可愛いヒナとの日常

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ヒナ9 懇願 sideヒナ③

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「ほらヒーナ」



今日はいつのも週末


すっかり週末のお馴染みになってしまった彼の部屋のお泊まり


最近は私の物も彼の部屋に増え、何だか恥ずかしいような嬉しいような気持ちになる




でもでも、そうじゃなくて




さっ、最近彼といるとそのっ


エッエッチが激しすぎて困っているの


だんだん、かっ過激な感じになってるんじゃないかと不安で


なのに



いやって言うのに強引に進められちゃってっ


いっつも最後はよくわからなくなっちゃうの



も、もう、どうしたらいいの?






「ほらヒナどうしたの?」



「・・・っっ!」



彼から呼ばれるだけで、身体が熱くなっちゃうっ



「なっ・・・でも・・なぃ・・っ」



ふるふると頭を振り煩悩を追い出そうとする



だってだって、彼の低い声が耳から離れないの


今すぐ手で耳を押さえて蹲りたい


「何かヒナ今日変だから、抱っこだけして寝ようか」




「うんっ・・・」



抱っこして眠りたい


彼の腕の中は何であんなに安心するんだろう


ふわふわ心地よくて手放したくなくて、ずっと抱きしめててもらいたくなるの



こんなの重いのかな?
どうしよう


甘え過ぎてるのかな?



彼にだけ抱くこの感情が私を支配する

どんどん欲張りになっていってるのに止められないっ



彼の腕の中にスッポリとおさまり彼の香りを堪能してしまう


ちょっ・・・もしかして私は変態だったのかもっ!


いつも彼の香りを嗅いでしまうっ


だけど、大好きな香りと腕に包まれて幸せでしょうがない



スリスリと彼の胸元に顔を寄せる




「うーんヒナ、これじゃあくすぐったいよ」



なでなでと髪の毛を撫でてくれていた彼の苦笑いが見え



ハッと状況に気付き
「ごっ、ごめんなさいっ」



恥ずかしいっ
パッと少し離れ距離を空ける



「うーん?全然大丈夫なんだけど、今日はこっちがいいかなぁ?」




くるんと返され後ろから抱きしめられる



「———っ!」



こっ、これはこれで何だか気恥ずかしい



後ろからぎゅうぎゅうと抱きしめられ
ドキドキが止まらない




彼が私の頭にチュッとキスをする



ピクンと身体が反応してしまうのが凄く恥ずかしい
 


チュッチュッとされる度にドキドキが強くなってしまう




もうっもうっ落ち着かないよぉっ



スリっ




「ひゃ・・・ぁ?」



ビクンと大きく揺らしてしまうっ




スリスリスリ




「っ・・・きょ・・っは何にもしないって・・・」


言ったのにぃ



スリスリと私の胸をパジャマの上から摩ってくる



「うーん?ちょっとだけ」


このパジャマはサクランボの可愛い絵が気に入り一目惚れでして直ぐに購入した最近のお気に入りだった



でもでもこのパジャマサテン生地でツルツルしてて


ちょっ、この上から撫でられると



ゾワゾワが止まらないっっ



「ふ~~にゃ・・・ぁ・・・あっ」


思わず変な声が出てしまい
慌てて口を押さえる


ナイトブラがちょっと窮屈で付けてなかったのがいけないのっ???



「大丈夫だよヒナ。今日は挿入しないから」



やぁぁぁん


何が大丈夫なのっ?それっ



スリスリスリスリ




「~~~っ・・・!!!」


ふぁぁぁぁん

やだっこれ



「ヒナも服の上からだと感じないでしょ?」



スリスリスリスリ





「・・・っ・・・!!」




えっ?

そっ、そうだよね?


