可愛いヒナとの日常

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ヒナ13 ガラス張り

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「ヒナ何言ってんの?行かないよ」



海水浴のお誘いをヒナからもらうが




「えっ・・・?」




キョトンと首を傾げる


まさか即答で断られるとは思ってなかったのだろう



観光地に近いショッピングモールにて買い物中に横目に見えた水着売り場を目にしてヒナが珍しくお出かけのお誘いをくれる



「えっと・・じゃあプールは?」




「行かない」




冗談じゃない


ヒナのお誘いならどこでも喜んで行くけど
何でよりによって海かプール?




無理に決まってるだろ



ヒナの水着姿を見る奴がいると思うだけで、そいつを殴りたくなる




「ヒナいい加減にして」



ビクッと怯えるような表情をするヒナ
だけれども今日は優しくしてあげない




「そもそも何?そんなに見られたいわけ?」



理解できないのか不思議そうな顔を向ける



「えっ・・・?」




「ヒナのそのいやらしい身体を見せつけながら感じたいわけ?」




「えっ・・?えっ?」



全然理解できないのか必死で頭を捻る
何の話かもわかっていないのだろう





———くそっ






苛立ちを隠せずにヒナの腕を引き歩き出す

訳ももわからずに僕に手を引かれたまま連れられて





帰り道とは違う方向に歩き出す僕に疑問を口に出せないのか、問い詰める事なく黙って小走りに着いてくる



シティホテルのフロントに入った時には
目を大きく開けて驚き、狼狽えている姿が横目に映る




構わずチェックインしてホテルの中に連れて鍵をかける



「えっ?えっ・・っと」




どうしていいのかわからずにいるヒナに


「入って座れば?」




靴を脱ぎ部屋に入った僕はとりあえず、先ほど買っていた荷物を置く


ちょうど、ヒナがいつ泊まりに来てもいいように家に置いておこうとしていた衣類やら必要用品が入っている



全面ガラス窓で観光地らしく外の景色がよく見えるようになっている



いつか素敵な夜景が見たいと言っていたヒナの夢は思わぬ所で叶うかもしれないが、まだ陽射しも高い昼間だ


ヒナはソロソロと入ってきて、大きな一面のガラス窓の景色を見にし



「わぁっ!すてき・・・っ」



ガラス窓へと手をつき感激の声を漏らしす





「ほらヒナ、今度はあそこに行ってみようか?」



ヒナの立ってる背後に行き軽く腕回し抱きしめる




「うんっ」



明るい声で返事をしキラキラと瞳が輝いているのが見える



「ねぇヒナ今度はどこか旅行にでも行こうか?」



「旅行・・・?」




コテンと首を傾げ僕を振り返り見上げる



「そう温泉とか」



「ほんと?・・・うれしいっ・・!」

笑顔がすごくすごく可愛い



抱きしめていた腕に力を入れヒナの首筋に頭を乗せる




ヒナの香りに癒されてやっと落ち着いてきたが、あんな事を言い出したヒナにお仕置きをしてやらなきゃいけない



「ねっ、ヒナ?海とかプールに行ったら食べられちゃうんだよ?」




また先程の話を持ち出すとビクンと怯えたように身体が揺れる


 
「?・・・サメとかに?」



でっかい害虫に



「そんなに深いところには行けないよっ・・」



くすくす笑うヒナの首元にチュクっと舌を這わす



「・・・ひゃ・・っ」




くすぐったかったのか身体を揺らす



チュクっチュクっとヒナの首筋を味わう様に舌を動かしチュウと吸い上げる



白い綺麗な肌に赤い痕が残る



甘噛みして、また痕を残す




フルフルと震えながら




「やっ・・・っ・・ま・・って・・」





耳まで赤くして動揺する





見下ろせば観光地が一望でき人が沢山いる




「だめ。やめない」





チュウっと音が鳴る様に唇を這わし続けヒナの白い肌を露出していく




「やっ・・・おねが・・っ・・」



フルフルフルフル頭を振り拒絶の意思を示す



シャツを捲り上げフルフル揺れる背中に口付けていく



「やっ・・やだぁ・・みえちゃ・・っ」




泣き出しそうなその声をもっと聞きたくて
ブラのホックを外しプルンと自由になった双丘に手を持っていく




いやいやと駄々を捏ねるヒナに意地悪がしたくなる




「ねぇヒナ、たくさん人がいるね」




「———っっ!!」



ビクンと反応し目を瞑り嫌々をする



「誰かが上を見たら、気付かれちゃうね」




思いの外高い階の為、照り返しもあり余程視力も良く凝視でもしなければ気付かれないが必死なヒナはそんな事には気付かない







見せる訳ないだろう

可愛いヒナを

僕だけのものなのに





そんな事にも気付けないヒナが滑稽で愚かで可愛くてしょうがない



「ほらヒナの感じてる姿を見せてあげるの?」



「やっ・・やだ・・ぁ・・」


両手でクリクリと胸の先端を転がし耳元で囁き



「じゃあ我慢しないとね」




感じてる姿を見せたくないんでしょう?




