションに頬ずりをすると、すぐ眠気に襲われるから不思議だ。まぶたが重たい。背中にくっついている仁寿の体温の心地よさとセックスの気怠い余韻が相まって、彩はすぅっと眠りに落ちてしまった。
だから気づかなかった。
背後で仁寿が喜びに打ち震え、でも声をかけるにかけられず、目に涙をためて身悶えていたことを――。
「ぁんっ、あ……んんっ」
指がちゅぷんと中に沈んで膣壁を擦ると、これまでとは違う快感に襲われて背中が弓なりにしなり、指をぎゅうっと食い締めるのが分かった。恥ずかしい。でも、もっとしてほしい。
「はぁ……っ、んぅ、あぁ……っ」
中をかき回されて、蜜口からじゅぷじゅぷと露が飛び散る。体が燃えてしまいそうなほど熱い。呼吸が激しく乱れて、気怠さに身悶える。
――声、出さないようにしなくちゃ。
でも、我慢できない。どうしよう。わたしの声、変なのに……。
彩は、鼻から必死に酸素を吸いながら、声を殺すように唇を噛む。
「彩さん、噛んじゃだめ」
「……あ、でも」
「変じゃないよ、彩さんの声。かわいいから、すごく興奮する」
彩の目尻から、こめかみに向かってほろりと涙が流れた。
「……ほん……と……?」
「うん、本当」
もっと聞かせてよ。仁寿が優しくキスをする。赤く焼けただれた記憶のスクリーンが、バチッと電熱線が切れるような音と共にチカチカと点滅して真っ黒になった。
代わりに目に飛び込んで来たのは、じゃれる仔犬みたいにかわいい仁寿の笑顔と無数の流れ星を束にしたような花火の閃光だ。
こんな幸せ、今までにあったかな。
彩は、多幸感に堰が切れそうになる涙を必死にこらえる。
「挿れてもいい?」
彩が頷くと、仁寿がポケットから避妊具を取り出してバスローブを脱ぎ捨てた。
愛液でぐっしょりと濡れた秘裂に押しつけられた硬い熱塊の先が、肉をえぐるように行ったり来たりする。それが蜜口を擦過するたびに、そこはひくひくと物欲しそうに蜜を垂らした。
「あぁ……んっ……はや、く……ぅ、んんッ」
散々じらされて、彩の腰がくねる。仁寿が、ぐちょぐちょに濡れそぼった秘処に屹立をあてがって体重をかけた。ずぷりと一気に奥まで貫かれて、苦悶の表情を浮かべた彩の白い喉が反り返る。
「あ……、ああ――ッ!」
あまりの気持ちよさに、軽く意識が白んだ。仁寿が、中をなじませるように何度かゆっくりと腰を前後させながら、甘く喘ぐような息を漏らす。彩の肉襞がまとわりつくと、徐々にその動きが速くなった。
「あ……っんんッ……、あっ……んっ、んッ、ぅん……あぁ……んっ」
ぐちゅぐちゅと卑猥な音を響かせながら、奥を突き、淫口に雄茎のくびれを引っ掛けるように腰を引く。ぬるぬると滑るように隘路をかき回れて、頭も体も自分のものではなくなっていくように快楽の波に飲まれる。
「彩さん」
彩の意識が遠のく寸前、仁寿の声がそれを引き止めた。彩に覆いかぶさり、仁寿がシーツと背中の間に腕を入れて、線が細くて柔らかい体を抱きしめる。
大切な宝物を抱きしめるように、優しく、強く――。
「好きだよ」
目を見つめて、仁寿が言う。胸が張り裂けそうなほどの幸福で満たされると、それを伝えたくても言葉にならないのだと知った。
この世の中に、こんなにもわたしに幸せをくれる人がいるかしら。きっと、仁寿さんしかいない。
彩は、しがみつくように仁寿に抱きついた。仁寿が、彩の首元に顔をうずめて抽挿する。腰を打ちつけられるたびに仁寿のざらりとした陰毛がむくれたクリトリスを擦る。
「……ぅあぁ……っん、んんっ、あ……っ……」