直に触られてるわけじゃないのに、こんな風に反応しちゃうの変だよねっ




「~~~っ・・ぅ・・」



ああっでもでも
これ耐えられないのっ




ゾワゾワが止まらないっ






———カリッ





「ひんっ・・・」


爪を立てて撫でられると

ビクンと身体が勝手に跳ねてしまう



「~~~っ・!!!」




ああっ、これいやぁあ・・・・





カリカリカリ




両方の胸の先端をカリカリカリカリと引っ掻かかれ




声が漏れそうになる



「っ・・・ふ・・・っ・・んっっ」




必死で快感を逃がそうとするが、身体が跳ねるのが止められないっ





カリカリカリカリ




あああっ!もうこれ、いやぁっ




いつの間にか硬く尖り自分の居場所を主張しているそこからジンジンとした甘い感覚が広がる




身体を逸らそうと動いたら




「ほらヒナ、寝にくいよ?」
じっとして
 


腕の力を強められ
抜け出せなくなってしまう




カリカリカリカリ



ああっああっ


これ!やだぁっ




ぷるぷると力が入り我慢している私の頭にキスを降らす彼



もっもう

これだめっ




「ひゃああっ・・・っ!!」




彼の指の動きが変わる



親指と中指で摘まれ先端を人差し指でまたカリカリと引っ掛かれると




「やぁぁ・・っ!・・だ・・めぇ」



ぶんぶんと頭を振って駄目だと意思表示をするが




「ほらヒーナ、じっとして?眠れないでしょ?」




あああああっ
むりっ

無理なのこれ




耐えられず彼の腕を掴むのに、ちっとも動きは止まってくれないっ




「これ・・・やぁ・・・っ・・」



遂に本音を伝えるが




聞こえてないのか




カリカリ
カリカリ





ちっとも止まってくれないっ




ビクビク身体が跳ねるのが止まらないっ
じっとしていられないっ




「やぁぁぁ・・・んっ・・・」



熱い
身体が熱い




快感が身体中を駆け巡るのに行き場がなくてどんどん溜まっていく



無意識に脚を擦り合わせてしまう



いや、止められない
ビクビク動く身体も
脚が勝手に動いてしまうのも




カリカリ
カリカリ





「・・・っ・・や・・ぁ・・」




もっ辛いっ
「やっ・・いや・・っ」




「ん~?ヒナの胸気持ちいいんだもん。いい夢が見れそうで」




カリカリ
カリカリ




あああっいやっ


だめっ

身体が熱いっ




「やぁっ・・・も・・っ・・むりぃ・・・」



もう無理もう無理



「つら・・ぃのぉ・・・っ・・」



辛いの
出口のない熱が



もう無理なの
我慢できないのっ



「ん~?そんなにヒナが辛いなら止めようか」



急に何の刺激も無くなった身体が悲鳴を上げる




えっ?
いやっ!
違うの!




そうじゃなくて




「~~~~っ」

刺激が止んだことが辛い




この身体中を駆け巡る熱を持て余した状態で苦しくて助けて欲しくて



「ふっ・・ぅ・・つら・・・のぉ」




涙が流れる



「うん、だからゆっくり休んで?」



いやっっ



違うのっ

もうっ
そうじゃなくて



「~~~お願っ・・・つらぃの」



「何が辛いの?ヒナ」



耳元でで囁かれ
もうどうにもならない身体が喜ぶ



耳に息がかかり



もうゾクゾクゾクゾクが止まらないのに



「ああっ・・・むね・・がっ・・・」

熱くて




「胸?どこ?」



また先端をカリカリとされ



「やぁぁぁ・・・っ」



ちがうの
違うの



もうそこだけじゃ嫌なのに



「ちがっ・・・もっ・・むね・・だけじゃ・・・つら・・のぉ・・・」




くにっ
くにっ


と転がされ




ああっああっっと




違う違うと頭を振るのに




「ちゃんと言わなきゃわからないよ?」




カリカリ
くにゅくにゅ



「おねが・・・っ・・・した・・も・・・さわ・・・っ」





あああっもう胸だけじゃ嫌ぁぁぁ




「下?下ってどこを?」



「ヒナのっ・・・っ」

大事なところ



お願い
辛いの




「ヒナのどこ?」

~~~~~っ!!




カリカリ
カリカリ
カリカリ





一番駄目なやり方で触られる




「ほらヒナなんて言うの?」
耳元で意地悪に囁かれ


「ほら大事な場所の名前は?」