ねぇヒナ
僕の手に翻弄されて
僕の唇に感じ
僕の指一本でおかしくさせられるんだよ





いい加減気づけばいい

僕がどれだけヒナに執着しているのかを
どれだけ囚われているのかを






「——ひっ・・んっ・・」



行き場のない手がガラス窓に張り付く




胸を肌けさせられ



顔を上気させ
我慢している声が漏れ




もっともっと羞恥に鳴けばいいのに




すっかり尖りきり主張を始めた2つの実を飽きもせずに捏ね回し




片手でスカートのファスナーを下げると





———っ



「やぁ・・・っっ・・・」





スカートは頼りなく足元に落ち




ヒナの下半身を曝け出す



「ほらヒナどうする?」



いやいやしながら背中まで真っ赤に染まり、強く抵抗し僕が塞いでいる腕の中から逃げようと体を捻る




捲り上げていただけのシャツを頭から抜き、肩にかかっていただけのブラを取れば




もうヒナは心細無いショーツだけになる




「やぁ・・・っ・・!おねが・・・っっ」




泣き出し慌てパニックになりながら身体を捩らせるが僕に擦り寄せて誘っている様だ




ウエストに腕を回し顎に手を添え横を向かせてキスをする




力を入れ窓ガラスに手を着き支えているが震えている



「ふっ・・・んんっ・・・んんんっ」



長く長くキスをする



チュクチュクと音をさせ、逃げ惑う舌を必死で追い絡ませる



「んんっ・・ぅ・・っん・・っ・・・」



窓に押し付ける様にヒナの逃げ道を塞ぎ



無毛の為ショーツの上からでも主張を始めたのがよくわかる
その赤くぷっくりとした蕾を指で撫で上げ




意地悪に爪を立ててショーツの上からカリカリと引っ掻いてやると身体が面白いくらいに跳ねる



「んんんっ・・っ・・んんっ」




カリカリ
カリカリ





ビクビク
ビクビク




同じタイミングで揺れるのが面白い




「んんっ・・んんんっ」




カリカリ
カリカリ





悲鳴を漏らさせない様に唇を塞ぎ続け


このまま声を我慢してヒナはイかされるんだよ






カリカリ
カリカリ




苦しそうに眉間に皺を寄せ涙が頬を伝うのを見るとゾクゾクとした気分にさせられる




可愛い可愛いヒナ




僕の指一本でこんなにも狂わせられる






カリカリ
カリカリ





ショーツが湿り色を変える



限界までプックリと尖りきった蕾に今度はショーツの上からでも漏れ出た愛液を伸ばす様に撫でてやる




優しく優しく下から上に




「んんっ・・んんっ・・!!」




明らかに声色が変わる
ヒナは撫でられてイクのが大好きだから




こんなにショーツもビチャビチャにして恥ずかしいねヒナ




撫で撫で


指の腹を使って


撫で撫で




下から上から




撫で撫で




「んんっ・・・んんんんっ・・!!」




ガクガク揺れるヒナ脚の間に自身を割り込ませ閉じさせない




「ん~~っんん~~~っ!!」




声を我慢させながら撫で続ける





「んんっ~~~~~~っ!!!!」





ガクガクと崩れ落ちそうなヒナを支え
その隙にショーツを下ろし




真っ赤になって


はぁはぁと窓ガラスに顔を付け
口から涎を垂らし
虚な瞳を向け


愛液が糸を引くヒナが

卑猥で

