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もうなんでもいいです…。
しおりを挟む「そ、そそそこもですか!?」
「何故、敬語になってるんだ。…ここからオレの神気を注ぐ」
「あ、ごめんなさい……そ、注ぐ?」
「ああ。オレの精液だ」
「!?!?!?」
目を白黒させる俺に優しくトウガさんは微笑むとチュ、と唇が合わさるだけのキスをしてきた。
「大丈夫だ。違和感があるかもしれないが、痛みは取り除く」
「だ、大丈夫です…っ…お、俺こんな事初めてなんでわかんないけどっ…トウガさんなら、大丈夫って…わかってるから…ぁあっ!」
「…槇のその素直なところはこの状況において危なっかしいな…可愛すぎて、理性がどこかにいってしまいそうだ」
「はぁっんっ…!ぁ…っ……ひんっ!へ、な…なに、いまのぉっ…だめだめ!とう、がさん!だめぇっ…ああぁぁっんんっ!」
トウガさんを見つめながら必死にそう伝えるとゆっくりとトウガさんの指が入ってきた。
痛みは本当になくてただただ違和感に耐えているとある箇所を指が掠めた瞬間、訳がわからないくらいの快感が俺を襲った。
ダメって言ってるのにトウガさんは手を止めてくれなくてビクビクと体が痙攣する。
気づけば指は3本に増えていてちゅぽんと指が抜かれたかと思うと、またピトッと指とは比べものにならないぐらいの大きさ…熱量のあるものが添えられた。
チラ…と気になって見るとそれはそれはご立派なトウガさんのちんちんで。
「は、はい…入るんですか……?」
「怖がらないでくれ。…ゆっくり、挿れるから」
「は、はい……あ、でも…別に、トウガさんの好きにしていいんですよ…?もう、俺、トウガさんのものみたいな感じだし…っ…んぁぁああ゛あ゛っ!!ひ、ぁ…っ…」
「…すまん。槇がかわいすぎて一瞬己を見失ってしまった…」
「ぁ…ぐ……だ、いじょうぶ……」
俺はお願いを叶えてもらう立場で、トウガさんはそんな俺の願いを叶えてくれるために今こうしている訳だしトウガさんのやりやすいやり方でいいのにと思って告げれば、トウガさんは一気に固いソレを奥まで挿れてきた。
い、息が!!止まって死ぬかと思った……!!
トウガさんはそれから俺が落ち着くまでそのままだった。
「も、動いてだいじょうぶ…ぅうんっ!あっ…ぁ゛っ!ひ、ぁ、ぅっんっんっ!と、がさんっ…とう、がさん…っ…」
「くっ…なん、だ…っ」
「お、おれぇっ…ちゃん、とっ…でき、てますかぁっ…?…あぁんっ!」
「…お前はっ…なんで、そう、いちいちかわいいんだ…っ…」
「かわ…?…ひぁんっ!ちんちんいっしょしちゃ、だめっ…あっイっちゃうっ…ひ、ひっ…!」
「イっていいぞ…」
トウガさんの背中に手をまわして名前を呼ぶ。
もう何が何だかわからないけど、俺はちゃんと出来ているのだろうか。
ただ神気を受け取るだけなのにこんなに気持ちよくていいんだろうか。
何もわからないけど、トウガさんが優しく俺を抱いている事だけはわかる。
ギシギシとベッドが軋む音。
はっはっと荒い息。肌のぶつかり合う音。
そのどれもが俺を追い立てる。
限界が近くなり、トウガさんもラストスパートだとばかりに腰の動きが早くなる。
「あっあっあっ!…イくっ!ッ…イ、くぅっ…!!ぁっ…」
「ぐっ…」
びくびくっと体が跳ね、俺のちんちんから勢いよく精子が飛び出した。
それと同時に後ろを締め付けてしまい、俺の奥に熱いものがびゅーびゅーっと入っていく感覚がした。
ーーそれにさえ気持ちいいと思ってしまう自分がいる。
さらりと大きな手が俺の頭を撫で耳元で「少し、眠れ」と心地よい声が聞こえてきて、俺は怠い体をそのままに眠りについた。
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