~~~~っ




もう涙で前が見えないのにっっ



「ヒナのクリ・・ト・・リスっ」



もう穴があったら入りたい
もう嫌



羞恥に壊れてしまいそうっ




「よく言えたね」




————!!





「ご褒美だよヒナ」





「あああああああっ・・・」
待ち侘びた刺激をやっともらえ



身体中に電気が走ったみたいに
歓喜に震えて



快感に身を焦がす




「ふっ・・お漏らししたみたいにグチャグチャだよ」






冷静に私の状況を指摘され


恥ずかしいのに、気持ちがいいのが止まらない



「ほら、ヌルヌル気持ちいいの?」



「ああっ・・・ぬ・・るぬ・・きもち・・っ・ぃっ」




気持ちいいっ
気持ちいいのぉっ




「あっ・・・んんっ・・っ」



顔を横に向けさせられ



彼に舌を絡められ




「————っっっ—!!」



声も出せずにイかされ


そのまま指が

ドロっドロに溶かされた秘所に入り





「———っ——っ———つ!!」




弱いところを擦り上げられ



胸の先端は散々いじめられたせいで、熱を持ち



何もしていなくてもジンジンして



熱に浮かされた頭ではまともな思考も働かず



ただただ快楽に身を委ねてしまう
 


脚が勝手にガクガク震え
目の前がチカチカ白くなり



一気に快感を弾け出そうとしたその時に



「———っあああっ!!・・いやぁ・・なん・・でぇ・・・っっ」


抜けてしまった指を追いかけるように腰が揺れるのに


急に行き場を無くした快感だけが身体中を駆け巡る



「いやぁ・・・やぁ・・・おねがっ・・・」



なんでっ
辛い
辛いのに



もう少しだったのにっ



「ほらヒーナ、なんて言うの?」



優しく微笑みかけられ
チュッとキスをされるが



「やっ・・やっ!」


どうしてやめてしまうの?

恨めしく思ってしまう




「ほーら、ここに何が欲しいの?」




入り口をクチュ・・・と指先で擽ぐられ




ああっ
ああっ



もっと




「ほしっ・・・の・・っ・・・」

お願い




「どうしてほしいのか言ってごらん?」



お願い



「おねがっ・・・っもう・・・いれてぇ・・・っ・・!!!」






グチュン




「ああああああっ!!!」



「ほらヒナの欲しかったのだよ?」




「あああっ・・・っ・・きも・・・ち・・ぃ」


脚を高く掲げられ
彼の肩に乗るような形にされながら
奥を突かれ




「ああっ・・!ああっ・・・っ!!」




目の前が白くチカチカし始めて




「———イっ・・・ちゃ・・・・・あああっ」




ああああっ




ズンズンズンズンと突き上げが止まらず




「やぁ・・・も・・イったのにぃ・・・っ」




駆け巡る快感が止まらない


「もっ・・・つかな・・でぇ・・」

やぁぁぁぁぁ





「もっ・・・むりぃ・・・やぁ・・・あっ」




もう子宮もキュウキュウしっぱなしで



「ほらヒナいっぱい気持ち良くなりな?」



パァンパァンと打ち付けられ




「———ひっ・・・やぁぁぁぉぁぁ
っ・・・・!!!」









目の前が真っ暗になる















————————






差し込む陽射しが眩しくて
目を覚ましたが全身が鈍く痛く重怠い


ハッと昨日の醜態を思い出し




ああああっ
どうしようっ
やっぱり私変態かもっっ



頭を抱えたくなった

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