僕は思わず口角が上がってしまう




「ほらヒナ、ちゃんと立って」




悲壮感漂う瞳が揺れ




「やっ・・もっ・・やめ・・っ」




「だめ。やめない」



ピシャリと言い放ち
ヒナの瞳が揺れる

「———っ」




「感じている淫乱なヒナを皆んなにも観てもらおう?」





「やっ・・・ね・・がっ・・」




絶頂の余韻でピクンピクンと動くクリトリスがとてもいじらしい




待ち侘びているであろう蕾に今度は直で撫であげる



「ああああっ・・ごめ・・な・・さぁ・・」





くりゅん
くりゅん




潰す様に少し強めに擦ってやる





「あああっ!!つよっ・・・つよ・・のっ・・・」




「ヒーナ。何がごめんなさいなの?」




くりゅん
くりゅん





「やぁぁ・・・わか・・なっ・・ごめっな・・さぁ・・・・ぁっ」





くりゅん
くりゅん





「ヒナ。ちゃんと答えて?」




「ああっ・・ああっ・・わ・っ・・わかっ・なぃぃ・・・っ」




キュッと摘んでやる




「きゃぁぁぁっっ・・!!ごめ・・なさっ・・ぁっ」




キュッ
キュッ




「やぁ・・やぁぁ・・・っ・・・!!」





無惨に摘まれコリュんと転がされ
可愛い小さな蕾はそれでも健気に固くする




ブルブルと震え




「知りたい?ヒナ?」





「ああっ・・・!あああっ・・・!!」






なでなで


こりゅん
こりゅん





「やっ・・・もっ・・・だめぇ・・ぇぇ・・・!!!」





なでなで
なでなで
なでなで






『それはねヒナが可愛いのがいけないんだよ』




もう聴こえないであろうヒナにそっと囁き、まだ許さないよと腰を高く上げさせ




背ろから突き上げる



唯一の支えのガラス窓はヒナの髪の毛も張り付き
胸を圧迫し



涙が跳ねている




「ああん・・っ・・ああ・・っんん・・あああ・・っっ!」





ぱんぱんぱんぱんっ




「ああっ・・!!・・あああっ・・ん・・」




「ほら気持ちいいねヒナ」





ぱんぱんぱんぱんっ





「やっ・・ああんっ・・やぁ・・っっ!」





耳元で囁くだけでキュウキュウして僕を誘う




「もっ・・ああっ・・もっ・・むり・・ぃ・・」






ぱんぱんぱんぱんっ






「イッ・ちゃ・・ああっ・・・やぁぁぁ・・・っ!!!」






ビクンビンビクンと痙攣し




崩れ落ちるヒナを支え
最後まで打ちつけるように




力が抜けて頭を床に付けお尻だけを高く持ち上げられ喘ぐヒナに深く深くストロークを繰り返して



「ああっ!!・・やぁぁ・・あああっ」




ひたすら鳴き声を上げさせ




「あああ・・っ・・もっ・・・む・・・りぃぃぃ」




赤く腫れ上がったクリトリスを捏ね回すと






「やぁぁぁぁ・・・・・っっっ!」




締め付けが激しくなり僕が導かれてしまった





全身を震わせブルブルとブルブルとまだ痙攣して脱力しているヒナにキスを落としベットに運んでやる





すっかり薄暗くなった景色を横目に







ベタベタになってしまった窓と床を見てため息をつきながら、思わず顔がニヤけてしまう









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