お互いの肌を密着させて、お互いの心音を感じると、セックスは愛の行為なのだと実感できる。不眠を解消するための手段なんかじゃない。
彩は、仁寿を抱きしめる腕に力を入れる。奥を何度も突きあげられて、なにかの糸が切れたように体ががくがくと震えた。
「……っ、彩さん」
彩の頬にキスをして、仁寿が体を起こす。
太腿の裏側を押さえつけられて、激しく体を揺さぶられる。彩の蜜孔はじゅぷじゅぷと愛汁を吹きこぼし、中では膣襞がぎゅうっと絞るように仁寿を締めつけた。
「じん……っじゅさ……ん……ああぁあッ!」
背中をしならせて痙攣するように体を震わす彩に、仁寿が楔を打ち続ける。苦しいほどの快楽に溺れて沈んでいくようだった。
短い喘ぎ声が聞こえて、中で仁寿がどくどくと脈打つ。
体の中に二個も三個も心臓があるみたいに、体中から鼓動の音が聞こえる。自分が息をしているのかどうかも分からない。
意識がほわっと浮遊してそれっきり。彩は混沌として、目を閉じたまま気をやってしまった。
◆◇◆
彩がぼんやりと目を開けると、窓から見える景色は一面真っ暗だった。もう花火は終わってしまったのだろう。静かで、なにも聞こえない。
何時なのだろうと時計を探して目を動かす。すると、サイドテーブルにデジタルの時計が置いてあった。
二十三時五十六分。
日付が変わる直前。今日が終わる時刻だ。
起きあがろうとして、背中に仁寿がくっついているのに気づく。さらに、腹部に腕が巻きついていたので、このまま横になっておくことにした。
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彩は、腹部に巻きついている仁寿の腕をたどって、その先についている左手をそっと握って顔に近づけた。
人体に管を入れたり切ったり、他にも様々な処置や手術をするから、特に外科医はこまめに爪を切る。仁寿の爪も、指先から出ない長さに切りそろえられていた。
――きれいな手だなぁ。
骨格や血管が浮き出ていて、いかにも男性らしい手をしているのに、肌が白くてつるつるしている。最近は男性もスキンケアをすると聞くから、もしかしたら彼もしているのかもしれない。
そうでなければ、頻回の手洗いとアルコール消毒を繰り返す仕事でこんなにきれいな肌は保てないと思う。顔の肌もきれいにしてるもんなぁ、と少しうらやましい気持ちになる。
彩は、もう一度サイドテーブルの時計に目をやった。まもなく、午前零時。日付が変われば、仁寿の誕生日だ。息をひそめて、じっとその時を待つ。
ぱっとデジタルの表示が切り替わり、ゼロが並んだ。
「おめでとうございます、仁寿さん」
彩は、小さな声でつぶやいて仁寿の手にキスをした。仁寿がしてくれたように、薬指に二回そっとくちづける。そして、仁寿の手を布団の中に戻して目を閉じた。
スマートフォンはハンドバッグの中だ。マナーモードにしているから、セットしている目覚ましのアラームも鳴らない。目覚ましがないのは不安だが、あの大きな窓から朝日が差し込めば、嫌でも目が覚めるだろう。
――ああ、このクッションすごく柔らかくて気持ちいい。
リゾートホテルのクッションに頬ずりをすると、すぐ眠気に襲われるから不思議だ。まぶたが重たい。背中にくっついている仁寿の体温の心地よさとセックスの気怠い余韻が相まって、彩はすぅっと眠りに落ちてしまった。
だから気づかなかった。
背後で仁寿が喜びに打ち震え、でも声をかけるにかけられず、目に涙をためて身悶えていたことを――。
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